昨日は15時過ぎから、試飲試食コーナーもある某フェアを見に行き、夜、某研究所に勤務する友人が研究所の一般公開用に製作した展示品を見せて貰いに行きました。
最先端のコンピューターの専門家である彼は、余技でコンピューターの仕組や歴史を説明する展示を例年やっています。
一般公開に先立ち、私のようなド素人の一般ピープルが見て、内容を理解出来るか、受けるか、説明書きをどうすべきかという、事前検証であります。
写真の時計の様な物は、昔使われていた手回し式計算機の加減算の原理を示す模型。
写真が見づらいですが、上の白い円弧に掛かれた数字の所に水色の突起をセットし、ダイヤルを右に廻せば加算、左に廻せば減算が出来、その結果が左の白い円に書かれた数字に示される仕掛けになっています。
右側の緑の「鶏冠のような歯車」が、中央の小さい歯車と組合わさって左の歯車動かして答えを出します。
この計算機の一番のキモは、右の歯車上に描かれた白い円。
赤い突起がこの白い円に沿って動くのですが、これが真円ではなく「微妙に歪んだ円」。
この歪みがある為、右上にセットした数字によって緑の鶏冠りが、真ん中の歯車と噛み合う回数が変わり、それが左の歯車に伝わって答えを出すというからくり。
説明受けると、なるほどと思いますが、最初にこれを考えた人は凄いですね。
「デーモン閣下の頭髪」の様な黒いギザギザのある写真は、コンピューターとは直接関連ありませんが、磁気を利用した展示品。
試験管に入った磁性流体(磁気を帯びた粘性の高い液体)が下にある4つの電磁石からの磁気を受けて動く仕掛けになっています。
4つのコイルは左から右に掛けて低音から高音に対応しており、音楽を掛けるとその音の周波数と音量によってコイルの磁気の強さが変動し、デーモン閣下の頭髪があっちこっちで踊ってなかなかに面白い。一人でバカ受けしてしまいました。
UFOも磁気の力で空中浮遊しております。
この他にも色々珍しい出展のある春の一般公開が楽しみです。
グスタフ・レオンハルト(オルガン)(Deutsche Harmonia Mundi盤)
ヤン・スヴェーリンク(1562~1621)は、ルネサンスからバロックに掛けて活躍したオランダの作曲家。
1.エコー・ファンタジー イ短調
2.「主よ、我らが日々に平和を与えたまえ」に基づく変奏曲
3.ヘキサコード・ファンタジー
4.ファンタジー ニ短調
5.「我らにみどり子が生まれたまいぬ」に基づく変奏曲
6.トッカータ イ短調
最近、オルガン曲は近現代フランスの作品を聴くことが多く、本家、元祖とも言うべきルネサンス、バロック期の作品は暫く聴いておりませんでした。
久しぶりに聴きたいと思っていたところ、本日ブックオフでこれを発見。250円。
「エコー・ファンタジー」は、文字通りメロディをエコーの様に模倣しながら進行して行く面白い作品。
ヘキサコード・ファンタジーの「ヘキサ」って、コンピューターの世界で使われる16進数のことじゃね?、音楽の世界でも16進数を使うんかい???と思って調べたら、ルネサンス期の6音の音階とのこと。
6曲何れも明快な作品ですが、トッカータが特に情熱的で力の籠もった傑作と思ったのと、エコー・ファンタジーがやはり楽しかったですね。
本家、元祖のこの時代のオルガン曲もまた色々聴いて行きたいと思います。
やはり、オルガンは凄い楽器!
★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞
★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます