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東京スター銀行:5年もの定期1.5%

2009-05-30 13:45:52 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行の「見張り番日記」もっといろいろ書くよ宣言!を取り上げました。ポストペット・・・昔、流行りましたね。ピンクのテディベアであるモモが有名です。確か栄養ドリンクも販売していましたねー。最近はさっぱり見ない気もしますが、もちろん筆者はターゲット顧客ではありませんので、若い女性などの間ではきっちり根付いているのかもしれません。確認のしようもありませんが・・・。

 当初は4種類だったものが現在は10種類ですね。ちなみにデザインとしては、立体CG的なデザインよりは、この↓イラスト的なデザインの方が断然かわいいです。

 http://postpet.jp/about/index.html

 主な機能はこういうことになります。

 1.ペットが貯金を見張ってくれる。貯金が増えると一緒に喜んでくれるので、がんばろうという気持ちになれるのですかね。

 2.ペットからメールが届く。貯金を続けていると「見張り番日記」のメールがペットから届きます。あきらめそうになっても、再度がんばろう、という気持ちになれるのかもしれません。

 3.目的別に5つの貯金箱をもてる。貯金も節約もダイエットも、明確な目標があるからこそ続けられるわけですよね。貯金箱に目的を設定できるので、より貯金をがんばることができる。はず。



 ・・・というところですかね。確かに貯金というか節約は大切です。はっきり言って、仮に金利が1%あっても元本100万円で得られる利息は年間1万円。1万円が少ないとはもちろん言いませんが、1万円なら、月8回行っている飲み会を月6回に減らせば1ヶ月で貯まりそうです。

 やはり貯金が300万円とか500万円までいくには、日々の節約や貯金の方がよっぽど効きますね。月2万円貯金して、ボーナスで毎回10万円貯金する。これで年間44万円。44万円を1%の定期預金でまかなおうと思うと4,400万円の元本が必要ですからね(笑)。やはり元手を作るまでは貯金・節約が基本で、それをサポートしてくれる機能があるのは、すばらしいと思います。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.8」・・・真ん中が3つ★ですから、ちょっと物足りない結果ですね。イマイチ、伸び悩んだ理由は何でしょう?

 1つは、当サイトのユーザーの中には男性が多く、「ポストペットなんていらねぇ。」と思ったのかもしれません。まぁ、確かにポストペットを愛でる男子というのもキモイですし、筆者のようなオッサンならなおさらですね(笑)。

 それから、何かそういうキャラクターはいいにしても、ポストペットかと言うと「ちょっと違う」と感じた人も多かったかもしれません。カワイイだけでなく、少しユルかったり、キモかったり、狙いすぎないキャラなどの方が、案外ウケルかもしれません。

 でもやっぱり本命は写真ですかね。たとえば教育費の貯金箱なら子供の写真をアップできる、旅行の貯金箱ならハワイのビーチの写真、クルマならBMWの写真、買い物ならヴィトンの写真とか。目的に合致したものが一番、励みになるのではないですかね??ちなみに、いまだハワイ・BMW・ヴィトンが人気あるのか知りませんけれど(笑)。

 まだの方は投票をお願いします。6月23日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=482

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=331


 今回は東京スター銀行の優遇金利定期預金を取り上げたいと思います。



 いよいよ5月も終わりで、6月のボーナスシーズンが始まりますね。全般的にはみなさんボーナスは減ったり無かったり、という大変な状況のようですね。もちろん筆者もご多分にもれず、財布が寂しいボーナスシーズンとなりそうですが、とはいえとはいえ、臨時収入でモノを買うなら、このタイミングしかありません。

 あと、壊れそうでギリギリ壊れていないモノをエイヤっと買い換えられるのもこの時期ですね。筆者の家で言えば、洗濯機や掃除機ですかね。これらローテク製品はハイテク製品のように突然死しません。だんだん音がうるさくなったり、キレイにならなくなったり、振動が激しくなって、劣化を伝えますが、だからと言って使えないわけではない。我慢すれば使える。そうやって5年過ぎ、10年過ぎ・・・しぶとく生き延びていく。

 大体、「壊したくない、傷つけたくない」と思う製品はすぐ壊れたり傷つき、「壊れてもいいや、傷ついてもいいや」と諦めたとたん、壊れたり傷ついたりしなくなりますね。あれは不思議です。単に気持ちの持ちようかもしれませんが・・・。

 てなわけで、やはりこの時期はボーナスの金額が増えようが減ろうが、やはりソワソワしてしまうわけです。

 とは言いつつ、ボーナスを全額使い切るような江戸っ子は少数派だと思います。半分なのか1/3なのか1/4なのか分かりませんが、余ったお金はやはり預貯金に回しますよね。

 筆者はいつものように余ったお金は全て投資にぶっこみますが(笑)、多くの方はやはり安全性を重視して定期預金をメインに運用するのだと思います。これからどんな定期預金のキャンペーンが出てくるのか楽しみですね。

