研究公演の『檜垣』

早いもので、もう１１月も、あと７日間しかない
１１月３０日は『檜垣』の申合、
本番は１２月２日（木）１８時から国立能楽堂です。


先日、シテの友枝昭世師と粟谷能夫氏と私の三者で
『檜垣』を勤めるにあたって会談をしてきました。

で～～
昔、梅若何某さんの『檜垣』は二時間半もかかったとか。

うわ～～
長いよ、

そこで、三者の方針。

老女物だから、と言って、ただただ大事にゆっくり、
スローにやればいい！というのは、やめよう～！
となりました、これ結論。

下申合の１時間４０分は～あまりに長すぎた
あれに、脇の名乗りや、間語りが入ったら、どうなるの～～？

ですから、丁寧に謡いますが、
でも馬鹿が付かない程度に、やや軽やかな感じもあって
謡いましょう！と、なりました。

さあ、そう出来るかな？

さて、お弟子様が『檜垣』の謡蹟探訪して来られて
写真を提供して下さいましたので、ご紹介します。

蓮台寺にある檜垣の嫗は、こんなお顔、



おいおいこれって美人？

水を汲んだ井戸がこれらしいが～～



本当かな～～？


私の想像する、嫗が釣瓶の掛け縄で水を汲んだところは～～

白河のそばの～～

まだ確かなこと言えないから、ここまで

研究公演のチケットはＤ席はまだまだ
ありますので、ご覧になりたい方はこちらから

または、
akio@awaya-noh.comでも承ります。

今回の『檜垣』は裃を脱いで、ザックバランにやりたいな～
だから、本当に裃も着用しませんよ


＠＠＠＠　粟谷明生活動予定　＠＠＠＠

１２月２日（木）１８時～
粟谷能の会研究公演　仕舞　『忠度』　シテ　粟谷明生
能　檜垣　地頭　粟谷能夫　地謡　粟谷明生

１２月１９日（日）１２時～
喜多流自主公演　　　能　　『鉢木』　シテ　粟谷明生
喜多能楽堂

２３年

２月２０日（日）
式能　　　　　　　能『鞍馬天狗』白頭　シテ　粟谷明生
国立能楽堂

３月６日（日）
粟谷能の会　　　能『鸚鵡小町』　シテ　粟谷能夫　能『一角仙人』　シテ　粟谷明生
国立能楽堂

４月１６日（土）
厳島神社御神能初日　能『翁・養老』シテ粟谷明生　ツレ佐藤　陽
神社能舞台

４月１８日（月）
厳島神社御神能三日目　能『花月』粟谷尚生　能『猩々』シテ佐藤　陽　
神社能舞台

５月２９日（日）
いわき能　　　　能　『葵上』　シテ　粟谷明生　ツレ　粟谷尚生
アリオス能舞台

６月２６日（日）
喜多流自主公演　能　『昭君』　シテ　粟谷明生
喜多能楽堂