golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

柴田南雄「ふるべゆらゆら」他、東京混声合唱団他

2009-09-01 22:17:37 | Weblog
ブログのランキング順位、頂戴するコメント数も勿論ですが、どれくらい読んで頂いているかという点で、やはり日々のアクセス数が一番気になりますね。

お陰様で最近アクセス数も順調に増え、このしょうもないブログでも読んで頂ける方がたくさんいらっしゃることは誠に有難い限りですm(__)m。

さて、アクセス数の日次変動を見ていて面白いと思ったのは、お読み頂いている方の平均的生活パターンが何となく推測出来るということ。

勿論、アクセス数からだけの統計的推測ですから、実際には違ったパターンの読者の方もたくさんいらっしゃる訳ですが。

統計的と書いてしまいましたが、いい加減な私がきちんと統計取っているはずも無く、あくまでも感覚的な経験則に過ぎないことも申し添えておきます。

[経験則1:土日がアクセス数のピーク]
やはり、土日お休みのお勤めの方が多いのでしょう。学生の方もいらっしゃるのかな?

ところが、一昨日の日曜日はアクセス数激減。
→しょうもない当ブログではなく開票速報や選挙関係のテレビやサイトをご覧になっていた方が多いと推測。

[経験則2:月、金はアクセス減]
週はじめは早く寝る方が多いのでしょう。週末は飲み会などの影響もあるのかな。

[経験則3:日曜日遅い時間の記事アップはアクセス数に繋がりにくい]
月曜日からの仕事や学校に備えて早く就寝される方が多いのでしょう。23時以降のアクセスは少なそうです。

等々、日々のアクセス数からだけでも、平均的読者層が推測出来て面白いです。

アクセス解析ツールできちんと調べれば、もっと色々なことが分かるのでしょうが。

1.「ふるべゆらゆら」
島尾ミホ、吉増剛造(朗読)、上杉紅童(石笛)、田中信昭指揮東京混声合唱団
2.「パイドロス-はばたくエロス」
丹羽勝海(歌)、柴田雄康(リコーダー)
3.「4つのインヴェンションと4つのドゥーブル」
中嶋 香(ピアノ)
(fontec盤)

図書館で借りたCDです。もう貸出期限切れで返さなければならないのですがm(__)m。

上記3曲が収められています。

「ふるべゆらゆら」は、「日常われわれが耳にする多様な日本語、すなわち、標準語、方言、古文、詩人の個性的文体、外国語の翻訳などを一つの作品の中で出会わせようというもので、楽器もまた、古代のさまざまな時代の出土楽器から今日のものまでを登場させた」(作曲家自身による作品解説より)そうである。

「奈良県天理の石上(いそのかみ)神宮の祓詞(はらえことば)」、「東大寺のお水取りの声明」、「奄美の加計呂麻島の民話の語りと民謡」、「吉増剛造の詩『地獄のスケッチブック』」、「ボードレールの詩『秋の歌』(福永武彦訳)」といった声楽素材を、簡素な楽器伴奏と朗読、合唱で表現しています。

方言による朗読やお経の様な「声明」(しょうみょう)、詩の朗読の部分も多い為、先日車の中で聴いていた時のカミサンの反応は「なあに?この変なの!」でしたね(笑)。

「パイドロス-はばたくエロス」は、リコーダー伴奏を伴う「妙な抑揚の」(笑)詩の朗読ですから、反応は更に???。

しかし、どちらも繰り返し聴いてみるとなかなかに面白い「音楽」。

「ふるべゆらゆら」は、縄文時代の石笛や弥生時代の琴の複製品、銅鐸の複製品などの楽器による「和の響き」をベースにした様々な日本語表現。

ススキや月見団子など飾って、お月見しながら聴いたらさぞ風情があって良いだろうなと思いました。

ちなみに、「ふるべゆらゆら」という不思議なタイトルは、声楽素材として使用されている石上(いそのかみ)神宮の「十種神宝大御名(とくさのかんだからのおおみな)」の中の「布瑠部由良由良」という言葉に由来し、蘇生のおまじないの言葉だそうです。

「パイドロス-はばたくエロス」には、古代ギリシャのプラトンのテキストを「超絶技巧的早口」で語る部分など快感も覚えますね。このライブ演奏でも早口言葉の後に拍手が入っています。

「4つのインヴェンションと4つのドゥーブル」は、12音、バロック風、古典派風、日本の民謡素材を用いた不思議な静寂感のあるピアノ曲でこれもなかなか魅力的です。

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