 そんな中、一足早く金利を上げてきたのが東京スター銀行ですね。「優遇金利定期預金」の金利を大幅に引き上げてきました。気になる金利はこういうことになっています。

 ■東京スター銀行の優遇金利定期預金

  ・1年:1.1%
  ・2年:1.2%
  ・3年:1.3%
  ・4年:1.4%
  ・5年:1.5%


 なかなかの高金利ですね!!しかも覚えやすい(笑)。1年1.1%は高金利のベンチマークになりつつありますね。新生銀行が先行して他社が追随している状況でしょうか。また長めに運用できる人は5年1.5%もいいですね。

 ただし条件があって「新規資金」のみの対応となります。東京スター銀行に新しく入金した資金のみということです。まぁ、読者の方のほとんどは東京スター銀行の口座を持っていないでしょうから、気になる条件ではないかもしれませんが、気をつけてください。

 しかし前も書いたような気がしますが、この定期預金、インターネットで申し込めるわけですが、どうやって資金が新規かどうか判断するのでしょうね?100万円、新規で入金したのだけれど、その後、用があって5万円下ろした場合は、新規資金は95万円となるのでしょうか?でも、もともと残高が100万円あった場合は、「いや、下ろした5万円はもともとの資金から下ろしたのだ」といわれた場合はどうするのでしょう??

 サイトの情報からだとイマイチ、よく分かりません。そろそろ本気で問い合わせしてみますかね!?(笑)

 さて、そんな東京スター銀行ですが、今週、2009年3月期の決算を発表していますね。当期利益は3億円の黒字。去年が138億円の黒字だったので、そこから比べれば大幅に減っていますが、大手銀行が軒並み赤字に陥っていますので、そこから比べれば、黒字を維持しただけでも立派といえるかもしれません。ただ黒字額は誤差の範囲内のレベルですが・・・。

 http://www.tokyostarbank.co.jp/profile/pdf/090525_01.pdf

 ちなみに今朝の日経によれば、2009年3月期は上場企業全体でも赤字となったようですね。製造業だけでなく金融機関も足を引張ったのは間違いないと思いますが、まぁ、そういうわけでたかが3億円、されど3億円。ということで黒字を維持したのはやはり立派だということだと思います。

 全体の資産は1兆7,000億円あって、貸出金が1兆2,000億円。やはり貸出金があるのは強いですね・・・不良債権化しなければ。1兆2,000億円のうち半分の6,000億円が住宅ローンやおまとめローンなどの個人向けのようですので、まぁ、それほど不良債権化するリスクは少ないのではないですかね。

 そもそも残高1,000万円未満であれば、経営状態を気にする必要は全くありませんけれど(笑)。

 最後に主要銀行の金利を比較しておきます。今回は100万円~の金利としてみます。

■5年もの円定期預金・金利比較(100万円~)
 ・新生銀行         1.70% ※新規開設の申込書投函は6/10まで
 ・東京スター銀行      1.50% ※新規資金限定
 ・あおぞら銀行       1.30%
 ・オリックス信託銀行    1.30%
 ・ソニー銀行        0.61%
 ・住信SBIネット銀行   0.60%
 ・ジャパンネット銀行    0.57%
 ・イーバンク銀行      0.45%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.35%


 やはりトップレベルの金利ということになりますね。すばらしい。
 

 では、東京スター銀行の、1年もの1.1%、5年もの1.5%となる新規資金限定の「優遇金利定期預金」。みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・トップレベルの金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月30日まで。




東京スター銀行の、1年もの1.1%、5年もの1.5%となる新規資金限定の「優遇金利定期預金」。あなたの評価は?(投票は6月30日まで) >>>投票はこちら


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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」5月号。

2009-05-28 06:32:42 | Weblog
5月号の内容はこのようなものです。

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□ 2009年5月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (新生銀行、マネックス証券、あおぞら銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・それなりに補完関係がありそうな新生銀行とあおぞら銀行の経営統合。
    あなたは賛成?それとも反対?

   ・民主党の党首選は、鳩山氏と岡田氏の一騎打ちのようですが、
    あなたが日本経済を引っ張って行ってくれそうと思うのは誰?

   ・これから投資するなら、新興国?それとも日本を含む先進国?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(3年2ヵ月目)

 6.4年5ヵ月目のひとりごと:「来年でも再来年でもええねん。」

 7.お問い合わせ

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実況中継!自腹で資産運用~3年2ヶ月目(赤字:175万円)

2009-05-25 22:49:50 | Weblog
実況中継!自腹で資産運用~3年2ヶ月目(赤字:175万円)

 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、3年1ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=332

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 普通預金もほぼ0となり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状17%くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきました。新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなりましたので、一部売却してきましたが、株価も大幅に下がり大体いい感じ(?)に収まってきましたね。現状、新興国は約22%くらいです。

 ちなみにインド・ブラジルは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。今なら投資をしてもいいタイミングかもしれませんが・・・投資できる資金がありません(笑)。

 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。こちらは積極的に投資したいと思います。・・・って、こちらも資金はありませんけれど。何かを売却したら追加購入したいと思います。

 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・。


<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月はなかなか面白い動きですね。株式はどの投資対象もすべて上昇し、債券・REITは、どの投資対象もすべて下落しています。

 債券・REITが下がったのは、理由は明白ですね。円高です。米ドルで言えば、先月が100円くらいで今が95円くらいですから、それだけで5%くらいの下落となります。米ドル以外の通貨はあまり下がっていませんので、今回は米ドルの独り負けですね。とは言いつつ他の通貨も円からみて上がっているわけではありませんので、全体としてはやはり円高で、その分だけ評価「損」が発生していることになります。

 為替相場が上がったり下がったりするのは仕方ないですね。特に今のように相場に対する見方が目まぐるしくかわってもおかしくない状態であればなおさらです。どうでしょう、大体、債券やREITの利率が平均して5%くらいあるとして、月に直せば0.4%。この「0.4%」を為替相場の中で考えれば、1米ドル=100円が100円40銭になったり、99円60銭になる、という話ですから、1日の動きでそれくらい動いてしまいそうです。為替相場の動きから見れば利率というのはほんのわずかの数字でしかありません。

 「なので利率など忘れて短期的な為替の動きで儲けましょう」という気はありません(笑)。むしろ逆です。いやもし短期的な為替の動きで確実に儲かる方法があるのであれば、それはそれで結構ですが、そんな方法はまずないでしょう。もしあるとしても、誰も絶対教えてくれませんので、それは「ない」とほぼ同義語だと思います。結論としては「短期的な為替の動きなど忘れて利率で儲けましょう」ということに他なりません。

 ただ利率というのは上記の通り、短期的な為替の「大騒ぎ」の前では、とてもささやかなものです。どうしても為替の動きに目が行きがちですが、ここは意識して長期的な視点を持ちたいものですね。為替相場がいいときでも悪いときでも、継続的に追加投資を続け為替の動きを相殺しながら利率で儲けていくようなスタイルが、やはり長期的にば合理的ですかね。

 また、同様に長期的な視点に立てば、為替の動きについてもある程度、予測が立てられるかもしれません。長期的に見れば、やはり今の日本というのは過大評価されている面があると思いますので、だんだん他の国との差はなくなってくると思います。特に中国や韓国、台湾などの他のアジア諸国との差は、もっと縮まってくると思いますので、長期的な「円安」傾向を予想しておいても、そう間違いではないと思います。

 短期的な相場の動きを忘れて、長期的な相場の流れに専念できるのは「個人投資家の特権」ですから、ぜひ利用したいものですね。

 全く同じことが株式にもいえますね。株価は日々動きますので、どうしてもその騒々しい動きに目を奪われがちですが、長期的に大切なのは当然、日々の値動きの大きさではありません。会社の成長力が最も大切というわけでもありません。一番、大切なのは、昨日と全く同じ売り上げで構わないのでしっかり利益を出すことと、それをしっかり株主に還元することですね。

 ぶっちゃけて言えば、株価が全く上がらなくても、十分な配当を毎年しっかり出してくれれば、株主は儲けることができます。実際、具体的な数字は忘れましたが、NYダウに100年前に投資したとして、株価の値上がり益は○千ドルだが、配当は合計で○○万ドルあった、という試算もありました。株価の値上がり益の数十倍~数百倍の配当益があった、ということですね。

 有名な投資家であるバフェット氏が、売り上げや利益が安定的で、ブランド力が圧倒的に強い企業を好むのも、やはり長期的な配当益を期待しているのではないですかね。企業は存続してくれさえすれば、債券よりも高いリターン(配当)が期待できます

 株式投資を考える上で大切なのは、まずは安定性。会社の成長力はその次くらいですかね。とは言いつつ、投資の醍醐味と言えばやはり成長企業に投資することでしょうから、これもまた「大義」という意味では大事ではあります。基本的に投資というのは、金を持っている資本家が、金は持たないが知恵と勇気がある起業家を援助する仕組み。安定企業に投資しているだけでは、イマイチ、世の中に役立っている感はありません(笑)。そういう意味では成長企業に投資したくなる気はよくわかります。

 それが新興国ならなおさらですね。お金がないのが明白で、投資のチャンスも明白で、先進国に比べればはるかに起業の余地があり、解決すべき貧困が確かにあります。「大義」という意味では、新興国への投資は確かに胸を躍らせる面がありますね。

 なので「安定性」とは別の目的で、「成長力」を大事にするのは、それはそれでいいことだと思います。

 そしてこの「安定性」なり「成長力」なりを目指していく上で大切なのは、やはり「長期的な視点」に他なりません。

 「安定性」であれば、10年単位での業績の推移や事業内容、配当実績の理解が必要でしょうし、「成長力」であっても、少なくとも5年単位の見通しが必要になってくるでしょう。いずれにせよ数ヶ月や1年での業績に一喜一憂してもあまり意味がありません。BRICsブームも2050年までの成長をみんなが信じたわけで、2005年までの成長ではなかったはずです(笑)。

 今月もおかげさまで株価は上昇しましたが、専門家を中心に株式市場の過熱感を指摘する声が確かにあります。「実体経済が悪化を続けている中での株価上昇は続かない」というわけです。正しいような気もしますし、正しくないような気もします。専門家の判断をあれこれ言うには、素人では客観的なデータが無さ過ぎますね。なので正直、よくわかりません。

 ただ、専門家の意見もよく聞いてみると、実体経済が永遠に浮上しないと言っているわけではありません。1年なのか5年なのか10年なのか分かりませんが、「いつかは上がるが今すぐではないはずだ」というように聞こえます。

