昨日は仙台で「みちのく明生会」の稽古をしてきた
うれしいことに新一年生の女子が見学に来てくれた。
これが凄い!
長時間背筋ビシッと正座して見学していても、すこしも足を崩さない。
平気な顔をしている。
「いたいでしょ?しびれたよね?」の私の声に
「いいえ」
だって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!私、驚き。
「ちょっと一緒に謡ってごらん」に
「嬉しやさては天上に帰らんことをえたり~~~」と一緒になって謡っちゃう。
うお~~~
上級生諸君、まずいぞ!気合い入れないとすぐに抜かれるかもよ~~ん!
入ってほしいな~~あの子。
あ~~~でも私があまり期待すると裏目にでることがある~~
みちのく明生会は社会人と東北大学の学生の気持ちが一つになっていてよい雰囲気で稽古している。
学生は社会人に甘えながらも若いエネルギーを発散して社会人に刺激を与えている、
社会人はそれに応え、不平を言わずに暖かく見守る。
誠にバランスがよくていい。
その秘訣はなんだろう?
学生との橋渡し役がいいからだ。
私はただ教えるだけだが、私の見えないところで学生たちを見守ってくれているサポート役の方のお陰だ。
父が指導する大阪大学喜多会は毎年自演会を催しているが、ここのサポート役は長い歴史から生まれた多くのOBたちだ。
なんでもそうですね~~~
サポートし、サブの立場というのが大事だ。
私はいつか「セカンドマン」という題で何か書きたいと思っている。
歴史にひっそりと名を残してきたセカンドマンたち、
そこからいろいろなものを学んでいるのだ。