golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

武満徹「雅楽《秋庭歌》、三面の琵琶のための《旅》、《秋》抄、触」他、宮内庁式部職楽部他

2012-02-15 23:48:57 | Weblog
今日午後一緒に外出した若手から、今度転職すると聞かされました。

彼とはちょっとだけ一緒に仕事したのみですが、若いけれどなかなかしっかりしていてキチンとやってくれていたので、アバウトな私としては、いつもとても安心しておりました。

違う業界に行くとの事ですが、是非今後も頑張って欲しいなと思いました。

有望な若手で会社としては損失ですが、新天地で是非活躍して欲しいですし、彼なら十分やって行けるでしょう。

若いっていいな、とふと思いました。

宮内庁式部職楽部、鶴田錦史(琵琶)、横山勝也(尺八)(GRAMMOPHON盤)

今日は武満、図書館からの借用CDです。

和楽器による5曲。

1.雅楽「秋庭歌」(1973年)
2.三面の琵琶のための「旅」(1973年)
3.「秋」抄(1973年)
4.「ノヴェンバー・ステップス」より十段(1967年)
5.触[エクリプス](1966年)

「秋庭歌」は、笙、篳篥(ひちりき)、高麗笛、龍笛、琵琶、箏、鞨鼓、太鼓、鉦鼓による現代雅楽。

現代曲なのですが、心優しい武満の音楽は不思議に古代世界に誘ってくれます。

武満の音楽が古(いにしえ)の響きに近いのか、はたまた雅楽そのものが現代音楽と親近性があるのか、考えてしまいます。

まあ、何れにしてもこの雅な響きは、日本人の琴線に触れるものであります。

「旅」は、3つの琵琶(あらかじめ録音された2つの琵琶と演奏される琵琶)による音楽。

「秋」、「十段」、「触」は、尺八と琵琶で奏されます。

決して声高になる事の無い静謐なその音楽には心落ち着かせる不思議な力があって、大好きです武満。

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