ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『いのちのごはんを』

2022-03-04 06:52:52 | 日記
気にかかっていた確定申告書も作成。
本日郵送しましたので気が楽になりました。
子どもの頃から、期限が定まっている提出物などがありますと、出してしまわないうちは心の隅に何かしら引っかかっているみたいで落ち着かない性分です。
だからと言って、早々に取り組むこともしない、というあまり褒められた性格ではない私。
若い方たちからすれば、たかがそれっきりの事と思われることでも、加齢と共にすべての能力が低下して来るものですから、焦りだけが突出してくるのかもしれません。

とにかく、さっぱりしました。
今日は桃の節句でしたので、近所に住む長女が、さくら餅やクッキーなどを届けてくれました。
長女は今日三回目のワクチン接種を受けますので仕事は休み。
接種へ行く前に届けてくれたのです。

ゆっくりお茶を飲みました。
あまーい和菓子が大好物と言うこともありますが、心が、ほっこりと、ゆったりとしました。
コロナ・・・・・・あっ、また後で、
ウクライナ・・・・何とかなるでしょうよ、
そんな感じに。

『食べる』
それは生きるための生理現象のようなものです。
でも、『食べる』という行為は、心に安らぎを与えてくれる有り難いことだと思っています。
昨日、晴佐久昌英神父の詩をアップささせて頂きました。
今日も、もうひとつの詩を。

  『食卓』
   一枚板の丈夫な食卓
   ちょうど畳いちまいの大きさで
   厚さにナラの誇りが香るような
   暑い夏の昼下がりには すっぱだかになって
   その上へ肌を寄せまどろみたくなる
   そんな食卓はないか
   ・・・・・・中略・・・・・・
   家庭には食卓がひとつ あればいい
   古びてはいてもよく磨かれて
   ひとつひとつの傷みまでもあたたかい食卓
   寒い冬の夜更けには 湯気が立ちのぼり
   そこへみんなが戻ってくるような
   そこからみんなが旅立つような
   けっして消えることのない
   いのちのごはんをいただけるような
   人生には
   そんな食卓がひとつ あればいい
   ・・・・・・後略・・・・・・
     (『だいじょうぶだよ』晴佐久昌英著 より)

そして、この詩は、次のフレーズで終わるのです。
   〈ひとのちからでは支えきれない
   はだかのふたりを
   一枚板の丈夫な食卓が
   美しくささげてくれる夢をみながら〉

と。
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