念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

観測所・試案

2006年12月13日 | 天体スケッチ
 
 冬場の山への遠征は厳しいものがあるので、研究や調整、画像処理の勉強用に実家の庭に観測所を作ることにした。
ナローバンドのフイルターなどを使っての撮像テストもしたい。

何も観測所を作らなくとも三脚をたててやれば同じであるが、車からの機材の出し入れや、より落ち着いて撮像観察するためである。

フリーのCADを使って簡単に試案を作ったが、このフリーソフトは一度プリントアウトしなければ他のソフトで読み込んだり、webなどでも表示できないようだ。

中天の先輩達や海外のHPなどから情報を収集中であるが、スライドルーフは観音開きではなく、「一つ屋根片方スライド」にしようと思っている。
アメリカや海外ではこの片方開きが多い。
アメリカなどでは木材をふんだんに使ってのスライドルーフが多いが、あまり屋根が重くなっても強度が心配なので軽く作るに越したことはない。

コマコレクター

2006年12月08日 | 天体写真
 
 先月はR200SSを使って冷却CCDカメラを撮像したがコマ収差が目に付きました。
K&Rさんところの画像掲示板でR200SSのコマ収差のことを書き込んだら、コマコレクターのバックフォーカスが適正に合っているかというご指摘をいただきました。
デジ一眼の時は直焦「ワイドアダプター」 +カメラマウント+デジ一眼でバックフォーカスが適正になるようだ。
Vixenなどのサイトでもコマコレクター2の適正バックフォーカスの記述はないが、どうやら55mm(公称)ほどであるらしい。
先月は、R200SSに付属のアダプターのTねじ直でCFW-8A+ST-8(43mm)でバックフォーカスは45,6mmで撮像していたことになる。
10mmほどバックフォーカスを足せばもっと良くなるはずである。

それをする前にテレビューのパラコアを注文してしまった。
コマコレクター2より良くなるなら惜しくはないが・・・。
パラコアは適正バックフォーカスは56mmである、英語の説明書に書いてあった。Vixenのコマコレクター2ではそういうことを書いた説明書はなかったと思う。
CFW-8A+ST-8の光路長は43mmで13mmほど足さないと適正バックフォーカスにはならない。
K&Rさんに習ってボーグのパーツで13mmほど足して接続することにした。
晴れた日に実家の庭でテストしてみたい。
パラコアにボーグのパーツを接続したもの。

下はVixenのコマコレクター2