能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

天橋立ツアーの初日は~

2006-07-29 23:58:15 | 粟谷明生の日常
今回もまた、黒一点「アキオの箱船軍団」は行動している。
この「ハコブネ」。
少し老朽化してきているのは否めないが~~

う~~~、まだまだ、お尻を叩けば小回りも利くようだから、大丈夫だろう!

ということで、
「のぞみ305号」に東京駅から5人組、新城の4人組は名古屋から加わり、
幹事のI さんは、恒例の前日の夜行鈍行という、
依然として学生モードでの行動で京都駅で我々を待つ体制、
まあ~これが今の我々のシフトである。

で~~~
京都駅で全員集合して、福知山経由で天橋立駅まで、特急「はしだて3号」に乗り替え、
約2時間で天橋立に到着。

昼食は「対橋楼 阿蔵」を予約しておいたので、駅に待機する送迎バスに乗車してスムーズに事が運ばれて皆さんも私も上機嫌、さあ御飯だ~~。

食事を済ませ、まずは、喜多流にはない『丹後物狂』の舞台となる「知恩寺」を参拝して、観光船で天の橋立港に向かう。

この辺りから、一段と雨が強く降り出してきて、景色を見ても今ひとつ!
あ~~残念!

今日の宿「神風楼」は天橋立港の隣にあるので、ひとまず荷物を置かせてもらい、
皆、傘をさして近くの「元伊勢籠神社」から参拝して、ケーブルカーで
「傘松公園」に登った。

有名な「股のぞき」をして、すばらしい眺望を満喫出来た。
このときだけ一寸晴れたのが、よかった!

今回は団体フリー切符を購入したため、バスにもスムーズに乗れて、
本日のメイン!
西国三十三ヶ所礼所の「成相寺」に予定通り着いた。

何故?
ここに固執したか?って?

実は来年の自主公演で『盛久』を演ることになって~~~!
ただそれだけ、
いとも、簡単!
ド!シンプルでしょう。

演能の参考にと思って来たが~~~
よ~~く、調べると、ここに盛久が隠れていたと解釈しているのは、
宝生と金剛と喜多のみ。

観世、金春は「清水寺」に隠れているところを見つかり捕まる設定だ。

まあ~~私にはどちらでもいいことなのだが~~~
ではない!違う~~~~

そういえば「謡蹟保存会の立て看板」が見あたらない!

そうか!あの看板は皆、観世流主体にしているんだな~~、
ここにはないのか~~
あれがないと~~~~

寂しい!

そうだ、あすは京都市内観光!
一ヶ所ぐらいあの看板のある所に行くことにするか~~~、っと、
幹事にこれから相談することにする。

明日天気にな~~れ!


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6 コメント

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写真を添付 (粟谷明生)
2006-07-30 05:49:13
投稿にエアーHでは時間がかかります。

昨日の投稿は24時ギリギリでしたので、

少し焦ってしまい写真はカットしてしまいましたが、

これは載せておきたく、ここで紹介します。



「鯵の橋立」です。



小鯵を何枚も使ってピカピカ光る

天橋立に~~~~



見えますかな~~~?

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『盛久』 (矢一)
2006-07-30 10:15:25
黒一点「ハコブネ」ツアー、楽しそう~!

来年の自主公演は、「盛久」を舞われるのですね~。

ひっ、ひ、直面ですね・・・。楽しみに待ちます♡
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今度 (粟谷明生)
2006-07-31 06:51:01
以前、大塚製薬の出している本に、能を紹介するコーナーで一曲毎、細かく矢野氏が書かれているものがありました。

その一部しか持っていないのですが、『盛久』は手元にあります。



写真を見ると懐かしく、シテは観世銕之亟先生と父、そして

現宗家です。

観世先生と父の写真がいいんですね~~~



特に父の写真の後ろに、きりっとした太刀打ちが斜に構え

今にも首を打つ構えで写っています。

ややぼけていますが、確実に~~~さんと判ります。



そのかたはスリムでかっこいい!んですよ。

ご覧になりたい?



次回持参しましょうか?

驚かれますよ~~~

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み、見たいです~! (矢一)
2006-07-31 09:20:40
是非、見てみたいです!



>ややぼけていますが、確実に~~~さんとさんと判ります。



では、「この人は誰だクイズ」(ふざけすぎ?)ということで、次回ご持参いただけると嬉しいです!

先日、手に入れた古い本で、某能楽師さんの子方の頃の写真を発見。能楽の古い本などは、若い頃のお姿を見ることができて楽しいですね!













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昔の写真は (粟谷明生)
2006-07-31 18:06:59
他人の写真は懐かしい~~で済みますが、

自分の昔の写真となると、やはり恥ずかしいですね。

楽しんではいられない。



誰でもスリムで毛もあるので~~昔に戻りたい!っとは思うでしょうが~~。



でも昔の舞台の写真は、未熟な芸や身体がはっきりと写っているものなんですよ、



これがまた、当事者にはいやなものでね~~
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Re:昔の写真は (矢一)
2006-07-31 19:58:43
見る側と、当事者ご本人では受け止め方が、随分違うものなんですね。

先生ご自身は、昔の舞台のお写真は、恥ずかしかったり、いやだったり、するんですね。

見る側にとっては、先生のお舞台の写真が掲載されていると、とっても嬉しいんですけど。。。
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