本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

地方の護送船団

2017-04-05 09:22:25 | Weblog
 小生の住む地区は七つの町で構成されている。それぞれの自治会の住民から集めた自治会費の一部は、七つの町の統合協議会に上納している。一部といっても500万円ほどにもなる。

 それを交通安全協会の支部、消防後援会、老人クラブ、防犯防災会などに配分される。永年続く既得権者の護送船団方式となっている。
 配分後の個別の決算が公表されていないので、名前だけは公共性は高いが、カネの使途がすこぶるうさんくさい。

 自治会総会の際、決算報告をすべきではないかと意見を述べたが実行されなかった。そこで、協議会の監事の改選に手を挙げた。しかし、誰もがやりたがらない監事なのだが、ものの見事に無視された。それを若い人に強引に押しつけていた。

 田舎町というところには変革を提言する者を排除するメカニズムがある。
 ちょっと気張った言い方をすれば、地区には多様な価値観は無用、同じ環境に育った人ばかりいることがハンザ同盟的仲間の支配になるわけ。

 てなことで、自治会を抜けた。自治会費の払いをやめたからどうでもよい。