golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ニールセン「クラリネット協奏曲、木管五重奏曲、かいなきセレナード」クルセ、ボストック

2012-02-06 22:07:51 | Weblog
遂に始まっちゃったみたいです!

土日風邪で寝ていて(日曜日は要心で)、今日から出社したのですが、行きの電車の中でうとうとしていたら、妙に身体が痺れて冷や汗が出て参りました。

よほど、途中下車して帰って寝ようかとも思ったのですが、今日片付けておきたい仕事があったことと、午後は比較的軽い外出2件。

頑張って行って、早く帰ろうと出社致しました。

熱があったかは不明ですが、体調がすぐれないことと、くしゃみ鼻水くしゃみ鼻水くしゃみ鼻水くしゃみ鼻水くしゃみ鼻水………。

マスクをしていたにも関わらずであります。

花粉症花粉症花粉症のようであります。

風邪で身体が弱っていたから少し早めに症状が出たようです。

遂に、1年で一番嫌な季節到来!

ヨン・クルセ(クラリネット)、ダグラス・ボストック指揮チェコ室内管弦楽団、スカンジナビア・チェンバー・プレイヤーズ(MEMBRAN盤)

先日来聴いて来たサン=サーンスもよりもずっとカール・ニールセン(1865~1931)は私にとって遠い存在でした。

「不滅」とかフルート協奏曲を聴いたことがある程度。

ちょっと苦手系の北欧(デンマーク)の作曲家というのもその一因になっているかと思います。

ショップで10枚組1,290円の激安BOXを見付けたので買ってみました。

サン=サーンスBOXと異なり、こちらは1980年~2005年の比較的新しい録音ばかりなのが、曲を知る上では有難いです。

「クラリネット協奏曲」も「木管五重奏曲」も「かいなきセレナード」も、管楽器が大活躍する作品ですね。

それにも関わらず、華麗さよりは、ひんやりした情感が先に立つのは北欧作曲家ニールセンのニールセンたる所でしょうか。(それとも私、熱がある?(笑))

これらの曲、木管奏者には大層演奏し甲斐があるのでは。(難しい?)

まだ2回目を聴いている途中で、これらの曲に親しんだとは全く言えない状態でありますが、このBOXでニールセンを攻略(?)して参りたいと思います。

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バッハ「マタイ受難曲」ダウス

2012-02-05 19:19:21 | Weblog
高校生の時、友人の住む東京・府中市には山があると聞いて妙に羨ましかったことを思い出しました。

私の住んでいた市には無かったもので。

全国的に見れば、山のある市町村の方が寧ろ普通なのでしょうが、府中にある山は可愛らしい低山。(検索してみたら、浅間山という標高80mほどの丘陵)

日本一低い山として、小学生の時に知った大阪の天保山(標高4.53m)にもずっと憧れておりました。(←変なヤツ)

ふと、府中の山を思い出したのは、先週も急遽行った静岡で見た小山が故。

静岡市近辺は海沿いで平地と思い込んでいたのにも関わらず、前回行った際、駅の南側(海側)を歩いていたら、突然目の前に小山が出現したのに驚きました。

静岡出身の友人に聞いたら、標高63mの八幡山(やはたやま)と判明。

高い山も良いけれど、こういう低山に妙に憧れます。(←やはり変なヤツ)

今回知って残念だったのは、大阪の天保山は自然の山では無く、築山だったこと。

自然の低山では、徳島市に弁天山(標高6.1m)があるそうで、こちら方面に行く機会があったら、是非登ってみたいです。

ブリッタ・スタルマイスター(ソプラノ)、ヘドヴィッヒ・ファスベンダー(アルト)、アンドレアス・ワーグナー(テノール、福音史家)、アンドレアス・シェイーブナー(バス)、フリーデマン・クンダー(バス、イエス)、ヨシャルド・ダウス指揮ポーランド室内フィルハーモニー、ヨーロッパ合唱アカデミー、カルー・アウレリウス少年合唱団(ARTE NOVA盤)

