第22回「新城薪能」は無事終わりました！

私がはじめて「新城薪能」にお手伝いに伺ったのは～
第２回からですから、もう２０年勤めたことになります。
私、３５歳でした。

当初は文化ホールの前の広場で屋外薪能でしたが、
近年は大ホールの中で、舞台を作り、薪も燃やします。
（実際に火は灯しません）



この「新城薪能」は地謡後列以外はすべて素人が演じる珍しい薪能。
当然、入場無料です。

披露する芸は未熟で、拙いものも多々ございますが、
皆一生懸命に精一杯勤めてくださるのが嬉しいです。

若い力もあります！
小学生から高校生まで学生さん達も、日頃のお稽古の成果を発揮するために
参加してくれます。


出番前にこども達と記念撮影しました。



私の前の３人は身長がやや短めですが・・・高校３年生です。
今泉尚美さん（前から３番目）は小学１年生からはじめられたベテランちゃんです。

親から

「高校まではやって頂戴！」

自分で

「高校までやるわ！」

いずれなのか私はわかりませんが・・・・
長期間、お稽古して下さいました。
長い付き合いです。

それが・・・・


今回で一応、一区切り。
一時、お休みなるそうです。

是非、近い将来の彼らの復活があることを願っています。



今回、初能経験のワキとワキツレの長田さんと渡辺さん
大人も若い方へと継承されいきます。


継続は力なり

続けることって、たいへん難しいことですね

この薪能も新城市からの援助がなくならないように祈っています。
幸い、新城市長さんが、薪能のような伝統芸能を守ることの大事さを
ごあいさつで述べられていたので、安心しました。