「身を引く」

今夏の猛暑に体がついていけなくなり、自身の体力低下に驚かされましたが、今朝のニュースには、またまたビックリ仰天。
菅首相は、自民党総裁選挙に出馬しないことに決めたとのこと。
記者会見で、「総裁選には出馬せず、コロナ対策に専念したい」との意向を１分４９秒で表明し、記者団の呼びかけに応えることなく背を向けて会場を去りました。

支持率は下がるは、横浜の選挙では敗北するは、何やかやと出馬に不利な要件が重なってはいましたが、不出馬（早々に出馬の意を示していましたのに）とは。
やっぱり、マスコミの方々ならずともビックリしました。
驚き桃の木山椒の木　！！
でも、政治の世界です。
何でも有り、ということなのでしょう。
会見を眺めていて、ふと、「身を引く」と言う日本的は表現がアタマに浮かびました。
現在の支持基盤の上で、負けを重ねて去って行くのはカッコ悪いことです。
党の再生を図るために「身を引く」となりますと、政治理念では反対者からの糾弾も薄まって来ると言うもの。
去っていく者に対して、日本の社会は、「何はともあれご苦労さまでした」との言葉をクチにするのが社会的な一般的通念ですから・・・
「菅おろし」の黒幕は誰？、などとの流言も聞こえては来ますが、私の様な田舎のばーさんには分かりかねます。
でも、政治の世界には魑魅魍魎・妖怪も住んでいることは歴史が証明しています。

コロナ感染者が、幼い者たちにも広がって来ています。
児童施設等で感染者が出れば、その保護者も大変です。
何とか、コロナ禍が去ってくれることを祈るばかりです。

今日は意を決して、少し長い距離の散歩を試みました。
２.５キロ。
でも、大好きな「田んぼの在るコース」へは行きませんでした。
人のあまり通らない田んぼ道で、身動きができなくなったりしたら大変ですから。
団地の中を、あちこちと廻ったり公園の広場を歩いたり・・・
あまり身体を庇い過ぎて、全てに消極的になっている自分へ「ガンバレ」と言いたかったのです。
お陰様で昼食の際は、久々に食欲も出て、おにぎり、野菜ジュース、チーズ等を食べることができました。

どんよりした雲が広がり、最高気温も２０度を下回っています。
時折、小雨が降ったり止んだりの天候でした。
暫くぶりに、３時にコーヒーを淹れてクッキーを１個食べました。
　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