大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

田中優講演会

2011-04-06 22:37:40 | 文化
てんつくマン・田中優講演会が市民プラザであった。
予約が多く椅子がないというので座布団を持参して参加した。
多くの若者が3/11以後の日本の危機を乗り越え、新しい日本の転換点にしようと優さんの講演に熱心に耳を傾け、会場は満員だった。
福島の原発は9月まで、フレッシュな放射能を出し続けるだろう。最悪の危機は脱したようだが、長期的な視点で対策が必要である。
子ども、幼児、若い人はやはり避難した方がよい。10年後子どもの死に出会うという悲劇を体験しないためにも。
放出された放射能水は黒潮にのってハワイへ到達するだろう。海流の関係で三陸海岸の魚の方が安全だ。内部被爆が怖いので、花粉症のマスクの下にぬれたハンカチをして防ぐとよいそうだ。
地震大国日本では原発は危険。太陽熱、波力、地熱発電、水上風力、小水力発電、風力などの自然エネルギーに頼りたい。世界の多くの事例をあげながら、省エネ、電気自動車、IT、蓄電器、スマートグリッドなどを生かした新しい日本の姿が紹介され、早く実行に移していきたいと思った。
汚れた大地は、ビニールシートをかけ汚染を防ぎ、汚染に強い菜の花やひまわりを植え、その油でディーゼルエンジンを動かし、土を回復させていく菜の花プロジェクトを実践して大地をよみがえらせていこうという明るいビジョンがいっぱい頂けた講演会だった。是非、多くの人や議員さんにも聞いて頂きたい講演会だった。
コメント (2)
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