大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

福島原発事故からみえてくるもの

2011-04-11 20:19:12 | 文化
富山大学教授椚座圭太郎さんの講演会がありました。
核分裂させ、中性子を打ち込んで核を壊し、その熱で発電する。中性子を制御棒で防いでいるという。原発がとても恐ろしいしくみだということが理解でき、とてもわかりやすかったです。
国民が40年前にこれを知っておれば、こんな悲惨な福島原発事件を防げたように思います。
温暖化とセットで原子力の安全性が学校教育を通じてプロパガンダされたしくみもわかり、目から鱗でした。
平和で安全な21世紀を作る為に、応用力から基本を学生に教えておられる新しい教育法もすばらしいと思いました。
福島県が喪失し、明治維新のように居住地職業転換しなければならない悲劇。

今私達は何をすべきか。第2の原発事故を防ぎ、人権を確立し、エネルギーをシフトして、メディアスピンに掛かった人々を説得していこうという具体的な提案もされた。「原発はいらない」とすぐこの講演会を企画されたI女性会議の行動力に感謝です。
コメント (2)
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