ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『平和の尊さを心に刻み』

2015-02-24 07:43:25 | 日記
皇太子さまが、55歳の誕生日を迎えられました。
『おめでとうございます』
ご一家の笑顔の お写真を拝見いたしました。
療養中の雅子さまも、笑顔の ご様子。
お元気になられますように。

記者会見では、戦争の記憶が薄れつつあることに触れ、
  『謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、
  悲惨な体験や、日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています』
と述べられました。

また、今年、戦後70年を迎えることについては、
  『我が国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と
   繁栄を享受しています』
  『本年が日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、
   平和への思いを新たにする機会になればと思っています』
とも語られました。
この、一連の記者会見の お言葉に、私はホッとさせられる思いがしました。

安倍総理が出す『70年談話』は、有識者懇談会で、その基本が定められると言う筋書きに
なっているとのこと。
有識者懇談会のメンバーは、すでに公表されています。
「有識者」という名称にラップされた「安倍首相の理念とこだわり」の中味にならないことを
願っています。

マスコミの発言にも、このところ何かとクレームが多過ぎる安倍内閣です。
  『我が国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と
   繁栄を享受しています』
との、皇太子さまの発言に、よもや、いちゃもんを付けたりはしないでしょう。
是非、傾聴して欲しいものです。

かつて、太平洋戦争の最中、戦場で いのち尽きた兵士たちは、
『天皇陛下バンザイ』と言って散って行ったと聞いています。
戦後の平和憲法の第9条など想像だにすることなく、大陸で、南の海や島々で、
砲弾と飢えで死んでいった若い命。
多くの兵士たちは、『天皇陛下バンザイ』のことばに、祖国日本の平和をも
託していたのではないでしょうか。

安倍首相は、自らの靖国参拝に対して
「国のために、いのちを落とした人たちの霊に、尊崇の念を持って………」
と繰り返し述べています。

それなら、安倍総理に お願いです。
戦地に散って行った多くの兵士たちは、皇太子さまの、お言葉を、喜んで受け入れて
くれるのではないでしょうか。
『平和の尊さを心に刻み』
この言葉に傾聴して下さい。
平和憲法を変えたりしないで下さい。
                                   〈ゴマメのばーば〉
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2 コメント

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聡明なご一家… ()
2015-02-24 10:26:42
ですから、震災への対応にも、戦争と平和への思いにも、真心が感じられて、本当に尊敬できる方々だと思います。
戦前のように此の方々を軍国主義に利用しないように、我々も目を光らせねば!と切に思います(^^;)
ゴマメのば~ばさま、コメントの件、了解しました(^_^)v
誠意をもって説明して下さり感謝に耐えません。ありがとうございました(*^_^*)
返信する
Unknown (ゴマメのばーば)
2015-02-24 16:43:44
(空)さま
コメントありがとうございました。
返信する

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