golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フォーレ「レクイエム、ラシーヌの雅歌」、ヴィレット「2つのモテット」他、ヒル

2012-02-28 23:24:31 | Weblog
「空柱私空」が「A柱私B」に。

帰宅時のバス。

数人掛けの座席が空いていたので座りました。

私の左隣は柱でその左が空席、右隣も空席でした。

人が段々乗って来て、空席が殆ど無くなった頃、おばちゃん2人連れが乗って来ました。

近隣では私の両隣が空いていたのみ。ちなみに、私の左隣には柱(手摺り)があります。

「空柱私空」の状態。

2人連れが乗って来たのだから、私が詰めれば良かったのですかねぇ。

「空柱私空」⇒「私柱空空」か、せめて「空柱空私」という状態に。

しかし、私も嵩張る荷物を持っていたし、長距離バスならともかく高々10分程度の乗車時間、そのまま座っておりました。

すると、おばちゃんA、Bは私の両脇の空席に着座。

「A柱私B」の状態に。

ところが、おばちゃん2人は話好き。

私と柱を挟んで、別のおばちゃんCの噂話(悪口系)を始めたのであります。

私を挟んで話が飛び交う、飛び交う。

席を代わってあげようかとも思ったのですが、前述の通り荷物もあるし、おばちゃん2人も買い物袋が重そう。周りにも立っている人が何人もいるし、揺れる車内でバタバタ移動するのもどうかと思う。

そのままにしておりました。

やがて、話を止めるかと期待していましたが、話は盛り上がる一方。

最初は目を開けていた私ですが、目の前をおばちゃん2人の会話が行き来する。

何となく妙。

私、立場無いって感じ。(実際は立っている訳では無く、座っているのですが)

目を瞑って、弾丸、では無かった、おばちゃん達の会話を避けておりました。

しかし、臨場感あるステレオ効果でおばちゃん2人の美声(では無かった、全然!)を鑑賞する羽目に。

暫くして、おばちゃんAの左隣が空き、「BA柱私」に配置替え。

漸く、ステレオ鑑賞が終わった時は、降車バス停直前でした。

最初に席代わっておけば良かったかなあ。

ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、サイモン・キーンリーサイド(バリトン)、スティーヴン・ファー(オルガン)、デヴィッド・ヒル指揮ボーンマス・シンフォニエッタ、ウィンチェスター大聖堂合唱団、キーナン・バローズ(ボーイソプラノ:ロジェ=デュカス)(Virgin CLASSICS盤)

大好きなフォーレのレクイエム、ついつい聴きたくなります。

これも図書館からの借用品。

最初の1893年版で、少年合唱を用いたもの。

混声合唱による後年のバージョンに比べ、禁欲性が高く、響きの透明さが特徴。

香りにやや乏しくも感じますが、この版にこの穏やかな演奏もあり!

演奏や合唱の精度はやや甘くも思いますが、真摯な響きには好感持てます。

定番の「ラシーヌの雅歌」とともに、初めて聴く、ピエール・ヴィレットの「2つのモテット」、ロジェ=デュカスの「3つのモテット」も、フォーレとのカップリングに相応しい柔らかなタッチの澄んだ曲でした。

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