 長期的な視点から投資をしているなら、「なら、それでいいではないか」と思いますね。IMFやFRBが予想しているように今期はダメかもしれないけれど、来年はプラスに戻るかもしれない。それがダメでも再来年にはプラスに戻るかもしれない。

 企業レベルで言えば主な決算は3ヶ月から半年毎なわけで、どれだけ短期的に物事を見るにしても3ヶ月ごとですね。4回まてばすぐに1年になります。であれば今の相場が高いか低いかというのはあまり意味がなく、いつ実体経済が浮上してくるのか、のんびり待つ姿勢が必要なのではないですかね。

 いずれにせよ「いつかは分からないが、いつかは上がる」と言うことなら、筆者は待つことにしたいと思います。経済の「フリーフォール状態」が終わったなら、少なくとも「いつかは浮上する」といえるのではないですかね。


 ちなみに相場の話に戻すと、納得できないのは国内REITですかね。なぜ為替の影響を受けない国内REITが下がるのか解せません・・・長期金利が少し上がったからですかね?日本株は上昇しているわけで、負けないようがんばってほしいものです・・・。




 先月に引き続き、通算成績は悲惨な状態を維持しています。中国(香港)株以外、全部赤字ですね。せっかく分散しているんだから、もう少し損益も分散してほしいのですけれど、今のところ、みんな仲良く赤字です・・・。どこが次に黒字化するんですかねー。読めません・・・。




 こちらは損益推移です。去年の9月→11月でガツン×ガツン×ガツンと3連発で大損となりましたが、今月も上述の通り3ヶ月連続で上昇しています。ただ上昇幅は減りましたので、そろそろ調整してもおかしくないかもしれません。

 目標としては毎年25万円の利益。ということで5年目を迎える来年の4月には100万円の黒字ということで、がんばってまいりましょう・・・。


<5.今月の追加投資/売却>

 一旦、全額投資は完了したので、今後はリバランスを中心にゆったり調整していこうと思います。相場は最悪ですが、とはいっても筆者の運用スタンスを変更する必要性は感じていません。バランスとしては概ねいい感じですので、今月も特に売却はありません。売却がないと、もう普通預金は残っていませんので、購入もありません。


<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。



 今月は債券・REITが下落し、株式が上昇したこともあり、3分法ファンドやグロソブが下がっているので、筆者の運用との差は縮まっていますが、まだ逆転には至りませんね。来月くらいには3分法ファンドを抜きたいものですが、どうなることでしょうか。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら!?


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ソニー銀行:ポストペット見張り番

2009-05-23 06:42:04 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行のあおぞらダイレクト定期を取り上げました。インターネットと電話専用の定期預金です。気になる金利はと言えば・・・

■100万円以上の場合

 ・1年:0.95%
 ・5年:1.30%

■300万円以上の場合

 ・1年:1.20%
 ・5年:1.50%


ということになっています。全ての金利がほぼ1%以上となっていて、今の金利水準の中ではかなり魅力的な高金利ですね!特に300万円以上の場合は、1年が1.2%、5年が1.5%ですから、トップクラスの金利と言えますね。

 ネックだったインターネットバンキングも始まりましたし、選択肢の1つにしてもいいかもしれませんね。

 いつものように主要銀行の金利と比較してみます。300万円以上・5年ものの金利でいきましょう。

■5年もの円定期預金・金利比較(300万円~)
 ・新生銀行         1.7% ※6/30まで
 ・あおぞら銀行       1.5%
 ・オリックス信託銀行    1.5%
 ・住信SBIネット銀行   0.67%
 ・ソニー銀行        0.66%
 ・ジャパンネット銀行    0.57%
 ・イーバンク銀行      0.45%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.40%


 やはりトップクラスの金利、ということになりますね。しかしネット専業銀行の金利は魅力が薄れてきましたね・・・。ボーナス時期のキャンペーンに期待しましょう。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「4.0」!かなり高い評価ですね。すばらしい!

 さらに気になるのが、インターネットバンキングのサービスが開始されたことによる評価向上ですが、前回3月の、インターネットバンキングがまだ無かりし頃の投票結果を見てみると・・・「4.2」・・・4.2!?ありゃりゃ、ビミョーに下がっていますね。

 そうかー、別にネットがなくてもコールセンターで設定できれば十分ということなんですかね・・・。いやむしろ慣れないインターネットより、コールセンターの方が安心、みたいなことがあるのかなぁ。ウムムム・・・ちょっとその点は意外でした。

 まだの方は投票をお願いします。6月16日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=480

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=329


 今回はソニー銀行の「見張り番日記」もっといろいろ書くよ宣言!を取り上げたいと思います。



 そろそろ夏のボーナスシーズンがはじまるわけですが、銀行のキャンペーンはまだまだ始まっていませんね。やはり6月から始まってくるんですかね?嵐の前の静けさということにしておきましょう。

