golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「インヴェンションとシンフォニア」レオンハルト

2009-09-09 22:38:03 | Weblog
2、3日前に、たまたまバナーか何かがあった懸賞サイトみたいなのに携帯からアクセスしてみたのですよ。

その場の抽選でお金が当たる、みたいな文句につい釣られてしまいまして。

住んでいる都道府県、性別、生年月日、職業とメアド程度だったと思いますが、抽選したら「2,000円当たり!」と出ました。

ところがお金を貰う為には、またそこから先の入力が必要です。

ちょっと怪しいそうなので、そこで止めて置きました。

ところが、昨日位から、特に今日になってから迷惑メールがわんさか来るのです。

携帯のメアド変えないとダメだろうなあ。

皆様も甘い話にはくれぐれもご注意を!

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)(SEON原盤)

今日の曲は、実は大きな「リベンジ」。

誰が何と言おうと、私にとって最高の作曲家は、ヨハン・セバスティアン・バッハ。

勿論その全てが大傑作という訳ではなく、短期間に他曲からの転用により、言わば「手抜き」して書いたカンタータなどもあります。

しかし、その数々の楽曲は嬉しい時、悲しい時、元気な時、疲れた時…、常に私に心の奥底からの喜び、安心感、満足感を与えてくれる精神安定剤のような存在であります。

勿論、まだまだ知らない曲もたくさんありますし、聴き馴染んでいない曲もあります。

しかし今まで聴いた数々の曲の中で、「苦手意識」を持ったものはありませんでした、唯一の例外を除いては。

LP時代、グールドのゴールドベルク(55年盤)に大感激し、「2匹目のドジョウ」を狙って購入したのが、同じグールドによる、この「インヴェンションとシンフォニア」。

ところが、何故なのか、とても取っ付きの悪い、詰まらない曲集に感じてしまい、勿論何回かは聴き直してはいるのですが、やがてレコード棚の中で埋もれた存在となってしまいました。

それがトラウマになった様で、CDの時代になってからも、ショップでもこの曲のディスクには手が伸びず、いつしかほとんど忘れ去られた様な状況となっておりました、この有名曲が。

ところが、激安のバロック・マスターワークス60枚の中に1枚入っており取り出した次第。意識して聴くのは一体いつ以来でしょうか?

何十年振りかのリベンジであります。

久しぶりに聴き直し思ったのは、初めて聴いた時はゴールドベルクと同じ様に一つの長い楽曲と勘違いして聴いていたのではないか?ということ。

これ、バッハが教育用に書いた小品集ですよね。

ですから、曲と曲の間の連続性、関連性が特にある訳ではなく、一曲一曲を独立した楽曲として楽しめば良い訳ですよね。

趣きは異なりますが、D.スカルラッティのソナタ集を聴く様に。

そう思って聴いてみると、バッハ音楽の各種の魅力がちりばめられた小宇宙。

長い間聴かずにいたのが本当に勿体なかったと反省。

レオンハルトの楷書の様な正攻法の演奏も良いですが、より新しい自由闊達なチェンバロ演奏も聴いてみたくなりました。

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