「なんとのう ええ 慶次郎雑談」片山慶次郎著が出版されたので読んだ。
これはお薦め！
皆さん、アマゾンで買いましょう！と言いたいが～～
現在登録出来ていないので、お急ぎの方はお近くの書店、いやもしかすると売っていなかもしれないので能楽専門店「能楽書林」（０３－３２６４－０８４６）や「檜書店」、「わんや」でお求めいただきたい！
￥２５００は高くないですよ。
内容は片山家のこと、京都観世流の歴史や宗家のこと、芸のことなどいろいろ盛り沢山で面白く勉強になる。
なにしろ文才に恵まれている方なので羨ましい。
父・菊生も文才があるが、慶次郎氏のはまさにお玄人の代物だ。
実は私が、阿吽や粟谷能の会ホームページに書くようになったのは銕仙会の笠井賢一さんのお陰だ。
「これからの能楽師は舞えて、謡えて、そして書けなきゃだめ！」
と言われ最初は～～～
「ふん！ 舞台は花火よ～ 垂れ流しでいいのよ～！」
なんて生意気を言っていたが、ある時片山慶次郎氏の題名はうる覚えであるが、お父様の博通先生のことを書かれた文章であったかな？
確か～「もう父のことを書くのはよそう～～～」とあったように覚えているのだが～～
曖昧で申し訳ないが、その文章の訴えの強さは衝撃的で感動した。
後日、笠井氏に「私もこのように書けるようになりたい！」
と言うと、
「あなたはあなたらしいものが書ければいいから～、とにかく書きなさい！ 寿夫さんは舞えて、謡えて、そして書けた人だよ」と～～～
私が書くことを始めるきっかけ・出発点は片山氏の文章と出会ったからなのだ。
今日は本の紹介だけにしておくが、いつか書かれているテーマを取り上げ皆さんと共に語りたいと思っている。
現在の阿吽希望者数
大手ゼネコンの弟子１５名に強制販売したとして～～
２７冊