 そんなわけで、今回は趣旨を少し変えて、ソニー銀行のかわいさあふれる(?)ポストペットたちのサービスである「見張り番日記」についてです。

 ポストペット・・・昔、流行りましたね。ピンクのテディベアであるモモが有名です。確か栄養ドリンクも販売していましたねー。最近はさっぱり見ない気もしますが、もちろん筆者はターゲット顧客ではありませんので、若い女性などの間ではきっちり根付いているのかもしれません。確認のしようもありませんが・・・。

 出始めは97年ごろのようですので、かれこれ12年くらい経っていることになりますね。キャラクターとしては長続きしているほう・・・なんですかね?筆者の子供のころにもあって、今でも残っているキャラクターと言えば、ミッキーなどのディズニーキャラクターやキティなどのサンリオキャラクターなどがあります。あとはガンダムなどですかね。

 ちなみにそれぞれ生まれてから、ミッキーは81年、キティは35年、ガンダムは30年が経っています。ポストペットが国民的キャラに育つとしてもまだまだ時間がかかるということなのでしょうか。ぜひ生き残ってほしいものです。

 ところで余談ですが、

 ・ミッキーマウスはウォルト・ディズニーがデザインしたのではないのですね。

 ・「ブームになると、その後すぐに廃れる」ので、サンリオはキティブームを歓迎しないようです。

 ・ガンダムは一番最初の放映では視聴率が低く、52話の予定が43話に短縮され、打ち切り。人気低迷の理由がシャアのせいだと言っては番組内から左遷させたり、アムロは死ぬ予定だったけれど、最後の最後で人気が出てきたため、やっぱり生かすことにしたり、視聴率の影響が作品内容に反映されたようですね。

 ・ガンダムのプラモデルが「ガンプラ」ということで社会現象になりましたが、あのプラモデルは放映終了後に販売開始されたもののようですね。てっきり放映中に販売されたのかと思っていましたが。


などと知り、「へーへー」という感じでした。さすがwiki。トリビア連続でなかなか執筆が進みません(笑)。

 話をポストペットに戻して、もともとは「ポスト」と名がつくとおり、eメールを運んでくれるキャラクターですね。ソニー系のプロバイダーであるSo-netが提供するメーラーを利用すると、この「ポストペット」機能が使えて、モモたちがエッサホッサとメールを運んできてくれます。

 当初は4種類だったものが現在は10種類ですね。ちなみにデザインとしては、立体CG的な上の↑デザインよりは、この↓イラスト的なデザインの方が断然かわいいです。

 http://postpet.jp/about/index.html

 まぁ、PC上で動かさないといけないわけで、デザインに制約があるのは仕方ないですけれどね。

 私が使うなら・・・どれかなぁ。微妙にコレといったものがありませんね。なぜでしょう。ペットという設定上、ご主人様に忠実なわけですが、サラリーマンっぽくて嫌なのかもしれませんね(苦笑)。どうせなら自由気ままで反体制的な、ペットではなく、自分や理想の自分を投影できるキャラの方がいいのかもしれません。これって男性的な発想なのかしらん??

 反体制と言えば、ローリングストーンズ、尾崎豊、矢沢栄吉。全部、古いな(苦笑)。ミックやヤザワみたいなキャラがあれば使うんですかね?使うかもしれませんねー。あるいはフェラーリなどのスポーツカー系とか。それこそガンダム系とか。

 こういう、あれこれ考えられるのもこういうキャラ系サービスの楽しさかもしれません。そういう意味では、ソニー銀行が設立当初からこういうキャラ戦略を持ち出しているのは、なかなか着眼点はすごいですね!ビジネス的に成功しているかどうかは存じ上げませんが・・・。

 で、この「見張り番日記」。

 主な機能はこういうことになります。

 1.ペットが貯金を見張ってくれる。貯金が増えると一緒に喜んでくれるので、がんばろうという気持ちになれるのですかね。

 2.ペットからメールが届く。貯金を続けていると「見張り番日記」のメールがペットから届きます。あきらめそうになっても、再度がんばろう、という気持ちになれるのかもしれません。

 3.目的別に5つの貯金箱をもてる。貯金も節約もダイエットも、明確な目標があるからこそ続けられるわけですよね。貯金箱に目的を設定できるので、より貯金をがんばることができる。はず。



 ・・・というところですかね。確かに貯金というか節約は大切です。はっきり言って、仮に金利が1%あっても元本100万円で得られる利息は年間1万円。1万円が少ないとはもちろん言いませんが、1万円なら、月8回行っている飲み会を月6回に減らせば1ヶ月で貯まりそうです。

 やはり貯金が300万円とか500万円までいくには、日々の節約や貯金の方がよっぽど効きますね。月2万円貯金して、ボーナスで毎回10万円貯金する。これで年間44万円。44万円を1%の定期預金でまかなおうと思うと4,400万円の元本が必要ですからね(笑)。やはり元手を作るまでは貯金・節約が基本で、それをサポートしてくれる機能があるのは、すばらしいと思います。

 収入の2割を貯金するのが、基本でしたっけ?誰が決めたのか知りませんが、とは言いつつ、特に20代だとそれくらいはしたほうがいいでしょうね。もちろん、自宅なのか賃貸なのか寮住まいなのかとかで、随分、状況が変わりますがね。


 けれど。

 発想はすばらしい、このポストペットであり、「見張り番日記」なのではありますが、イマイチ流行っている感じはしません。繰り返しになりますが筆者はターゲット顧客ではありませんので、感じがしなくて当然ではあるのですが・・・。どうなんでしょうね!?


