本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

講演からの尾びれ

2017-04-03 09:08:25 | Weblog
 先日、五木寛之の講演を聴きに行った。盛沢山の内容だったがあまり覚えていない。
 妙なことは覚えている。高齢者の転倒の話になって、面白い川柳として「昔は恋 今は段差に つまずいて」を披露していた。聞いていた私は、「恋」より「女」としたほうが生々しくよくあることだと思ったものでした。

 ところで、五木寛之は1932年(昭和7年)9月30日生まれの84歳。頭脳も身体もしっかりしている。石原慎太郎の生年月日もドンピシャリとか。こちらは歩行はあやしく、都知事時代の記憶も本当か嘘か途切れ途切れ。作家と政治家の二足わらじのツケですかね。

 誕生年は違うが、同じ月日生まれの作家にトルーマン・カポーティがいる。『冷血』という一家殺し事件のノンフィクション・ノベェルの傑作がある。
 その一方、ロマンチックな『ティファニーで朝食を』という小説がある。ヘップバーン主演で映画化されていますね。

 映画といえば、カポーティを題材にしたタイトルもそのままの「カポーティ」がある。主演のフィリップ・シーモア・ホフマンはこの映画でアカデミー主演男優賞を獲得している。残念ながら薬物過剰摂取で亡くなっている。46歳の若さだった。

 そうそう出張のとき、映画の影響から5番街のティファニーに行った。つい「ティアドロップ」なるネックレスを衝動買いした。