いや、完全な終息は、どうも見えて来そうにありません。
で、あれば終息しなくても、もう我々能楽師と能鑑賞者の皆様も、過敏に怯えず、元のような演能と鑑賞に戻してみてはどうでしょうか?
先ずは観客席。
能は静かに喋らず、ご覧になるものです。
マスクをして観ていただければ、感染のリスクはとても低いです。
先日、オーケストラの演奏をマスクをして無言で鑑賞した場合は飛沫ゼロ、という実験データが発表されました。まあ、改めて考えてみると、当たり前、当然の事なのですが、しかし、今でも
「観客席を半分潰して感染防止のためソーシャルディスタンス!」
と、アナウンスしています。
これって可笑しいですよね?
意味が無く、間違っていませんか?
に、「そうです!」が実証されたのです。
演者側も細心(最新)の注意を払って、しっかり実態を見据えながら、これからは与えられたガイドラインを鵜呑みにせずに、自分達でベストを考え、自分の生活は自分で守る、その意識を取り戻さなければ!
と、思って書いてしまいました。