喜多流自主公演『錦木』にご来場頂きます皆様へ 2013-11-24 08:46:33 | 能はこうなの、と明生風に能の紹介 三年間、恋しい女の家の門に錦木を立てつづけた男、哀しいかな女が応じないまま命を落としてしまいます。その男の魂は己が置いた錦木と一緒に塚に葬られていますが、恋慕の執着により未だに成仏できずにいます。 旅僧の読経により男女の亡霊が現れ、機を織る有様や女のもとを訪れる様子を見せますが、それは旅僧の見た夢でした。というのが『錦木』のお話。 さて後場に男を拒む女が、遂に許すのを、あることで表現していま . . . 本文を読む