首相主催の「桜を見る会」の支出や態様が問題になっています。
安倍首相の後援会関係者が多数参加し、公費の私物化ではないかとの批判です。
もっともな批判です。
長く権力の座に就いていますと腐敗堕落が起こります。
《1990年代から参加する自民党閣僚経験者は「当時も首相の地元の人が多い印象が
あり、元々そういう性格のものではないか」との見方を示した。》
と毎日新聞(11月12日)で伝えていますが、こうした許容の仕方は問題だと思います。
消費税が上がって、支払いのたびごとにレシートを見ることが習慣の様になってしまいま
したが、税金の使い道について私たち国民は、しっかり監視しなければならないのではな
いでしょうか。
自民党・二階幹事長の、
「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼び掛けてご参
加頂くことに配慮するのは当然ではないかと思う」
との発言にもビックリです。
招待者名簿は会の直後に廃棄されているとか、こちらも またか!と びっくり。
風が少し強い時間帯もありましたが、晴れたいいお日和でした。
柿の葉は殆ど落ち、生け垣のドウダンが紅く染まって、結構長く咲いているツワブキの黄
色と秋を競っている感がある我が家の庭です。
木曜日頃には寒波襲来とか。
季節は冬へ。
【 『落選原稿』・・・メタボ的愛着・・・その20 】
【アビラウンケン】
(2015・6・15 記)
京都大学の研究チームによる実験によりますと、
〈犬は、飼い主に非協力的な人を嫌う〉
〈飼い主への協力を拒む「意地悪な人」から、餌をもらわない〉
その結果、
〈犬は、自らの利害に関係なく、感情的に第三者を評価している可能性がある〉
との研究結果を発表しました。
こんな研究の お話大好きです。
犬で思い出したのですが、静岡文化芸術大学教授・磯田道史先生のことです。
映画にもなった「武士の家計簿」をはじめ、古文書を読み説き、歴史の愉しみ
方を教えてくれる先生。
現在、BSプレミアム「英雄たちの選択」で司会をなさっています。
司会そのものより ご自身が“しゃべりたくて、しゃべりたくて”感を、いつも
漂わせているので、番組内容もさることながら、磯田先生のトークが聴きたく
て、番組を毎週観ています。
6月10日の午後、何気なくテレビをつけました。
なんと、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、磯田先生がゲスト出演
していたのです。
あれやこれやの楽しい“おしゃべり”でしたが、忍者が忍びに入る際の心得帳と
いうか、ノウハウなどを、古文書を示して語っていらっしゃいました。
☆「忍び」に入る時、イヌを吠えなくさせる呪文。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
と、三回唱える。
等々。
そして、先生ご自身が、教授会の帰りにイヌに試してみたとのこと。
『吠えられましたね』
と、真面目な顔つきでおっしゃったのです。
私は観ていて吹き出してしまいました。
こんな先生が、私は大好きなのです。
磯田先生は、以前「さかなクン」と対談なさったそうで、
「さかなクンって面白いですよ」
と話されていました。
「磯田道史」VS「さかなクン」
かなり、面白かったのではないでしょうか。
見られなくて残念。
と、いうことで、昨日、外出しての帰り道、塀の中に大きなイヌがいるお宅の
前を通りました。
鎖で繋がれているようですから、身の危険はあるまいと思って、私も例の呪文
を試みてみたのです。
家の人に聞かれるのは恥ずかしいので、そっとやってみました。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
イヌは怪訝な顔つき、
『うー』と小さな唸り声、
「さては吠えられるか」
と、逃げ腰に。
急いで、その場を離れました。
何だか、イヌから
『バーカ』
『ヘンナ バーサン』
と、言われたような敗北感だけが残りました。
しばらくは、あの道、通らないことに。
※ この原稿は、昨年、あるところへ応募した『落選原稿』です。
1ピースずつアップしています。
安倍首相の後援会関係者が多数参加し、公費の私物化ではないかとの批判です。
もっともな批判です。
長く権力の座に就いていますと腐敗堕落が起こります。
《1990年代から参加する自民党閣僚経験者は「当時も首相の地元の人が多い印象が
あり、元々そういう性格のものではないか」との見方を示した。》
と毎日新聞(11月12日)で伝えていますが、こうした許容の仕方は問題だと思います。
消費税が上がって、支払いのたびごとにレシートを見ることが習慣の様になってしまいま
したが、税金の使い道について私たち国民は、しっかり監視しなければならないのではな
いでしょうか。
自民党・二階幹事長の、
「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼び掛けてご参
加頂くことに配慮するのは当然ではないかと思う」
との発言にもビックリです。
招待者名簿は会の直後に廃棄されているとか、こちらも またか!と びっくり。
風が少し強い時間帯もありましたが、晴れたいいお日和でした。
柿の葉は殆ど落ち、生け垣のドウダンが紅く染まって、結構長く咲いているツワブキの黄
色と秋を競っている感がある我が家の庭です。
木曜日頃には寒波襲来とか。
季節は冬へ。
【 『落選原稿』・・・メタボ的愛着・・・その20 】
【アビラウンケン】
(2015・6・15 記)
京都大学の研究チームによる実験によりますと、
〈犬は、飼い主に非協力的な人を嫌う〉
〈飼い主への協力を拒む「意地悪な人」から、餌をもらわない〉
その結果、
〈犬は、自らの利害に関係なく、感情的に第三者を評価している可能性がある〉
との研究結果を発表しました。
こんな研究の お話大好きです。
犬で思い出したのですが、静岡文化芸術大学教授・磯田道史先生のことです。
映画にもなった「武士の家計簿」をはじめ、古文書を読み説き、歴史の愉しみ
方を教えてくれる先生。
現在、BSプレミアム「英雄たちの選択」で司会をなさっています。
司会そのものより ご自身が“しゃべりたくて、しゃべりたくて”感を、いつも
漂わせているので、番組内容もさることながら、磯田先生のトークが聴きたく
て、番組を毎週観ています。
6月10日の午後、何気なくテレビをつけました。
なんと、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、磯田先生がゲスト出演
していたのです。
あれやこれやの楽しい“おしゃべり”でしたが、忍者が忍びに入る際の心得帳と
いうか、ノウハウなどを、古文書を示して語っていらっしゃいました。
☆「忍び」に入る時、イヌを吠えなくさせる呪文。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
と、三回唱える。
等々。
そして、先生ご自身が、教授会の帰りにイヌに試してみたとのこと。
『吠えられましたね』
と、真面目な顔つきでおっしゃったのです。
私は観ていて吹き出してしまいました。
こんな先生が、私は大好きなのです。
磯田先生は、以前「さかなクン」と対談なさったそうで、
「さかなクンって面白いですよ」
と話されていました。
「磯田道史」VS「さかなクン」
かなり、面白かったのではないでしょうか。
見られなくて残念。
と、いうことで、昨日、外出しての帰り道、塀の中に大きなイヌがいるお宅の
前を通りました。
鎖で繋がれているようですから、身の危険はあるまいと思って、私も例の呪文
を試みてみたのです。
家の人に聞かれるのは恥ずかしいので、そっとやってみました。
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
「アビラウンケン」
イヌは怪訝な顔つき、
『うー』と小さな唸り声、
「さては吠えられるか」
と、逃げ腰に。
急いで、その場を離れました。
何だか、イヌから
『バーカ』
『ヘンナ バーサン』
と、言われたような敗北感だけが残りました。
しばらくは、あの道、通らないことに。
※ この原稿は、昨年、あるところへ応募した『落選原稿』です。
1ピースずつアップしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます