golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ジョスカン・デ・プレ「コオロギはよき歌い手」ヒリヤード・アンサンブル

2009-09-05 23:26:13 | Weblog
今朝(っても、もう昼だったけれど(笑))、昨日のマタイ抜粋盤を再聴。

改めて凄い音楽に感動。

演奏も独唱者が今一歩かとも感じましたが、合唱、オケともなかなかの好演。この演奏の全曲盤もいずれ是非欲しいと思いました。

さて、こんな大傑作を聴いてしまうと次に聴く曲に困ってしまうのです。

車でちょっと外出した際、モーツァルトの初期交響曲や近代ポーランドのタンスマンのクラリネット曲(久しぶりでとても面白かった!)を聴き、マタイの様な超大傑作から「普通の良い曲」を聴けるモードに戻す。

さて、今日は何の曲を取り上げようか?

ポール・ヒリヤー指揮ヒリヤード・アンサンブル(Virgin CLASSICS盤)

この季節に相応しい曲を。

ルネサンス音楽の頂点に位すると言われるジョスカン・デ・プレ(1450頃~1521)の短い世俗曲を一曲。

ジョスカンは、ルネサンスに留まらず古今東西の数多の作曲家の内でも、均整のとれたその音楽の美しさは屈指で稀有の存在ではないかと思っております。

宗教曲を色々書いた人ですが、今日は秋にピッタリの風情があって、かつ楽しい曲を。

2分ほどの短い合唱曲ですが、草むらでコオロギが鳴く様を歌ったウキウキ、ユーモラスな曲。

絶妙な美しさの敬虔な宗教曲とはまた違ったジョスカンの素晴らしい才能を感じる音楽です。

ルネサンスの自由な息吹きも感じますね。

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バッハ「マタイ受難曲」より、ダウス

2009-09-05 11:32:35 | Weblog
人生観が変わったはずだったのだが…(泣)。

先日バッハ「マタイ受難曲」を聴き、やはり凄い曲、素晴らしい音楽だという思いを新たに致しました。

私にとってマタイは、トリスタンと並んでいざっていう時(どういう時じゃ?)に聴く「伝家の宝刀」。なかなか日常的には聴けない超名曲。

昔はよく、「聴くと、人生観が変わる」なんて言われ方もされていましたっけ。

初めて聴いた時、たいそう期待して聴きました。残念ながら人生観は変わりませんでしたが(笑)。

しかし、今回久しぶりに聴いてみて、その人間愛、悲しみ慈しみに満ちた深い感動のドラマに、これは本当に人生観を変える凄い音楽なんじゃないか、との思いが浮かんで参りました。

私も、もっと日常的にマタイを聴き、敬虔でストイックな生活に変えなければいけない!と決意し昨日出社。

激安バロック60枚BOXに入っていたマタイの抜粋盤を聴きながら。

仕事が終わったら、ショップでこの曲の廉価な一組でも買って帰り、静かに聴いて心安らかな一日にする予定でございました。

ところがですね、夕方になったら、呑みのお誘いが~。

今月は色々イベントが重なって物入りなこともあり、お誘いをお断りすることも多く、「最近凄く付き合いが悪い」と評されているのです。

「立呑屋より安い」と職場で評判の焼鳥屋に3、4人で軽く行くのもたまには良いか、と思い直して、お付き合いすることにしました。

昨日は、今度開催の「第2回クラヲタ会」(追って案内掲載予定)の店を偵察する必要があった為、ちょっと遅れて参加。

待合せの焼き鳥店に入り、先に来ている3人を探すと、何と10人ほどのグループになっています。

顔ぶれを見ると、「悪の枢軸!」(大変不本意ながら、私もその一角を占めると目されていますが)と言われる呑み助数人が、皆集結しているではありませんか。

ああ~、これはとても「軽く呑んで」では帰れない~!

こちらも覚悟を決める。

この店は、焼酎ボトルを頼んで自分でホッピーで割ると安く呑めるので、いつもその方式。

若い奴が作った、ホッピーの香りが仄かに漂う濃い~ほとんどストレートの焼酎をガンガン飲む。

ここ、いつも満席の人気店で、2時間だかの時間制。定刻になり、追い出される。

全員そのまま帰る筈も無く、馴染みの立呑屋に移動。

結局、べろんべろんになって帰宅し、昨夜はブログの更新も出来ませんでした。

なんだ~、全然人生観変わって無いじゃないか!(爆)

いや、人生観は変わったが、行動が変わって無いだけ!(ホントかよ?)

ブリッタ・スタルマイスター(ソプラノ)、ヘドヴィッヒ・ファスベンダー(アルト)、アンドレアス・ワーグナー(テノール、福音史家)、アンドレアス・シェイーブナー(バス)、フリーデマン・クンダー(バス、イエス)、ヨシャルド・ダウス指揮ヨーロッパ合唱アカデミー、ポーランド室内フィルハーモニー、カルー・アウレリウス少年合唱団(ARTE NOVA原盤)

現代楽器による演奏ですが、スッキリ清潔真摯な演奏で合唱も美しく、意外にもなかなかの好演という印象を持ちました。録音も良いし。

日常的に聴くマタイとしてはこういう演奏も良いかもです。

しかし、やはり抜粋はダメ!

言葉は解らなくても伝わって来る迫真のドラマがブツブツと分断されてしまっています。

これでは人生観は変われません(やっぱり変わって無いじゃないか!(笑))

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