おもて工房「幻」能面展に行って来ました！

第一回から伺っている「幻」の能面展は第五回目を迎えました。
主宰されている石原良子氏と１１名の出品者の皆様に、日頃のご精進にエールを送らせていただきます。



毎回、どんな面があるのかな？
と期待して楽しみにして伺っていますが、昨日は驚きました。


展示会場に入った瞬間になにかスゴイ空気を感じたのです。

「なんだろう？」

すっと四方を見廻すと出展されているすべての面から不思議なエネルギーが発散されています。

生意気を言って申し訳ございませんが、失礼ながら以前より格段に皆様の腕が上がってお上手になられたと、感じました。

私の能面展の見方は、

まずは、す～～っと軽く時間をかけずに拝見して、

そのあとで気になった面から順番に再度時間をかけて近くで見たり、遠くから眺めたりして、拝見します。

拝見していると、面が「もっと見てよ」と言ってくるのがあります。

今回はそれがたくさんありましたが、特に私の耳元で「もうちょっと見ていきなさいよ」と
ささやいたのが「老女」です。



作者の村岡良子氏は、な、なんと２６歳、打ち始めてまだ一、二年だそうです。
すごいです。これからがとても楽しみな方なので、完全な依怙贔屓でご紹介しちゃいました。他の出品者の皆様、お許し下さい。

ここに投稿した写真は私が一応どうにか撮れた数点です。
是非、本物をご覧頂ければとご紹介します。

石原良子氏打　小面（左）と鼻瘤悪尉


石原良子氏打　小面近影


佐藤　誠氏打　頼政


土屋宏夫氏打　泣増


村岡良子氏打　老女


まだまだありますが、ここまでにして最後は皆さんとの記念撮影です。



幻のメンバーご紹介します。
左から敬称略、奥津健太郎、秋田邦生、石原良子、周重雷、嶋田和則、粟谷明生、村岡良子、関根節子、土屋宏夫、佐藤　誠、

さて、６時に終えて、打上会場にゲストとしてお招きを受けて蕎麦屋で乾杯！

話が盛り上がって来たところに、夕方行き違いになってお会い出来なかった、写真家の藤森武さん（右端）と自宅の工事をして下さったご近所付き合いの和田さんがいらして、更に一段とヒートアップ！


先日、個展をされた嶋田さんと撮影をされた藤森さんのツーショット
藤森さんは土門拳の二番目お弟子さんだそうです。（一番目は牛尾さんだそうです）
さて、そんなすごいプロのカメラマンを前にして撮影するのは超緊張もんでしたが・・・。
まあ、ド素人はこんなもんです、お許し下さい。



２４日まで展示しておりますので、ご覧下さい。




とまあ、楽しい一日でした。
本当は、その後３名で二次会もやってしまい・・・・

今日は祭日だというのに、暇してまして、だらだら、とこの投稿と演能レポート『景清』を書き上げました。

近日中に粟谷能の会ホームページで演能レポートはご覧頂けると思います。