![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/13/ca20f5122673e202d10b685c14835d31.jpg)
祖父・粟谷益二郎の葬儀は囃子科協議会『烏頭』の演能中に倒れたので、協議会葬となった。
父・粟谷菊生は最近、日本能楽会の会長になったばかり。
その在任中の逝去のため、
「日本能楽会・粟谷家の合同葬儀」という
我が家の希望がかなえさせていただけそうだ。
なんとも、有難い。
理事の方々に感謝、感謝だ。
父はついている。
父の人生はラッキーだらけ、
ラッキーの連発!!
ラッキー菊生
ふざけていてはいけないが~~~、
父の人生の一部をご紹介したい。
40代の時、信濃町で酔っぱらい米軍兵と交通事故を起こし、
間一髪、中央線に車ごと飛び込むところ~~~
昔鍛えたバスケットでの反射神経が功を奏し~~
寸前で逆ハンドルを切って助かった。
そこは~~慶応病院の下だった。
ラッキー!
胃癌を宣告されてショックを受けてしょげていたが~~~、
開腹手術で見事胃のワルいところを小さく摘出してすぐに元気回復。
ラッキー!!
脳梗塞を起こしても、激しい痺れや言語障害はあらわれないですんだ。
とてもラッキー!!
傷んだのどの再生手術では逆さま宙づりの状態で
顎をはずしての大手術。
これも見事大成功!
声を出しての感想が~~
「こんなきれいな声じゃ、ドスが利かない!」
これには担当医も苦笑い。
ラッキーでしょう~~~
人間国宝認定もタイミングが良くてラッキー!
芸術院会員も然り。
最近、白内障の手術をした。
「世の中こんなに明るいのか!」
自分の顔を見て、
「だれ?このシミだらけのおっさん?」
とつぶやいた。父らしいでしょ~~~
あ~~~そうだ!!
今回の死亡欄の記載で
朝日新聞のみ人間国宝・芸術院会員と両方を持っていることを記載しているが、読売新聞、日経新聞、産経新聞は人間国宝のみ。
芸術院会員を落としている。
あ~~~シャクにさわる。
アンラッキー!!
なぜだろう?
調べたら~~
取材する方とされる方の双方のミスということだ!
あ~~あとの祭だ!
私の責任でもあるから~~~
今回の新聞社の取材記載には少し憤りを感じるものが、
今は故人のために、静かにしておく。
これも肝要ね。
いずれ暴露するから、皆様~~お楽しみに。
こんなことを書いて気を晴らしているアキ君ですが、
まだ、粟谷菊生の最後の仕事が残っている。
それはちゃんと送ってあげること
それが残された者の使命。
華やかに!!
これが故人の遺志であるから
そのために今日もまた奔走するぞ。
つきましては下記の通り告別式を執り行います。
一、日時 平成18年11月7日(火曜日)
告別式 午後2時から午後3時
一、場所 増上寺 光摂殿
港区芝公園4丁目7番35号
葬儀委員長 社団法人 日本能楽会 前会長 金春惣右衛門
喪主 粟谷明生
施行葬儀社
セレモニー みやざき 江東区門前仲町1丁目2番8号
電話 03-3643-5696
ファックス 03-3641-1492
写真は下記より記載しました。
こちらもご覧下さい。
「おっ!いらっしゃい。」と迎えてくれた。
ご冥福をお祈りします。
11月7日の本葬にはいらして下さい。
屹度、父は喜びます!
なんて言ったって、賑やかなのが大好きでしたから。
日下や久保からもメールが来て感謝しています。
久しぶりに話したいね、
覚えていらっしゃるでしょうか・・・・・
2年前に中野のお稽古を見学させていただいたあの時の私です・・・・・
お舞台を拝見に伺うとかお稽古に参加するとか
その時は言っていたのですが・・・・すみません。
ちょうど身内に病人が出てしまったのです。
突然の難病告知と余命半年との宣告を受け家族皆で
どうしていいかわからずその対応などで生活も
変わりました。
それでも最近は先生のブログを拝見したりして
少し落ち着いてきました。書き記すには
沢山の事がありました・・・・
そんなおり、菊生先生の訃報を知りびっくりしました。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
明生先生、随分とご無沙汰をしておりまして
本当にすませんでした。
そちらも大変だったんですね、
私はいま、葬儀というものと戦っています。
勝たないといけない!
負けたら、父と私の負けということになりますからね~~
是が非でも勝ち戦します、見ていて下さい。
本葬の7日にでもお目に掛かりたいな~~
また落ち着いたら、逢いましょう!
「そりゃ!ほら!稽古はじめよう!」
なんてせっかちなことは言いませんから
ご安心を。
これから父の代わりに二倍働かないと~~
でも自分自身、身体は気をつけます。
ストレスが一番いけないから~~
またメール下さい、待ってます。
コメント有難うございました。
覚えて居て下さって本当にうれしかったです。
陰ながら先生の勝ち戦を信じています。