golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「交響曲第1、2番」トスカニーニ

2009-09-16 22:21:52 | Weblog
「松葉杖ダイエット」の成果は果たしてどう出るでしょうか?

怪我する前に比べると、平日は圧倒的な運動量。

しかも、食事の量は減っている。

移動や乗り換えなどで通勤時間を要する為、朝はパンかおにぎりを(電車の中で)1個食べるのみだし、昼食、夕食も社食のおねえさんや職場の人に配膳して貰う為、あまり食器が多いと面倒で申し訳ないという心理も働きスパゲッティなど簡単な物で済ませることも多い。

酒も飲んでいない。

休日ずっと寝っ転がっているのがマイナス点だが、この生活をしばらく続ければ必ず痩せるはずである。

さあ、成果はどう出るだろうか?

松葉杖で上半身を鍛えていることもあり、体型も贅肉質から筋肉質に転換されるはずである。きっと…?

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(RCA盤)

今日は筋肉質の演奏を。

久しぶりに聴きましたが、これはなかなか素晴らしい演奏。

トスカニーニのブラームス?と違和感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが…。

第1番
強靭でド迫力の第1楽章、息の長い厚手の弦の響きに管楽器、独奏ヴァイオリンが優しさを感じさせながらもキリリと引き締まった第2楽章、歌を大切にしながらも終楽章に向け盛り上がりを作って行く第3楽章、緊迫感に満ちた導入部から輝かしい主部に突入する終楽章。

交響曲が一つの壮大なドラマのよう。ヴェルディオペラの名演奏を想起させられます。トゥッティの火の玉の迫力もトスカニーニの真骨頂。

第2番
この優しい美しさに満ちた曲は、第1番以上に違和感を持たれるかもしれませんが、トスカニーニは「カンタービレの人」。引き締まったオーケストラの響きの中にも美しい、良く歌う歌が聴けます。しかし、その歌はイタオペの様にドラマチックであり、第2楽章、第3楽章ともそこに安寧は無いのかもしれません。

それにしても、第1楽章、第4楽章の迫力は相当のもの。第2番のシンフォニーじゃないんじゃないかという錯覚に陥ってしまうほど。この曲に、安らぎ、落ち着きだけを求めると面食らってしまうかもしれませんが、たまにこういう演奏聴くととても面白い。この曲のまた別の一面を見せてくれます。

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