高岡演劇鑑賞会の劇団俳優座公演「春、忍び難きを」を砺波文化会館で鑑賞しました。
赤紙で夫と息子を、青紙で農耕馬を戦に取られた村では、女たちが日本中の食卓を支えていた。昭和20年、敗戦の年の12月。この年は、半世紀に一度の大凶作だった。
信州、松本近郊の里山にある庄屋・望月多聞は、この土地の村長であり、名士であった。
敗戦後、食糧難で子供たちやその家族が帰郷してくる。しかし、望月家の跡継ぎである二郎は戦死する。
農地改革、教職追放などでおびえる男たち。でも女性たちは黙々と農作業をしていた。・・・・
とても長い劇だが、信州の農作業と自然の美しい映像が時折流れ、農作業の素晴らしさが実感できた。「私たちは、大地と、空と、水に居候している」「せっかくいただいた命だもの、自由に生きなくては」など、さすが紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞に輝いた劇だけあって、心に残るセリフがありました。
戦後70年、おろかな戦争状態にならないように、声を上げていかなくてはと思いました。
赤紙で夫と息子を、青紙で農耕馬を戦に取られた村では、女たちが日本中の食卓を支えていた。昭和20年、敗戦の年の12月。この年は、半世紀に一度の大凶作だった。
信州、松本近郊の里山にある庄屋・望月多聞は、この土地の村長であり、名士であった。
敗戦後、食糧難で子供たちやその家族が帰郷してくる。しかし、望月家の跡継ぎである二郎は戦死する。
農地改革、教職追放などでおびえる男たち。でも女性たちは黙々と農作業をしていた。・・・・
とても長い劇だが、信州の農作業と自然の美しい映像が時折流れ、農作業の素晴らしさが実感できた。「私たちは、大地と、空と、水に居候している」「せっかくいただいた命だもの、自由に生きなくては」など、さすが紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞に輝いた劇だけあって、心に残るセリフがありました。
戦後70年、おろかな戦争状態にならないように、声を上げていかなくてはと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます