golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ミッデルシュルテ「BACHとJ.S.バッハの主題によるカノン風幻想曲」他、ゾンネンタイル

2012-02-11 22:45:24 | Weblog
先週引いた風邪は殆ど治ったものの、(今週は特に忙しくも無かったのに)1週間の疲れもあって、今日は終日ウダウダ寝ておりました。

寝過ぎて疲れて、またそろそろ眠くなって参りました(笑)。

それでは、皆様お休みなさいませ。

ユルゲン・ゾンネンタイル(オルガン)、フィリップ・マイヤーズ(ピアノ)(CPO盤)

ウィルヘルム・ミッデルシュルテ(1863~1943)は、ドイツ生まれでアメリカのシカゴに渡ったオルガニスト、作曲家とのこと。

昨夜、ショップでこのディスクを見付けるまで名前も知りませんでした。

1.BACHとJ.S.バッハの主題によるカノン風幻想曲
2.J.S.バッハの主題による協奏曲
3.J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調(ミッデルシュルテによるピアノ譜付)

バッハに触発された2曲と、有名なトッカータとフーガのピアノ伴奏付版が収録されています。

最近、オルガン曲がとても気になっており、特にバリバリの現代曲など聴きたいと思っております。

こちらは、時代的にも伝統音楽の枠内に納まる書法で、特別の目新しさはありません。

しかし、バッハの影響と敬愛の念に満ちた真摯な音楽。

バッハの聴き慣れたメロディが時々聴こえる1曲目も良いですが、より瞑想性が高く近代感覚の「J.S.バッハの主題による協奏曲」が結構気に入りました。

また、意外に面白かったのが、ピアノ伴奏付トッカータとフーガ。

編曲ものだし、オルガンにピアノ伴奏が付くというのも奇異な感じがしたのですが、聴いてみると意外な面白さが。

ピアノがダイナミズムと華麗さを増強していて、如何にもロマン派の色眼鏡を掛けた拡張という感じでもありますが、作曲者のバッハへの尊敬の念が貫かれているからでしょうか、それが外面的で派手なものにならず、彩りの面白さの範囲に留まっています。

また一人、興味深いオルガン作曲家を知ることが出来ました。

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