「~老いに負けなかった人生~」の副題がついているように、95歳まで老いを生ききった高野悦子の母を描いた本である。
映画人として、世界で活躍する著者が、家政婦や知人らの支援を受けながら、「私の趣味は介護である」と言えるほど、心を込めて母を介護しているところが、心に残った。
母は、気丈で、中国残留孤児への募金をしたり、娘のフランスへの留学を後押ししたり、正月には55人もの来客者にお年玉をあげたりする懐の深い、みんなから愛される人柄だった。
こんな母との二人の生活、95歳の母と60歳の娘の人生二人旅。
父の深い縁がある「黒龍江への旅」を本にして母に喜んでもらったり、どんな困難をも乗り越えて行く二人の交流がすばらしい。
映画人として、世界で活躍する著者が、家政婦や知人らの支援を受けながら、「私の趣味は介護である」と言えるほど、心を込めて母を介護しているところが、心に残った。
母は、気丈で、中国残留孤児への募金をしたり、娘のフランスへの留学を後押ししたり、正月には55人もの来客者にお年玉をあげたりする懐の深い、みんなから愛される人柄だった。
こんな母との二人の生活、95歳の母と60歳の娘の人生二人旅。
父の深い縁がある「黒龍江への旅」を本にして母に喜んでもらったり、どんな困難をも乗り越えて行く二人の交流がすばらしい。
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