大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

活憲の時代  伊藤千尋

2009-03-25 07:37:28 | 
アフリカ沖の9条の碑からコスタリカまで、憲法を活かす世界の人々の姿が熱く語られ世界の動きがよくわかる本でした。
特にコスタリカの姿勢はとても参考になりました。
「軍事費を教育費や医療・福祉へ。兵士の数だけ医者や教師をつくろう。トラクターは戦車より役に立つ。もっとエコを。」
憲法の精神「人は誰でも愛される権利がある。」にもとづく教育はすばらしい。小学生でも「これは、憲法に違反している」と大統領に訴えることができる。
平和と空気を近隣に輸出する平和国家。ニカラグアの難民を100万人受け入れ、子ども達全員に教育を保障している。
国連に働きかけて国連平和大学を創った。
私達が暮しやすい社会は、政府が国民を恐れる社会か、国民が政府を恐れる社会か。もちろん政府が国民を恐れる社会だ。
私達の日本をもっといい社会に、人間一人一人が安心して住める社会にするために、自分一人一人にできることを政府に突きつけていくのが市民としての役割だ。
誰もが輝いて生きることのできる人生、誰もが輝いて生きることのできる社会を目指して、憲法を活かして、自分も活き活きと輝きたいものだ。
5月9日、1時半より小杉ラポールで伊藤千尋さんの講演会が予定されている。今からとても楽しみである。
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