golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

グリーグ、シベリウス「弦楽四重奏曲」、ニールセン「若いアーティストの棺に寄せて」エマーソンSQ.

2012-02-27 22:57:43 | Weblog
毎時1,000万ベクレルですか!今でも。

福島第一原発1~3号機からの放出放射能が低減したというニュースがありましたが、今でも何だか凄い量が出ているんですね。

改めて、原発事故は収束していないのだということを認識致しました。

ネットで見ただけで良く判からないのですが、これって1~3号機の「合計」の値ですよね~?

1~3号機の「平均」に決まってるじゃないですか~、なんて言いっこ無しよ。

どうもネットのニュースはこういう所、丁寧さに欠けて誤解を招く記事も多い気がする。

まあ、合計にしても平均にしても、大きな値には関わりなく、まだまだ予断を許さないって考えないとね。

「冷温停止」って、あたかも事故は終息したような響きだけれど、まだ現在進行形なんですね。

エマーソン弦楽四重奏団(GRAMMOPHON盤)

北欧を代表する3人の作曲家の弦楽四重奏作品。

図書館からの借用ディスクです。

激安BOXのお蔭でニールセンに興味を持ったのを契機に聴いてみました。

何れも初めて聴く曲。

弦楽四重奏曲という厳格な絶対音楽の形式は、何となくグリーグには合わないのではないかという気がしておりましたが、それは偏見でした。

彼がノルウェーのフィヨルド地帯に取材した民族音楽の要素も取り入れた楽曲。

ひんやりした肌合の中に、美しい抒情とともに情熱的なリズムがあり、如何にもグリーグらしい素敵な作品。

「若いアーティストの棺に寄せて」は、ニールセンが友人の画家オラフ・ハルトマンの葬儀の為に作曲した4分に満たない短い曲。

慟哭や悲嘆ではなく、友人を思う優しさ、慈しみが伝わって来るような音楽。

弦楽四重奏用だが、後に五重奏、弦楽合奏用にも編曲されたとのこと。

ニールセンもこの曲に思い入れがあったのでしょうか。ニールセン自身の葬儀でも演奏されたそうです。

シベリウスの曲には、「親しき声」のタイトルが付けられています。

まだ3回目を聴いただけですが、交響曲作家らしい確固たる構成力で深みと軽妙さが同居していて、どこかベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲にも通じる感じがしました。これは聴き込んだら結構好きになりそうな予感も。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