久しぶりの「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」。

第11弾というか実質第10弾。

メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミン、ガーディナー、リヒター旧盤、鈴木雅明、ヘレヴェッへ新盤に続くダウスの全曲盤。

以前、バロック・マスターワークスという激安60枚BOXに入っていた抜粋盤が思いの外良く、是非全曲盤を欲しいと思っておりました。

しかし、廃盤になったのか以降見掛けることも無く月日が過ぎ、何時しかこの録音の事も忘れ掛けておりました。

ところが、先日ディスク・ユニオンで発見。しかも、未開封品で900円とかの廉価。ラッキーでありました。

ヨシャルド・ダウスは、合唱指揮者としての評価が高く、チェリビダッケも合唱曲の指揮に重用した人。

現代楽器による演奏ですが、近年のもの(2000年のライブ録音)だけあって、ビブラートを抑えた演奏。

オケが若干弱く感じられなくもありませんが、さすが合唱は素晴らしいし、独唱陣も健闘。

何よりも、ダウスの弛緩無く進めるタクトが素晴らしい。

その真摯でひた向きな信仰を感じさせる演奏は、現代楽器による代表的な名盤の一つマウエルスベルガーともどこか通ずるものを感じました。(マウエルスベルガー盤を少しスッキリさせた感じ)

これ、隠れた名盤じゃないかと思います。

マタイ受難曲は、音楽史上の最高峰にも喩えられる作品ですが、決して、人をして近付け難い俊厳な存在では無く、麓に到達した人を優しく受け入れる包容力ある曲。

これからも、日常的に聴いて行きたい作品です。

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モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」ファソリス

2012-02-04 20:48:27 | Weblog
インフルで無かった、良かった、ちと残念でもあり。

昨夜、会社を出る頃から咳が出て体調も悪し。

案の定、今日は発熱もあり病院へ。

インフルエンザの検査も致しました。

鼻に綿棒を突っ込んで粘膜を取って調べるやつ。

前にもやったことあるけど、こそばゆくって嫌ですね。

結果は、A型、B型とも陰性。

熱があって2時間以上待合室で待たされていたのは、ちょっと辛くもありましたが、帰宅して薬をのみ、氷枕をして寝ていたらだいぶ快方に向かいました。

明日1日ゆっくりしていたら、月曜は会社へ行けるでしょう。

インフルだったら暫くゆっくり出来たのに、残念(笑)。

マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ)、アンナ・シムボリ(ソプラノ)、ロベルト・バルコーニ(カウンターテナー)、ファビアン・ショフラン(カウンターテナー)、マルコ・ビーズリー(テノール)、ルカ・ドルダロ(テノール)、サンドラ・ナーリア(テノール)、ジュゼッペ・マレット(テノール)、ダニエレ・カルノヴィチ(バス)、アルフレード・グランディーニ(バス)、フリオ・ザナージ(バス)、ディエゴ・ファソリス指揮イ・バロッキスティ、コンチェルト・パラティーノ、モーレ・アンクオ、スコラ・グレゴリアーナ、スイス・イタリア語放送合唱団(BRILLIANT CLASSICS盤)

バロック初期の大家モンテヴェルディのこの壮麗なる傑作は、LP時代はコルボ盤、ルーラント盤、CDでアーノンクール、ユングヘーネルといったところを聴いて参りました。

結構名盤の多い曲では。

ちょっと検索しただけでも気になる演奏がゴロゴロ出て来ます。

ARTSレーベルから発売されたこの演奏もその1つでした。

つい最近、装い新たに、ライセンス供給を受けたBRILLIANT CLASSICSから再発。

冴えた古楽器の響きと暖かい響きで聴き応えある演奏です。

この曲、澄んだ響きとともにこぶしの利いた歌もあって多彩で壮大。

透明度高い演奏も良いけれど、ある意味熱いこういう演奏は合っているかも。

1999年のライブ録音。

ファソリスは今まで聴いて来なかった指揮者ですが、ARTSやNAXOSなどに興味深い録音が色々ありますね。

今度狙ってみましょう。

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スヴェーリンク「エコー・ファンタジー、ヘキサコード・ファンタジー」他、レオンハルト

