平成23年5月1日に『求塚』の謡蹟めぐりをして来ました。
能『求塚』は菟名日処女(うないおとめ)という女が小竹田男(ささだおのこ)と血沼益荒男(ちぬのますらお)という二人の男に想われ、処女は母親にどちらの男を選んだらよいか相談します。
すると母親は、生田川の水鳥を射止めた者に娘を奉ると言うと、二人の男は喜んで一羽の水鳥を射止めます。一人は頭を、一人は尾を・・・
処女は再び思いわずらい遂に、「 . . . 本文を読む
平成23年5月1日 灘の『求塚』の謡蹟めぐりのあと、京都に移動。
『定家』の謡蹟、二尊院に行きました。
能『定家』のシテは式子内親王で、藤原定家は舞台には登場しません。
前シテ里女、実は式子内親王の霊は、旅僧が時雨亭(しぐれのちん)に雨宿りしているところを呼び止めるところからはじまります。
その時雨亭を訪ねて来ましたので、写真でご紹介します。
京都、嵯峨野に二尊院はあります。
雨上がりで . . . 本文を読む
二尊院からの続きです。
祇王が登場する能は『二人祇王』があります。
残念ながらあまり頻繁には演じられない曲ですが、祇王ゆかりの地「祇王寺」へ写真探訪してきました。
建物内は撮影禁止のため、写真はお庭とお花とお墓だけとなりました。
祇王寺入り口
お庭は雨に濡れた苔で光っていました。
一輪の花
ライブビュー撮影にて
紅葉の時期に、また来よう!と思いました。
祇王寺の周りは竹林 . . . 本文を読む
平成23年5月1日 祇王寺よりタクシーにて清滝に移動
「里人も咎むなよ、狂女なれど心は、清滝川と知るべし」と『蝉丸』の道行で謡われています。
ここは車でなくては行かれない不便なところです。
はじめて来ましたが、新緑の清滝は静で景色もよく、よいところです。
先ずは愛宕山登山入り口までタクシーにて
愛宕山への入り口には鳥居があります。
鳥居下の清滝川
タクシーの運転手さんが「この道上 . . . 本文を読む