大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

アマゾンに夢を託して

2009-04-25 19:02:37 | 文化
富山アマゾン会による長坂優講演会「アマゾンに夢を託して」が岩瀬の森家であった。
初めて訪れた岩瀬界隈は、町並みがとても整備され、当時の船問屋街が偲ばれた。
最初に、盲目のバイオリニスト穴澤雄介さんの演奏会があった。
「地球に優しく」の演奏がすてきでした。
氏は、25歳でアマゾンの未開の大地に入植し、8ヶ月間一人でおので開墾し、マラリアになり、九死に一生を得、結婚し3人の子どもに恵まれた。
電気のない生活。開墾した人の苦難は並大抵のものでないことがわかって、とても感動的でした。
古希を迎えられた氏は、1分間に29Ha減少するアマゾンの自然林に危機感をもち、「地球人一人一本植林運動」を進めておられる。
アマゾンの熱帯林は地球の空気の3/1を綺麗にして、地球の肺とよばれている。
ジェット気流に流されて日本にも届いている。ということは、私達は、空気の3回に一回はアマゾンの空気を吸っているといえる。
最近は「一人5本の木を植えよう」と言っているそうだ。
一本は、空気の為に。一本は、家のために、一本は、文房具のために、一本は子孫のために、一本は食料のために。
私達は木を植えて元気になり、勇気を頂き、最後は歓喜に至る。
氏は、現在、何百人という多くの大学生や非行少年や植林ツアーのお世話もしていらっしゃるという。
ユーモアに溢れ、感動的なお話でした。これから皆さんどんどん木を植えていきましょう。

コメント (3)
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