能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

演能レポート更新

2007-04-29 21:38:32 | 粟谷明生の日常
あ~~~~ブログへの投稿が一週間ぶりです。
ご無沙汰しておりました。

いろいろな出先で皆様から私の体調を心配して下さっていただいて~
恐縮です。

もう元気ですので大丈夫です。
どうもご心配をお掛けいたしまして、すいません。

やっと演能レポート書き上げましたので粟谷能の会ホームページ
演能レポートをご高覧頂ければ嬉しいです。

実はこの「『翁』付『弓八幡』」は入院中に書いていまして~~
今日ようやく完成!

コメント、お待ちしております。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
安心しました。 (安明)
2007-04-30 04:01:42
しばらく日記が滞っていたので心配してたのですが、安心しました。早速演能レポート拝見します。
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すごいレポート (安明)
2007-04-30 05:30:31
私のブログに「能研や上野の辺の能楽研究者にとっても必見」と紹介しておきました。神事の翁、下掛の能の詳しい紹介は、金春にとっても得だから。
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後戸の神 (玉手)
2007-04-30 11:49:16
お元気になられたとのこと、良かったです!!!
まず何よりも喜ばしく伺いました。

演能レポート興味深く拝読致しました!!
翁―弓八幡のつながりは、もしかしたら、
 桑の弓蓬の矢の政誠にめでたかりけり
と謡いはじめる弓矢立合にも及ぶのかもしれませんね~
そして、足利氏や新田源氏の末流と称する徳川氏は、
源氏の氏神八幡大菩薩への賞賛に、
自分たちへの寿ぎを見ていたのではないでしょうか~
だからこそ、
弓矢立合が謡初めで演じられてきたのかもしれないと思います。

翁は~
先日の御神能の時のブログにも
北斗に座礼する清々しさを書いていらっしゃいましたね。
実は、ここを拝読して、翁=宿神=北極星であるならば、
北へ向かっての拝礼は、
宇宙の根源でもある宿神=翁の力が
翁大夫の身に宿る最高のロケーション!
と思っていたのですが~
無責任な観客の立場にある者の勝手な思い込みだったでしょうか~?

舞台芸能としての翁の
神事性と「みせもの」のカネアイは難しいところですね。
どのような舞台環境であれ、
天下泰平・国土安穏、所繁盛・千秋万歳の寿ぎが
演者から発信され、観客がそれを感じられれば、
それが「翁」だとは思いますが~
そして、舞台改修竣工記念という特別な機会であった
4月21日の自主公演で
翁付脇能、翁―高砂―末広を拝見したかったとも思います。
勿論、貴重な弓矢立合の仕舞も文蔵も
とてもすばらしかったのですが・・・
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すばらしい演能レポート拝見しています (anpanpocky)
2007-04-30 11:59:39
プロの能楽師の方が書き込んでいらっしゃるブログに、能のことを何も知れない私が書き込んでいいのかしら、と思いながら、あつかましく、又も書き込みます。演能レポートすばらしいです。良くある能の解説本とは、一味も二味も違いますね。血の通った臨場感あふれるレポートです。又また、楽しみが増えました。ありがとうございます。<m(__)m>
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お返事 (粟谷明生)
2007-05-02 07:39:18
皆様、早速のコメント有難うございます。

実は~~
以前投稿した『翁』付『高砂』を見ないで、今回書いてしまい、だいぶ重複しているのを知りました。

あ~~~

書き方が同じだな~~
考えていることが変わっていないな~~

、と

ま~~~でもお許し下さいな。

昔の落語家で一つの枕で一生通した人がいました。
それでも、観客はそれを聞いていた

「え~~毎度まいどのあきおのレポートではございますが~~」
、と
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