 と、いうわけで。

 かわいいモモなどのポストペットが一緒に貯金をがんばり、励ましてくれる、ソニー銀行の「見張り番日記」について、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・試みがいい意味で銀行らしくないことを評価して「★★★★」としておきます。中年男性を意識したキャラがあれば★★★★★だったかもしれません(笑)。

 中年男性なら・・・やっぱり子供や家族の写真をはりつけるんじゃないですかね?

 投票は6月23日まで。




かわいいモモなどのポストペットが一緒に貯金をがんばり、励ましてくれる、ソニー銀行の「見張り番日記」。あなたの評価は?(投票は6月23日まで) >>>投票はこちら


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先進国vs新興国!

2009-05-21 06:18:29 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「民主党の党首選は、鳩山氏と岡田氏の一騎打ちのようですが、あなたが日本経済を引っ張って行ってくれそうと思うのは誰?」では・・・


 1位:岡田氏 53% 2位:麻生氏 20% 3位:小沢氏 13% 4位:鳩山氏 10%


となりました。圧倒的な1位は「岡田氏」ですね。何と過半数の53%の投票です。次の衆議院選挙で勝ちたいと思えば、やはり岡田氏ということになりますが、結局は鳩山氏・・・。


 政治の世界はよく分かりませんし、もちろん岡田氏の人と成りを知っているわけではありませんから、実はものすごく嫌われているとか、仕事が全然できないとか、あるのかもしれませんが、とはいえ、カギはやはり有権者なのであって、有権者が大切にするのはイメージ(というか、イメージしか分かりませんし・・・)。いかにも軟弱なイメージの鳩山氏より、「原理主義」だろうと「ロボコップ」だろうと、意思が固くクリーンなイメージがある岡田氏の方が好感度が高いのは、容易に想像できます。


 ちなみに上記投票では、鳩山氏の得票は、麻生総理はおろか、小沢前党首を下回る最下位・・・。


 一応、週明けの世論調査では、民主党への支持率が大きく向上し、早速「新党首効果」が出ているようですが、逆に言えば新党首が岡田氏であればもっと支持率が上がったのは間違いないわけで、そこをどう見るか、でしょうね。ちなみに「鳩山vs岡田」という観点から、こういう記事もありました。


            --- Ginkou ---


 与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は15日の会見で、民主党の鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表の消費税引き上げを巡る立場の違いについて、「岡田さんは逃げない。鳩山さんは逃げている」と論評した。


 岡田氏は14日の出馬会見で「将来的に年金目的で(消費税引き上げが)必要」と踏み込んだ。一方、鳩山氏は「暮らしが非常に厳しいのに議論は必要ない」と、近い将来の増税を否定した。与謝野氏は岡田氏の発言を「きちんとした持論だ」と持ち上げたが、鳩山氏については「おとぎ話に聞こえた」とこき下ろした。


            --- Ginkou ---


 全く同感ですね。本当、日本の膨れ上がった借金をどうやって減らしていくのか、早く筋道をつけてほしいものです。


 ちなみに岡田氏自身は、消費税の引き上げだけでなく、それにともなう所得税等の減税もセットで考えているのに、消費税引き上げの部分だけを取り上げてほしくない、と述べていて、それもまた同感です。


 今回の党首選は終わったことなので、もうほじくり返しても仕方ないとは思いますが、岡田氏はこの「逃げない」とか「頑固一徹」とか「ロボコップ」とか(?)のキーワードをうまく使えば、もっと人気が出たような気がします。小泉さんの「自民党をぶっ壊す」とか、オバマさんの「Yes,we can」じゃないですが、やはり言葉の「フレーズ」の力は大きいです。ぜひ華のある政治家になってほしいものです。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。6月14日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=479


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=338


 さて今回は、先進国と新興国の株価の動きについて。


            --- Ginkou ---


明暗分かれた5月の地球 http://haruyama-shoka.blogspot.com/2009/05/blog-post_20.html


 今日は5月に何があったのかの情報の整理をした。FinacialTimesも5月5日分からをまとめ読みした。全部をざっと眺め終えて、どっとため息が出た。元気なBRICs、悩める東欧、よろよろと立ち上がろうと努力する先進国、という鮮明な違いを様々な記事が訴えていた。


(中略)


 今朝の日経新聞の国際面はBRICsのオンパレードだった。ここまで良い記事が並ぶと、天邪鬼の私としては「そろそろ遅れてやってくるSell In Mayかな??」と思ってしまう。中国の金でブラジルの資源開発が進む。昨年来、ブラジルでは大量の資源が発見されている。商品化して輸出するには「金と技術」が必要だ。ブラジルには苦労して蓄積した技術はある。しかし、金がなかった。今後は中国の金がたんまり入ってくるので、開発&輸出が加速するだろう。資源エネルギー価格は供給が安定すれば上がらないだろうが、90年代のような下落はないだろう。何故なら、2000年代の価格高騰の記憶があまりにも鮮明なので枯渇の心配の気持ちが継続するからだ。


(中略)


