golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヒンデミット「ヴァイオリン協奏曲、交響曲《画家マティス》」他オイストラフ、ヒンデミット、クレツキ

2012-02-26 22:07:51 | Weblog
東京マラソン、中継は見ていませんでしたが、とても気になっておりました。

期待の「市民ランナーの星」川内選手に是非頑張って欲しい!

残念ながら、川内選手は14位と不本意な成績。

給水の失敗もあって、ご本人も大変悔しいでしょうが、実業団に属さず頑張って来られてこの成績は凄いと思いますし、またこれからの活躍を期待!

そして、こちらも実業団に所属せず頑張っている藤原新選手が日本人最高の2位で、2時間7分台でロンドン五輪の有力候補に。

トップランナーだけじゃなく、市民ランナーや芸能人ランナーの完走も立派!

自分じゃ、とてもフルマラソンなど走れません。

藤原新選手の明るいニュースの一方、ホークス・ファンには心配なニュースも。

出遅れが伝えられていた守護神、馬原投手が右肩手術で今季ほぼ絶望な感じ。

ファルケンボーグを中心に、金澤、森福といった投手で抑えを切り盛りすることになりそう。

新外国人ピントが抑えに回る可能性もあるか?

エース級3人が抜けた上に馬原もいない。

ホークス・ファンとしては、今季の投手陣容が大変気になるところであります。

【ヴァイオリン協奏曲】ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、パウル・ヒンデミット指揮ロンドン交響楽団
【ウェーバーの主題による交響的変容】クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
【交響曲「画家マチス」】パウル・クレツキ指揮スイス・ロマンド管弦楽団
(LONDON盤)

何となく疎遠だったパウル・ヒンデミット(1895~1963)。

初めて知ったのは、高校生の時。

「画家マチス」をカセットにエアチェック(もう死語か:FM放送などラジオから録音すること)して聴いておりました。(カラヤン盤)

LPは、リゲティとペンデレツキのチェロ協奏曲の余白に入っていた「無伴奏チェロ・ソナタ」(WERGO盤)を持っていたのみ。(ちなみに、検索してみたらペンデレツキ作品は、協奏曲ではなく「チェロと管弦楽のためのソナタ」でした。記憶はやはり曖昧なもの)

それ以降、LPもCDも購入せず。(「画家マチス」位は買おうかと思っていたのですが…)

疎遠になっていた理由としては、何となく暗めの曲調と、かと言って特別インパクトが強い感じでも無かったからでしょうか。

久しぶりに聴き直してみようと、図書館で借りてみました。

色々な楽器の為の作品をたくさん残した器楽の達人と言われる作曲家の事、聴いた事の無い宝が一杯眠っている可能性ありますから。

久しぶりに聴いて思ったのは、「何という、取っ付き良い音楽!」。

やはり、新古典主義の作曲家。

どうも、昔の記憶、印象は間違いだったようです。

こういう事も結構ありますから、色々聴いてみなきゃね。

3曲通じて感じるのは、オーケストラの各楽器が活き付いていること。

流石、各種楽器に通じた職人作曲家。

演奏者も楽しいのでは?

「ヴァイオリン協奏曲」は、ヴァイオリン奏者でもあったヒンデミットらしく、ヴァイオリンが無窮動的なパッケージや長大なカデンツァなど大活躍。

その点では、協奏曲らしい協奏曲とも言えますが、どこかちょっと捻ったような味わいがあって、華やかな協奏曲と一線を画すのがヒンデミットらしさでしょうか?

「ウェーバーの主題による交響的変容」は、リズミカルで元気があって、一番親しみ易い作品ですね。

中世ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルト(1480~1529)を題材にしたオペラから交響曲に再構成された「画家マティス」。

画家が描いた3枚の祭壇画からの印象を3楽章に託した作品。

キリストの降誕、キリストの埋葬、聖アントニウスが森の中で見た恐ろしい幻想、と3つの絵画からのイマジネーションを荘厳な雰囲気とダイナミックな音楽で表現していて、聴き応えのある作品。

また、ヒンデミットも色々聴いてみなきゃいけませんね。

ニールセンみたいな激安BOXないかな?(笑)

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