能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

能楽事始『藤戸』

2010-12-16 08:29:55 | マジメ能楽 楽屋表話
第五回 学生のための特別公演
人間国宝、野村 萬、宝生 閑 友枝昭世 そろいぶみ
能楽事始で『藤戸』を謡って来ました。

「いつまでとてか信夫山・・・
せめては弔はせ給へや、跡弔はせ給へや」

地謡の初同だが、
以前は、
柔らかく母の思いを謡っていましたが・・・

「我が子をせめてものことに弔って下さい」というよりは
「弔いなさいよ」みたいな気持ちで
ちょっと怒りを露わにした感じで謡いましたが…

どうだったかな?







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