ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「地震島」と「地震国」

2013-09-29 08:11:53 | 日記
新聞を見て、びっくりしました。
24日に起きたパキスタンの地震によって、海底が突如隆起し、小さな島ができた。
と報じられていました。
『地震島』と名づけられたそうです。
地震による死者も多く出ているとのこと、地域の復興と、亡くなられた方たちへ合掌するばかりです。

また、次の様な記事も載せられていました。
安倍首相が米ニューヨーク証券取引所で講演し、日本の原発技術に関して、
「放棄することはあり得ない。東京電力福島第一原発の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で世界に貢献する」と、表明したそうです。

「今後への決意」なのでしょうか、「願望の表明」なのでしょうか。
福島原発の事故は、まだまだ「乗り越え」られてはおりません。
安倍首相は、IOC総会での『アピール』で、自信を深めたのでしょうか。(スピーチライターがいるとか)
よくもまぁ。と思います。

私は、『地震島』の写真を見て、
地球には地震が起こるということ。
噴火も、津波も、竜巻も起こるということ。
そのことを、しっかり認識しなければならないと、強く思いました。

地面が隆起するなどということは、地球上の、どこに起こっても決して不思議なことではないでしょう。
日本は、世界有数の『地震国』と言われているのです。
恐れずに、立ち向かって行くことも大切ですが、進む時には退路を確保して置くのが、常識です。

原子力発電では、退路にあたる「原子の火を消す手段」が、まだ出来上がっていないのです。
地下深く、万年という単位で管理でき得るなどとの考えは、正常な考えとは思えません。
原発の下が活断層であるか、否かなどと議論よりも、
疑わしい所には作らない。
消せない火は使わない。
トイレの無いマンションは作らない。
これで、行くべきだと思います。
                             〈ゴマメのばーば〉


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