golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ニールセン「交響曲第1番、第2番《4つの気質》」ボストック

2012-02-07 22:51:04 | Weblog
何だぁ~、今日休んでも良かったんだ(笑)。

土曜日に発熱して、日曜には下がったかなと思ったのですが(測らなかったので判らんが)、まだ調子がすぐれない。

今朝も何となく熱っぽいので測ってみたら、「37.9℃」。

迷ったのだけれど、ちょっとした打合せを予定に入れていたので、「敵前逃亡した」(それほどの話では無いが)と誤解されても困るので出社することにする。

まあ、午前中の打合せが終わったら、体調次第で午後半休にしても良いし。

ところが、熱っぽい状態のままズルズルと定時迄居て、今日はすぐ帰って参りました。

何時も食事は「完食」をモットーとしている私が、二日酔い以外で食物を残すのは初めて見た!、と言われたほど体調悪かったであります。

帰宅して、直ぐ氷枕をして音楽聴いております。

「ふと、体温がだいたい何度位だと普通休むのだろう?」と疑問が湧く。

早速検索してみたら、ありました!

歯磨きや洗剤などのメーカーのライオンさんが昨年秋に、「他人が風邪で休んだ時、何度なら仕方ないと思えるか」というアンケート調査。

結果は、「37.9℃」。

私の今朝と同じ!

正々堂々と休めたじゃん。

まあ、一応安全を見て、会社には「ゲタを履かせて」38.7℃位の事連絡しておきゃあ良いし。(ゲタを履かせるなら何度であろうと関係無い!)

ダグラス・ボストック指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(MEMBRAN盤)

体調の悪い時に北欧の交響曲で大丈夫か?、という懸念がちょっとありました。

体調悪い時に、初めて聴く交響曲がシベリウスの後期曲のように晦渋だったら…。いやいや、それならまだ大丈夫だけれど、アラン・ペッタションのように沈鬱でどす暗い音楽だったら…。

ますますの体調悪化は必至であります。

しかし、杞憂でありました。

1番は叙情的で親しみ易い旋律の音楽。

他の作曲家で誰に似ているかと言うと、ブラームスの延長線上にいるイメージでしょうか。

第2楽章は、ブラームスの2番とも通じる美しい自然の情景が目に浮かぶようであります。

牧歌的な第3楽章や力強さにも事欠かない両端楽章。

しっかりした骨格の中に美しい旋律が盛り込まれていて、これはなかなかの佳曲と思いました。

華々しく終曲するのも良いですね。

2番は、ニールセンが居酒屋で見掛けた人間の4気質をテーマにしたコミカルな絵にインスピレーションを得て作曲したとのこと。

古代ギリシャのヒポクラテスの四体液説に基づく分類で、4つの楽章にそれぞれ、胆汁質(短気、怒りっぽい)、粘液質(冷静、知的)、憂鬱質(陰気、メランコリック)、多血質(陽気、活発)と標題が付いていて、確かにそう思って聴くとそんな感じ。

こちらもまた、分かり易く聴き易くて良い曲ですね。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