golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベッリーニ「歌劇《ノルマ》」カラス、フィリッペスキ、セラフィン

2009-09-21 20:23:57 | Weblog
今日も結局終日寝っ転がって、無益な休日を過ごしておりました。

足のリハビリの為、少しは近所に散歩でもしようかとも思っていたのですが。

でもまあ、今回のシルバーウイークにはほんと助かりました。

足のケガの回復には絶好の休暇でありまする。

この休暇中に少しは本でも読もうと思っていたのですが、今日も、音楽、携帯でネットサーフィンに終始してしまいました。

明日は少しは起き上がってリハビリもせねば。

マリア・カラス(ソプラノ、ノルマ)、マリオ・フィリッペスキ(テノール、ポリオーネ)、エベ・スティニャーニ(メゾソプラノ、アダルジーザ)、ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス、オロヴェーゾ)他、トゥリオ・セラフィン指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団(DOCUMENTS盤)

激安(最近こればっかだなあ~(笑))カラスオペラBOX(他にルチア、椿姫、トスカ、カヴァレリア・ルスティカーナの10枚組で2,400円ほどでした)で未聴だった最後の1曲。

1954年のスタジオ録音(モノラル)。

カラスのノルマには、コレルリと共演した1960年のステレオのスタジオ録音があって、カラスの代表作の一つとなっているようです(未聴)。

今まで所有していたのは、1952年のライブ盤(グイ指揮)。これも演奏は素晴らしいのですが、録音が悪く(持っているのが正規のEMI盤ではなくSAKKARIS盤(知らん)だからでしょうか?)、モノラルと言えどもこの1954年盤のしっかりした音質でカラスの名唱が聴けるのはうれしい限りです。

「ノルマ」って、クラシック聴き始めた頃、一番最初に好きになったオペラです。初恋のオペラ。

当時、オペラ特にイタオペって「ケバイ」イメージがあって、積極的には聴かなかったですね。

交響曲や協奏曲を中心とした器楽曲がほとんどでしたし、声楽曲でもレクイエムなどの宗教曲程度。

非常にストイックなクラヲタであった訳です。

そんな中、FM放送から流れて来たこのオペラの美しさには強く魅了されてしまいました。

なんて綺麗な人、じゃなかった、曲なんだろう~。

厨房の心は鷲掴みされてしまいましたね。

夭折した天才作曲家の美しい歌に満ちたこのオペラに。

当然LPを欲しいと思ったはずですが、当時はまだオペラの廉価盤は無かったはずで、レギュラー盤の組物となるとなかなか手の出ない代物でありました。

その後、次から次に聴きたい曲、演奏が現れ、結局ようやくディスクを入手したのは10年ほど前、1952年のグイ盤でした。

このライブ録音(今改めてちょっと聴いてみています)でも、カラス絶頂期の歌唱を味わえますが(グイの文字通りグイグイ押して来る様な勢いのある指揮も良い)、やはり少しでも良い録音だと格別ですね。

マリア・カラスの当り役の一つノルマ。

ちょっと時代を感じる歌唱かも知れませんが、圧倒的な歌唱力と強い声を堪能致しました。

初恋のオペラの美旋律とともに。

ちなみに、1952年のグイ盤も途中まででは気持ち悪いので、結局最後まで聴いてしまいました(笑)。

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