大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

尾木直樹講演会

2009-10-04 04:10:14 | 文化
県民の夕べで尾木直樹講演会があった。
民主党政権で教育がどう変わるか、示唆に富んだ講演だった。
改正教育基本法・教育委員会制度・教員免許制・学力テストの廃止。
1947年の教育基本法時代にもどるという。とてもよいことだ。
履修性で修得しなくても、どんどん進学させる日本に比べ、フィンランドや、イギリス、オランダでは修得性を取り、修得しなければ落第させられる。
落第した生徒には、予算一人200~300万円かけ修得させるという。
日本が目指す学力は、思考力、判断力、表現力だが、フィンランドは、発想力、批判的思考力、表現力、論理力、グローバルなコミュニケーション能力である。
いつも「なぜ」を問い、歴史を前進させる主権者である。
わずか44人の難民しか受け入れていない日本に比べ、多くの難民を受け入れ、いつも外国人に囲まれているフィンランドの子ども達の英語力は高い。
教師は「未来を灯すろうそく」である。
現場では、元気が出る、みんながエンパワーできる同僚性を作り出し、「世界共同体」をめざす人材の育成に努力したいものだ。
コメント (4)
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