2012-02-02 22:21:43 | Weblog


昨日は15時過ぎから、試飲試食コーナーもある某フェアを見に行き、夜、某研究所に勤務する友人が研究所の一般公開用に製作した展示品を見せて貰いに行きました。

最先端のコンピューターの専門家である彼は、余技でコンピューターの仕組や歴史を説明する展示を例年やっています。

一般公開に先立ち、私のようなド素人の一般ピープルが見て、内容を理解出来るか、受けるか、説明書きをどうすべきかという、事前検証であります。

写真の時計の様な物は、昔使われていた手回し式計算機の加減算の原理を示す模型。

写真が見づらいですが、上の白い円弧に掛かれた数字の所に水色の突起をセットし、ダイヤルを右に廻せば加算、左に廻せば減算が出来、その結果が左の白い円に書かれた数字に示される仕掛けになっています。

右側の緑の「鶏冠のような歯車」が、中央の小さい歯車と組合わさって左の歯車動かして答えを出します。

この計算機の一番のキモは、右の歯車上に描かれた白い円。

赤い突起がこの白い円に沿って動くのですが、これが真円ではなく「微妙に歪んだ円」。

この歪みがある為、右上にセットした数字によって緑の鶏冠りが、真ん中の歯車と噛み合う回数が変わり、それが左の歯車に伝わって答えを出すというからくり。

説明受けると、なるほどと思いますが、最初にこれを考えた人は凄いですね。

「デーモン閣下の頭髪」の様な黒いギザギザのある写真は、コンピューターとは直接関連ありませんが、磁気を利用した展示品。

試験管に入った磁性流体(磁気を帯びた粘性の高い液体)が下にある4つの電磁石からの磁気を受けて動く仕掛けになっています。

4つのコイルは左から右に掛けて低音から高音に対応しており、音楽を掛けるとその音の周波数と音量によってコイルの磁気の強さが変動し、デーモン閣下の頭髪があっちこっちで踊ってなかなかに面白い。一人でバカ受けしてしまいました。

UFOも磁気の力で空中浮遊しております。

この他にも色々珍しい出展のある春の一般公開が楽しみです。

グスタフ・レオンハルト(オルガン)(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ヤン・スヴェーリンク(1562~1621)は、ルネサンスからバロックに掛けて活躍したオランダの作曲家。

1.エコー・ファンタジー イ短調
2.「主よ、我らが日々に平和を与えたまえ」に基づく変奏曲
3.ヘキサコード・ファンタジー
4.ファンタジー ニ短調
5.「我らにみどり子が生まれたまいぬ」に基づく変奏曲
6.トッカータ イ短調

最近、オルガン曲は近現代フランスの作品を聴くことが多く、本家、元祖とも言うべきルネサンス、バロック期の作品は暫く聴いておりませんでした。

久しぶりに聴きたいと思っていたところ、本日ブックオフでこれを発見。250円。

「エコー・ファンタジー」は、文字通りメロディをエコーの様に模倣しながら進行して行く面白い作品。

ヘキサコード・ファンタジーの「ヘキサ」って、コンピューターの世界で使われる16進数のことじゃね?、音楽の世界でも16進数を使うんかい???と思って調べたら、ルネサンス期の6音の音階とのこと。

6曲何れも明快な作品ですが、トッカータが特に情熱的で力の籠もった傑作と思ったのと、エコー・ファンタジーがやはり楽しかったですね。

本家、元祖のこの時代のオルガン曲もまた色々聴いて行きたいと思います。

やはり、オルガンは凄い楽器!

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