本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

落語の「マクラ」

2017-04-20 09:26:41 | Weblog
 ネットでよく落語を視聴する。言うまでもないが、落語は「マクラ」、「本題」、「落ち」で構成されている。

 「マクラ」は冒頭の小咄のこと。これが面白い。つい最近、三遊亭歌之助の「マクラ」を聞いた。ある場面などと歌を結び付けた「マクラ」があった。紹介するが落語の口調のようにはいかない。
 
 結婚式で「別れの予感」を唄った。新築祝いで「すきま風」を唄った。ついでに国会議員の前では「うそ」、東電を前にしては「つぐない」を唄った。

 これは誰の歌か知りませんが、笑っちゃいました。これを小咄に仕立てている。
 ほかにも立川志の輔や桂文珍の新作の「マクラ」はことに面白い。

徒然草から

2017-04-19 09:05:11 | Weblog
 徒然草の目次を眺めていると、「四十(歳)」の出だしが2か所ある。
 
 第113段では、「四十歳過ぎの人が色事に関心を持ったとしても口にしなければまぁいいだろう。その色事の話や他人の男女関係をべらべらしゃべるのは、年甲斐もなく見苦しいよ」
 さらに「老人(四十歳過ぎの人)が若者に得意げに語るのは見苦しい」
 
 第148段では、「四十過ぎの人は、身体に灸をすえないと病に罹ることがあるから、必ずお灸をしなさい」

 この鎌倉時代の末期のころの40歳代は、今の時代の60歳後半ぐらいですか。ただ、今の時代の60代は老人とはいえませんけど。
 とにかく、どんな時代でも年配者だってスケベ心がありますね。お灸をする持病はあまりないだろうが。

ムダな取材

2017-04-18 09:37:04 | Weblog
 どこのテレビ局でも、殺人の容疑者(法律では被疑者)について、リポーターはその近所の人たちにインタビューしている。あれ、必要とは思えない。
 
 「奥さんとよく買い物をしていましたよ」生活をしているのだから当たり前だろう。
 「おとなしい人です」、「挨拶をしますよ」、「子どもを可愛がっていますよ」こんな容疑者の人物像の情報が視聴者になんの役に立つのか。もっとも、リポーターが「どんな感じの人でしたか」と訊くからそんなコメントになるのでしょう。
 よもや「人殺しをする人だと思っていました」と答えるわけはないではないか。
 

ネコの世話

2017-04-17 09:14:57 | Weblog
 花粉症でテッシュ箱の消費がすごい。家にいても鼻水が止まらない。まして外出するとポケットいっぱいのポケットテッシュを使い果たす。花粉が目に影響ないだけ幸いだ。
 今はヒノキの花粉が盛りだというが、周辺に杉山が多いので杉花粉もピークにあるのではないか。

 話は飛ぶ。
 明日から家内は三泊四日の日程で上京する。久しぶりに職場の面々や大学時代の親友と会うためらしい。大いに結構。
 自慢ではないが料理は得意である。なにしろ、週に5回は夕食に腕をふるう。だから、その点家内が留守でも何の問題はない。

 けれども、その間にイヤな役目がある。ネコの生理的始末である。オスは裏側の草むらに行くが、メスはトイレ砂入りの箱がお気に入りなのだ。
 
 エサもオスとメスでは好みが違うという。めしをもらいに来る野良ネコも2匹いる。今夜中にエサの仕分けをするように言っている。
 ネコの介護人とは……。

銀行の通帳

2017-04-16 09:30:25 | Weblog
 田舎都市には都市銀行がない。東京で口座を作った都市銀行の普通預金を今も利用している。というのはクレジットカードの決済や共済の掛金などそのままなのだ。地銀に変更手続きは面倒だった。

 ただし、貯金通帳を切らして何十年も放置していた。キャシュカードがあるから地元の提携銀行で出し入れができて不自由はないからだ。現金引き出し時に108円の手数料をとられるのは不愉快ではあるが。

 過日、博多に出たついでにその都市銀行の博多の支店に行って通帳の再交付を求めた。通帳がないと出し入れの経緯記録がみられないからである。
 再交付に1,080円の手数料がかかった。銀行はまことにあこぎではないか。

 新通帳を受け取ったが、この博多の支店に変更になるわけはないので、東京の支店に九州在住の小生の口座がるあということになる。

 だが、通帳なぞ役に立たない。地元の提携銀行でも通帳の記帳ができると思ったが、そんな提携にはなっていない。記帳はやはり支店のある都会に行かなければならない。
 都会と地方にはこんなところにも格差がある。