 中国の自動車と家電に対する補助金ですが、日本の定額給付金よりもインパクトは大きいですね。農村部での自動車購入には、約75000円の補助金がでるんですが、日本に換算すれば約50万円の補助金というインパクトだと聞きました。上海で、1000万円の所得があれば、日本での1億円のイメージだと言われていますから、そんな換算になるのでしょう。


 インドは良かったですね。投資チャンスは与えてもらえませんでしたが・・・。シン首相は「まれに見る偉大な公僕」だと思います。実物をみたことはありませんが、写真からも人柄が滲み出ていますね。残るは、現実にインフラ・プロジェクトを進める際の立ち退きを余儀なくされる農民対策です。でも、今後は改善が期待できるように思います。


(中略)


 欧米の金融システムは「大量の輸血&バンド・エイド」で出血がとまってはいるけど、集中治療室からでたわけではない、、という微妙な段階にあると思います。サブプライム・バブル崩壊後の世界経済がこうむる最終的なダメージをIMFが算出しました。先週はFRBがストレス・テストの結果を発表しました。


 両社を比べると、IMFが厳し目で、FRBが甘めと見えます。もちろん、前提条件が違うとか、今現在か最終的かとか同じ土俵では比較できません。しかし、解決に向けた第一歩は踏み出したが、必要な金(=増資)は徐々に上方修正されそうな気がしています。理論的なデータは出せませんが、なんとなくそんな気がするのです。アメリカの巨大金融機関19個は、ストレス・テストのセレモニーが終わり、増資ラッシュになっています。金余りの今こそ、投資家のガードが緩んできた今こそ、というラッシュです。


(中略)


 東欧は、大きな問題が解決されていないことを隠せる状態ではありません。西欧銀行は「東欧を死なせるわけにはいかない」と言う一蓮托生、同じ穴の狢になっているのです。何回か書いていますが、オーストリア&ハンガリーには継続的なミルク補給が必要だと思います。両国は一時的にひとつの国(正確には二重帝国)でしたから、ローン提供の審査が甘かったのでしょうね。


 東欧の立ち直りは、自助努力の限界を超えており、世界経済がもう一度バブってくれる必要があるというニュアンスが書かれています。


〔 出典:春山昇華さんのブログ 〕


            --- Ginkou ---


 世の中に「アルファ・ブロガー」なる人々がいます。要は、人気ブログを書いて、世の中に影響を与えている人のことです。Wikiさまによれば、「もともとは、ニューズウィークの記事にとりあげられたものの海外では定着をせず、影響力の強いブロガーはa-listブロガーなどと表現されている。現在アルファブロガーは和製英語としてしか通用しない」んだそうです。へー。


 まぁ、外人とアルファ・ブロガーについて話すシーンは想像できないので、それでもヨシとしましょう(笑)。


 で、今回、紹介させていただいた春山昇華さんもその「アルファ・ブロガー」のお一人、ということですね。金融系では人気があるブログのようです。ただ、実際のブログ画面では、チャートや新聞記事の切り抜きなどが豊富で、それに対する春山さんのコメントがこう「問答」のようになっているわけですが、その「答」の部分を抜き出して引用しても、イマイチ、よく分かりませんし、リズム感もありません。


 ご興味がある方はぜひクリックしてオリジナルサイトをのぞいてみてはどうでしょうか。


 それで。


 筆者の中でモヤモヤと、今般の金融危機を通して、借金が膨れ上がった先進国の衰退が始まり新興国がとって代わる、という「攻守交替」の流れが確実になったのではないか、という感じがしています。文字で書くと、あまり迫力がありませんね(笑)。でも、今の先進国と呼ばれる国は、日本などのアジアの国をのぞけば、ここ数百年、少なくとも100年は確実に世界の盟主だったわけで、これが変わるというのは、間違いなく「歴史が動いた」ということになります。


 その現場に居合わせているのではないか、という気がするわけです。それってすごいことですよね?戦争や科学の力ではなく、経済による「革命」ですね。


 でも、そんなの目新しいことではないし、BRICsという言葉が出てきたときに、2050年には中国やインドがアメリカを抜くという予測があったではないか、と仰るかもしれません。


 ハイ、その予測はみました。


 でも、信じてませんでした(笑)。


 いや、もちろん新興国が先進国より早いスピードで成長していくこと自体は、心底、信じています。ただ「攻守交替」までは・・・。


 「やはり先進国の方が信用力や経済の頑強さは格が違うわけで、新興国はそうは言っても今はバブル。新興国の株式は早晩調整するだろうから売却して、先進国の株式も買っておかなきゃ。」と思っていたわけですよ。だって専門家は数年前まで、みんなそうコメントしてましたよね。「新興国はヤバイ。下がったらしばらく戻れない。やっぱりアメリカだ。」と。


 ところがフタをあけてみれば、傷が深いのはアメリカやヨーロッパで、元気なのはBRICsなんですよね・・・。


 もちろん、BRICsが元気に見えるのは政治力が先進国よりはるかに強いので「初動が早い」だけで、とはいっても官僚主導でいつまでも勝ち続けられるわけもなく、すぐに企業が強い先進国が追い抜くかもしれません。


