大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

樹木希林のことば

2019-01-14 15:43:55 | 

 ベストセラー「一切なりゆき~樹木希林のことば」の本を読みました。

表紙や本の中の写真は心の気高さが染み出ている美しい笑顔でした。

多くの優れた賞をいただいた映画やテレビに出演しただけでなく、彼女の欲張らない、シンプルな生き方のエッセンスが詰まった多くの言葉を残してくれました。

物を持たない、買わないという生活はいいですよ。

人生なんて自分の思い描いたとおりにならなくて当たり前

私に縁のあった人達、皆きらきらしてほしい

淡々と生きて淡々と死んでいきたいなあ

死ぬために生きているのではなく、生ききって死というものがあって・・・・・

病や不幸に出会ったとき、どんな心で生きればよいか、アドバイスがいっぱい。後世の人々に、生き方や死に方を通して多くのものを残してくれた樹木希林さん、ありがとうございます。彼女の功績は偉大です。

 

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日本が売られる

2018-12-28 19:48:57 | 

堤未果さんの渾身の話題の作品です。今の日本の状況が、リアルに描かれ、目が覚めるようです。外国人労働者の導入、種子法の廃止、水道の民営化、漁業権の自由化、TPP、カジノの導入など私たちの命に係わる大切な法律が次々と国会で強行採決によって決められてしまいました。「今だけ、自分だけ、お金だけ」の強欲資本主義、グローバリズム、新自由主義の人々の勢力のせいです。日本が売られる (幻冬舎新書)

これに抗していくには、イタリアの5星運動、スイスの生活協同組合の運動等が提起されていて参考になりました。

参議院選や地方議会選挙で99%の人々の代表が勝利し、99%の人々のための政治、経済政策が実現されるとよいです。

消費税0、累進課税にもどし、富裕層や法人税の税率をもとにもどす。

軍拡でなく、社会保障、教育、子育て重視の予算配分。

政府が雇用を確保する。平和外交で、国際貢献。

 

 

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50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当をつくってるってかっこ悪いことかもしれないけれど

2018-11-23 19:28:51 | 

50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど

フランスで離婚した後、息子と二人で暮らし、毎日息子のために弁当を作っている作家の本です。フランスの食材をうまく工夫し、彩もよく、息子が喜びそうなお弁当が大きな写真で載っています。

息子への愛情あふれるコメントも素晴らしく心が温かくなる本です。

「日本の弁当箱は素晴らしいアイデアだと思う。箱庭的な宇宙が存在し、美的にも非常に優れた文化だと思う」と著者は言う。

「息子は毎朝、私が描いた弁当芸術をまず目で食べることから始める。それから実際に食べて、日本人であることを誇りに思うのだ。弁当万歳!」

弁当作りにも大変参考になる本です。

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アマゾンが描く2022年の世界  

2018-03-23 20:00:24 | 

書籍の販売から始まったアマゾンは、電気製品、ファッション、生鮮食品、クラウドの販売とすべての業界を震撼させ、今世界で注目されている。「ベソスの大戦略」について著者の田中道昭は、中国のアリババの躍進などと比較しながら、描いている。100年単位で1日を見直し、無人コンビニ、ビッグデーターでAI,3Dプリンターを使用し、世界で一つの商品を作る。24時間以内、無料の配達など超顧客主義の経営である。世界中の顧客のデーターから、商品を的確に勧め、販売額を増やしている。その利益をほとんど投資に回し、宇宙ビッグデータAI事業、宇宙インターネット事業、有人宇宙旅行事業、惑星探査、惑星ステーション事業、ドローン、宇宙船での貯蔵などをめざしている。スケールの大きい経営だが、税逃れ、小規模商店の衰退による地域の崩壊、格差社会の拡大であると非難もされている。

イスラエルでは、AI化がめざましく、小学生からプログラムの授業があり、優秀なものが軍事産業の研究に抜擢されるという。

中国のアリババの躍進もすばらしく、香港のキャッシュレス化、マカオのスマートシティ化(バスや自動車の電気化など)実現しそうです。

新しい世界の動きが知れる本でした。

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医者が教える食事術

2018-01-17 21:29:05 | 

今話題の「医者が教える食事術 最強の教科書~20万人を見てわかった医学的に正しい食べ方68」を読みました。

世界の医学論文を原語で読み、世界の長寿者のいる地域を調査した研究や糖尿病専門医として20万人を見て分かったことが書いてあります。

一番悪いことは糖質の取りすぎによる肥満です。朝、昼、夜は3:5:0の割合で食べるとよい。就寝4時間前には食べない。耳が痛いです。腹8分がよい。

オリーブオイル、海藻、無農薬の野菜、きのこ、良質のチョコレート、辛口の白ワインもよい。ワインは毎日飲んでもよいそうです。うれしいですね。

ハーブティ、水をたっぷりとる。古い油は避ける。ポテトチップやコンビニの揚げ物、サラダは危ない。など100歳に向けて健康に生きるための丁寧なアドバイスがいっぱいで、とても参考になりました。

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100歳人生を生きるヒント

2018-01-14 13:10:37 | 

今話題の五木寛之さんの本です。超高齢化社会を迎え、生きる日本人へのアドバイスです。50代・・事はじめ、長い下り坂を歩くがごとき

60代・・再起動・・孤独の中で見えてくるもの

70代・・黄金期・・学びの楽しさを目覚める。年を取ったら人前に身をさらす趣味をもち、きれいにして暮らせばよい。仏陀の呼吸法を大切に生き、養生する。「朝の気功と夜の酒」がお薦め。

