昨日は稽古能がありました。これからの喜多流を背負う若者達が、三役をお招きして能や舞囃子を勤める修練の場の一つです。
それぞれ勤めた後に、先生や先輩から間違いを指摘され、より良くなるためのご注意を受けます。要するに、叱られるのです。
叱るのは、将来よい能楽師になってほしい、仲間となり戦力になってほしい、そんな期待が込められています。つまり「叱られる」のは、ダメだからではなく期待感からです。
一方、「え? おかしいなあ~」と思っても「叱らない」こともあります。その時、こどもの頃遊んだ「鬼ごっこ」を思い出します。
あまりに幼い子を「オミソ」と呼んで、捕まっても鬼にはさせませんでした。「叱らない」は、まだオミソ扱いです。だから、早く叱ってもらえるようになることです。
若い時には判らなかった此の事が、教える立場になりようやく判るようになりました。私、まだまだ修行中の身です。
仕舞と謡曲を学ぶお稽古事で粟谷明生に叱られる・・・
そんな体験も面白く、貴重ではないでしょうか?と妙なお誘いになってしまいましたが、5月からはじまる、「粟谷明生の能楽教室・入門編」への皆様のご参加登録をお待ちしております。
(お申し込み先)
粟谷明生事務所 akio@awaya-noh.com
文責 粟谷明生
それぞれ勤めた後に、先生や先輩から間違いを指摘され、より良くなるためのご注意を受けます。要するに、叱られるのです。
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一方、「え? おかしいなあ~」と思っても「叱らない」こともあります。その時、こどもの頃遊んだ「鬼ごっこ」を思い出します。
あまりに幼い子を「オミソ」と呼んで、捕まっても鬼にはさせませんでした。「叱らない」は、まだオミソ扱いです。だから、早く叱ってもらえるようになることです。
若い時には判らなかった此の事が、教える立場になりようやく判るようになりました。私、まだまだ修行中の身です。
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文責 粟谷明生