「不埒者め！」と。

　朝、青空が広がっていました。
　昨日は気温が２０度しかなく、雨も降り、薄ら寒い一日でしたので、朝の光と青空の
　広がりは気持ちを明るくさせてくれます。
　とれた「差し歯」も応急とは言え治療を受け一件落着。
　今日は美味しいクッキーでも買って来ようと、暫くぶりにデパートへ出かけました。
　買物を済ませ、１２時ちょっと過ぎに帰宅。
　パンの専門店から四つ切りの食パンを買ってきましたので、トーストにして食べまし
　た。
　旨い。
　やっぱり、パンはトーストに限る、などと悦に入っていましたら、何と、昨日接着し
　て貰った差し歯が、またとれてしまったのです。
　「仮に付けただけですから、長くは持たないと思いますよ」
　歯医者さんは、そう言って、仮の（修繕）をして下さったのですが、こんなにも脆く、
　はずれてしまうとは・・・。
　本日は、土曜日ですので、午後は休診。
　明日は日曜日ですから、やっぱり休診日です。
　やっぱり、この歯は、縁が切れたものなのでしょう。

　歯医者に通って、しっかりした治療を受けるべきか、それとも、あまり硬いものを食
　べない、という事にして放置。コロナ騒動が一段落した時点での治療を待つべきか。
　『ここが　思案のしどころ』
　などと。
　呑気なことも言ってはいられない状況ですが、にもかかわらず、ハムレットにでもな
　った様に、
　『To be, or not to be』　『To go, or not to go』
　などと、芝居づいている私です。
　こんな時、長女が居ますと、
　「迷いこそ、悪化の一途。それは必定。」
　などと、乗って来るのですが。

　ＮＨＫ朝ドラ「エール」。
　今週初めには、主人公・裕一の妻の父親が、あの世から「一泊二日・この世への旅」
　の宝くじに当たり、家族の前に姿を現しました。
　物語の本来のプロットではありませんが、けっこう楽しんで観ています。
　「一泊二日・この世への旅」というのも、なかなか。
　くだらない想像や、ことば遊びの好きな私は、この世から、「一泊二日・あの世への
　ツアー」などがあったら、参加希望者はいるだろうか、などと考えてしまいます。

　新聞を見ましたら、「三密」防止のために、観光地や、お寺さんなども、様々な入場
　者数の規制をしている様です。
　そんな記事を見て、またまた私は想像します。
　　〈エンマ様が、「三密防止」の策として、コロナに因る死者の受け入れを制限
　　　する策をオニ共に命じる。
　　　この世では、コロナに因る死者が激減。
　　　コロナは終息する。〉
　こんなシナリオは、どうでしょう。
　どう、誰か、エンマ様に交渉してくれない。　

　でも、自民党本部から、1億５千万円の菓子包みを持参してエンマ様に、お願いしたら、
　「不埒者め！」
　と、一喝されてしまうでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