80代・・自分ファースト・・嫌われる勇気を

90代・・妄想のとき・・郷愁世界に遊ぶ

長すぎる人生をどう味わうか、変化に戸惑う大人たちに贈る新しい生き方の提言で、心が明るくなりました。人生に目的はない、ただあること、生きていることに意味がある。これからは家族がいても単独死や孤独死になる可能性がある。一日一生、今日一日納得するように生きよう。豊かな過去を持っていることが年長者のメリット。

ヒントがいっぱいもらえた本でした。

 

 

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再発!それでも私は山に登る

2017-07-05 20:03:24 | 

久しぶりに読んだ本です。女性で初のエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんの本です。乳がんの再発の腹腔がんの再発脳腫瘍に対し、ガンマナイフという治療をしながらも、果敢にソコトラ島最高峰ハジハル山やオマーン最高峰ジュベル・シャムス南峰、スマトラ島クリンチ山に登山する。東北の復興のために東北の高校生と富士登山をしたり、多くの執筆や講演をこなし、怖いもの知らずの女たちで、長崎や佐渡で歌を歌ったり、合間に夫や多くの仲間とトレッキングをしたりのエネルギッシュな行動力に感心させられました。エベレスト40周年感謝の会を、自分の生前葬として行う。「気を付けていってらっしゃい」といつも治療の後、送り出してくれた素晴らしい医者との出会いもよかった。がん治療の副作用による体力の低下にもめげず、東北の高校生のために、富士登山7合目まで挑戦する。いつも彼女を支えた夫の後記から、二人の深い愛情がわかりました。

彼女は死ぬ5日前に、「ありがとう、ありがとう、100万編ものありがとう」を書き残して亡くなった。最後の一瞬まで、がんに負けず果敢に生き抜いた彼女の生きざまは多くの人に勇気を与えることでしょう。生涯に登った世界中の山々の年表を見て、改めて、けた外れの素晴らしい人生だったと思いました。

 

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プライベートバンカー

2016-08-19 19:53:11 | 
清武英利作「プライベートバンカー」を読みました。
パナマ文書で問題になった超富裕層の税逃れを助けるシンガポールを舞台にしたプライベートバンカーの姿を、実名で明かすノンフィクションです。
資源もないシンガポールが世界から、超富裕層を集めるために、相続税0、金融の取引税0の政策を採っています。5年間本人と被相続者がシンガポールに滞在すれば、日本の相続税がかからないというものです。
ひたすら、ゴルフをしたり、暇を持て余す富裕層の生活。お金のためとはいえ、これも悲惨です。
2000万シンガポールドルをもっていれば移住できるそうです。子供は、移民といえども、兵役があるので、住みたくないようです。日本より、治安はよいが、言論の自由はないようです。
プライベートバンカーは、ペーパーカンパニーの作成に協力したり、富裕層を相手にノルマは100億円。野村證券やメガバンクで鍛えた敏腕バンカーです。
国税局も、これから、各国と協力をして、税逃れを厳しく取り締まってほしいものです。
来年秋から、三菱UFJが通貨を発行する。円以外の通貨発行権が、外資系の銀行によって始まる。
ますます、格差が大きく開こうとしている。
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おひとりさまの最期

2016-03-09 19:11:02 | 
さすが社会学者の上野千鶴子さんの本です。全国の、介護センター、ケースワーカー、多くの最先端の医療技術者、在宅医療の医師、看護師、最後まで自宅で一人の人の終末ケアするNPOなどを訪ね、得たものを書いた本です。
実際に、友人の一人が指揮し、皆を動員し、友人に囲まれ、一人で幸せな終末を迎えた事例も多く紹介されています。
人の生も死も天命ですが、「尊厳生」を大切に、最後の一瞬まであきらめないで生きることが患者の真の権利である。呼吸器をつけ、30年生きたALS患者の長岡さんは、「生きなさい、そして周りの者たちを正しなさい。いかにつらくても、治ることを信じて、生きなさい。生きよ、生きよ。」と訴える。
日本だから、低額でこのような高額な医療を受け長期に生きれるそうだ。
高齢者社会をよくする会の樋口恵子さんも「国に頼らない、最高のシステムを自分たちで作る」と実践しておられる。著者も、弁護士、医者、訪問看護師、成年後見、ヘルパー、葬儀社、歯科医、薬剤師。社会福祉士などトータル、ライフ、マネージメントをする組織を地域で作っていきたいと言っておられる。
これから、私たちは、地域でそのような組織ができるように働きかけたり、日本の高齢者福祉・医療サービスが低下する現状にも抵抗し、安心して過ごせる社会を作ることに努力していきたいものです。
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農家の台所

2015-11-30 21:03:07 | 
FarmersKEIKOさんの「農家の台所~野菜たっぷり簡単おばんざい~」の本を見て、野菜料理に挑戦しました。
畑で採れたてのキャベツを使って、マヨネーズをフライパンに入れ、千切りしたキャベツをいためるだけ。
くせになりそうなおいしさでした。

もう一つは、じゃがいもをみじん切りにして、一つは、片栗粉と青海苔を入れ、塩こしょう、もう一つは
冷凍したチーズと片栗粉を入れ、塩こしょうしてフライパンで焼きました。
チーズを入れたものがとてもおいしかったです。ジャガイモの千切りに細かくしたコンソメを入れ、5分おきフライパンで焼き5分後ひっくり返し、油を入れパリパリにするハッシュドポテトもケチャップをつけ、おいしいです。
ながいもをつぶし、しそのふりかけてあえただけのものもさっぱりしておいしいです。
何度でも作りたいおいしさです。にんじん、だいこん、白菜などの料理も簡単に作れておいしそうなので、レパートリーが増えてうれしいです。
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