能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

無事、盛会に終了しました

2008-03-03 09:10:08 | 粟谷明生の日常
昨日の粟谷能の会は無事、盛会に終わりました。
ご来場頂きました皆様、有難うございました。
また秋の10月の粟谷能の会へのご来場お待ちしております。

一晩経ち、いま私の身体はくたびれていますが、
心地よい疲労感でもあります。
遣り甲斐のある『邯鄲』を楽しんじゃいました!!
え~~
これ表向きのメッセージ

本当は~~~
あ~~~
起きても、なにかすっきりしないな~~~
気分が悪い、

なんで?
飲み過ぎですわ~~~

『邯鄲』が終わっても廬生気分で
「寿命は千代ぞと菊の酒、栄華の春も万年~~
汲めども汲めども~~呑めば甘露もかくやらんと~~」
と、がんがん呑んじゃいまして~~
反省です。

明生廬生はいま、夢、
二日酔いから覚めつつあります。

ちゃんとした感想は演能レポートでご紹介いたしますので
しばらくお待ち下さい。

『邯鄲』と『隅田川』二曲とも、子方が登場しました。
『邯鄲』の子方を勤めて下さいました狩野祐一君はもう
小学六年生だそうです。
立派に勤めてくれて感謝しています。
あ~~~もう中学生か~
もう、そろそろ子方は卒業でしょう、
これからしばらくは表舞台から遠のくことになるでしょう

卒業する子もいれば、
『隅田川』の内田貴成君のように、
これから期待出来る子方も誕生し、成長しています。

どうか皆様、若人たちへの応援、よろしくお願い申し上げます。
もちろん、私のこともお忘れ無く(笑)
まだ、酔いが覚めないようですので、ここでオシマイ

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いち観客)
2008-03-03 11:51:51
昨日の「邯鄲」を拝見させていただきました。
お能を観覧しましたのは2度目となるのですが、大変に楽しめました。
殊に夢が覚めるまでの盛り上がりと、覚めた後の静寂で盧生が夢からさめてぼんやりとした様子がシテ・地謡の表現から伝わって(と私が思っただけですが)来、私もぼんやりしてしまいました(眠たかったわけではないです。。)。
「隅田川」は座席位置の関係上後半のお母さんが見えづらかったのが残念でしたが周囲のご婦人方でお泣きになっている方がちらほら見受けられました。胸にぐっと来るものがあったのではと思います。

また伺わせていただきたいかと思います。
(財布が許す限り。。)

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お礼 (粟谷明生)
2008-03-03 18:25:50
コメント有難うございます。
『邯鄲』は遣り甲斐のある、面白い曲ですね。
昨日はやっていて楽しんじゃいました。
名作は皆、演じ手が楽しんでいると思います。
またのご来場お待ちしております。
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拝見しました! (玉手)
2008-03-03 20:06:42
隅田川の子方の名は梅若丸、
狂言・鶯の、
何某が涙ぐましい努力をして鶯を進上しようとする
主人の名は梅若殿。
同じ「梅若」でも、
片や親元から引き離されて異郷の土となり、
片や大切に傅かれている・・・
これも、無常の世の姿でしょうか・・・

邯鄲の最後、宿の女主に
 また御参り候へや(でしたっけ?)
と言われた廬生は、またあの宿を訪れるのでしょうか?
演能レポート、楽しみに致しております!
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ありがとうございます (tosaka)
2008-03-03 21:36:12
ご盛会ご無事、おめでとうございます。

拝見させて頂いている側も楽しんだお舞台でした(^ー^)v

盧生さんはトボトボと宿を後にして、家に直帰されたのかと思いきや!!酒席に直行そして二日酔いとは…、笑ってしまいました。

今回のレポート、そして次回の『絵馬』ご期待申しあげます♪
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廬生はまた来る? (minami)
2008-03-03 22:42:40
若々しい盧生さんの舞台、拝見しました。
邯鄲は、場面の展開があって
何度拝見しても楽しいです。
子方のお二人ともご立派で、感心しました。
隅田川では泣けました~!

さて、期待の「最後の最後の場面」とは?
最後のアイの一言でしょうか?
悟りの解釈にいろいろあるようですね。
演能レポート、楽しみにしております。
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久々の『粟谷能の会』 (えっぐん)
2008-03-03 23:24:53
でした。

『邯鄲』も初めて。
『隅田川』も初めて。
舞台を拝見する機会そのものが
普段少ないので、
「もっと行かなきゃならんなぁ…」
と反省しつつも、
「この機を逃してはなるまい!」
とじっくり拝見させていただきました。

『邯鄲』は、
あの格好で
「とんだ!はねた!ねっころがっちゃった!」
と先生のパワフルさに驚き、
まさに目の覚めるような
舞と謡による巧みな場面転換に驚き、
終始驚きの連続でした。

『隅田川』は、
最後の母親が去っていく時の
何とも言い難い遣り切れなさは
胸が締め付けられるようでした。
個人的に呆気無ささえ感じられたあの終わり方が
世の常を表現しているようで
切なくなってしまいました。

これからも、
いろいろなお能をたくさんたくさん見て
稽古にもたくさんたくさん励んで
人生頑張りたいと思います(?)。
返信する
お礼 (粟谷明生)
2008-03-04 00:18:22
皆様、コメント有難うございます。
演能レポートですが、書き上げるのは今週中ですが、
投稿するには写真が必要。
その写真が手元にくるのが~~~~
2週間後か、はたまた3週間後
ということで、少し間があきますが
ご辛抱下さい。

今週日曜日は大槻能楽堂で番外仕舞「玉之段」を
舞います。
コマーシャルでした
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すごく良かったです (にがにが)
2008-03-06 23:14:19
なんだか、明生先生も、能夫先生も渾身の舞台って感じました。ほんと見に行って良かったと思います。

初めて見る人を二人連れて行きましたが、すごく良かった、連れて行ってくださって有難う御座いましたって、言って貰えました。僕も、最初に見たのがいい舞台でよかったですねって返しました。

今週末は自分たちの番ですね。
よろしくお願いします。
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はじめての方 (粟谷明生)
2008-03-07 07:20:16
能をはじめてご覧になる方をお二人も連れて来て下さいまして、有難うございます。
今回は特に、番組がよかったですね。
二曲とも人気曲で、判りにくい、ということはないですからね。

次回も、よろしくお願い申し上げます。
「・ヤ・・バッ・」
今週、約束果たしますよ(笑)
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