あす6月18日は日立で能のお話をしなくてはいけない。
9月2日のひたち能と狂言の公演についてのお話を1時間半もしなくてはいけない。
それなのに、何も準備していない!
どうしよう~~~何を話せばいいのか~~
心は焦っているのだが、どうしたものか一向に体と心が動こうとしない。
あ~と、悩んでいるといい本があったので、これを持参してどうにか凌ごうと思う。
それは
「古典芸能楽々読本 改訂版 はじめての歌舞伎・文楽・能・狂言」
井上由理子著だ。
お値段は¥1500に消費税がつく。
気をつけてほしい、改訂版でなければいけない。
歌舞伎と文楽と能・狂言と分かれていて、能の部分が判りやすく書かれている。
お薦めだ。
今日はこれから横浜能楽堂で友枝昭世師の『井筒』を父と謡う。
帰りは~~父と直会を?しなくてはいけないので御神酒が入っちゃう。
と言うことは、横浜に行くまでと日立に行くまでが勝負ということ?
あ~~失敗、はちゃめちゃになりそうな予感!
それでも燃えないのはなぜだろうか~~
恋人同士というのが定説だけど~
はたして???
そういえば、花月のアイは
今日の井筒のアイと同じ方なんですね。
扇丞君は着実に進歩しているが今日のアイはいただけない。語りはいいのだが、名乗りがシテみたい!アイらしくないのだ!
宝生 閑先生が注意されてたみたい。
人間注意されるうちが華、そのうち誰も言わなくなるから~~~
阿~~~~恐ろしい時代だ
昨日は特に、あまりにも間延びしすぎていて、
「名~~づ~~け~~も~~う~~し~~」
と伸ばすたびに前の席のおばさん二人の頭がそれに合わせてコックリコックリと揺れていました。
柿原さんもときどきのびをなさって、どうにかしてくれというふうに見えたのですが、気のせいでしょうか。
井筒のアイ重かったですね~
初恋・幼な恋を語る清涼感が
もう少しあっても良かったかな~と・・・
現在の名狂言方の一人が、
若い頃、名シテ方の花月のアイを勤めて
大変勉強になった、と書いているのを
どこかで読んだような。
ひたちの花月が
扇丞さんにもそういう機会になると良いですね。