 また経済は得てして、「前回の危機で傷ついて何もできなかった」企業や国が、次の危機で浮上したりします。そういう意味では「驕れるものは久しからず」ということで、そのうち別の国が浮上してくるかもしれません。


 やはり数年から数十年レベルの経済のトレンドを盲信するのではなく、数百年レベルの歴史の流れをしっかり腹に納めておかないといけませんね。数年から数十年レベルの経済のトレンドは、個人の経験や体感で理解できますが、数百年となるとこれはもう勉強するしかありません。


 じゃぁ、お前は勉強しているのかと。


 してません(笑)。


 世界史も日本史も近代くらいで終わったからなぁ。四大文明とか、飛鳥・奈良時代には詳しいが、フランス革命とか明治維新以降はよく分からない感じ(笑)。


 とは言いつつ。


 「歴史は繰り返す」わけで、今までバブルも何度も起こっては弾けながらここまで来ているわけで、経済の主役は、国も企業も10年単位で入れ替わっているわけで、何だかんだ言っても、世の中は確実に平和になり、グローバル化が進んでいるわけで、そういう歴史的な流れを見据えながら、自分の投資スタイルを築いていきたいと思っています。


 で。


 今回、春山さんのブログを引用させていただいたのは、特にこのコメントが印象に残ったからですね。こちらはグラフつきで。


 「下は、白:中国A株、黄色:新興国指数、緑:日経平均、赤:外国株(先進国)だが、かなりの差がついた。この差が年後半で縮まるだろうか? Yesとは言えない自分を感じている。」


  


 さて、今回の読者アンケートは、「これから投資するなら、新興国?それとも日本を含む先進国?」でいきましょう。6月20日まで。


 ■これから投資するなら、新興国?それとも日本を含む先進国?(6月20日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=481


 





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5月の金利比較、更新しました(その2)。

2009-05-19 01:37:24 | Weblog
先週に引き続き、外貨預金・投資信託・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月の新しいキャンペーンは、特にないようですね。残念です。夏のボーナスシーズン前の、嵐の静けさ・・・と思いたいですね。

 さて評価ですが、イーバンク銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行住友信託銀行住信SBIネット銀行を★★★としています。


 米ドル/円は、2月以降、円安にドドっと動いてきましたが、このところまた円高に動き始めていますね。95円台まで円高となっています。なかなか100円の壁は厚いですね。しばらくはボックス圏で推移するのでしょうか?

 <ドル円為替チャート(1年)>
  

 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンはイーバンク銀行の「HSBC投信ファンド申込手数料半額キャンペーン」ですね。最近、イーバンク銀行はいろいろな投信キャンペーンで楽しませてくれますね。今回はHSBC投信のファンドを対象にしたキャンペーンです。しかし、こうしてみるとHSBC投信のファンドの数って多くなりましたねー。

 さて、評価ですが★★★は、上記の通り販売手数料を積極的にディスカウントするキャンペーンを実施しているイーバンク銀行としています。

 続く★★は、みずほ銀行三井住友銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行の各キャンペーンです。


 また、投資信託のラインナップについては、メガバンクの一角であるみずほ銀行がついにノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から評価しました。結果、イーバンク銀行ジャパンネット銀行が★★★ですね。続く★★はみずほ銀行りそな銀行です。


 日経平均は順調に上昇してきていましたが、ちょっと小休止ですね。少し休みが入ること自体はいいことだと思います。永遠に上がる相場はありませんし。

 <日経平均チャート(1年)>
  

 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5

 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 先月に引き続き、今月もほとんどの上位ファンドが、株式相場が下落したときに利益が出るベアファンドと、円高が進むと利益が出る円高ファンドです。ただ、最近の株価上昇や円安基調を受けてリターン率は下がってきていますね。6ヶ月や3年のリターンは赤字になってきました。そろそろ、普通のファンドがランクインしてくるんじゃないですかね??期待したいところです。

 ランキングとしては「ポーラスター・オプションファンド 『愛称 : 盆栽名人』」と「(野村ブル・ベアS3) 円高ユーロ安3」が順位を上げました。


7.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 今月はセキュリティに関しては動きがないようですね。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行イーバンク銀行に加えて、シティバンク銀行の4行としました。これに続く★★は三菱東京UFJ銀行りそな銀行ジャパンネット銀行住友信託銀行としています。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#7


各銀行のサービスを調べたら、ぜひ投票を開始したばっかりの「2009年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。

投票開始!みんなで選ぶ「2009年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16





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あおぞら銀行:5年もの定期1.5%

2009-05-16 13:03:05 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券の株デビュー応援キャンペーンを取り上げました。アマゾンのギフト券が抽選でもらえるプレゼントもついていますが、メインは手数料のディスカウントですね。気になる内容はと言えば・・・

・キャンペーン期間中、新規に口座開設した人が「一日定額手数料」で取引すると・・・

 →1日の約定金額合計が50万円以下の株式売買手数料をキャッシュバック(口座開設完了の月から起算して最大3ヶ月間


ということになっています。つまり口座開設後3ヶ月間は、1日の約定金額が50万円以下の場合は実質的に完全に無料になってしまう、というキャンペーンですね!なかなか思い切ったというかすごいキャンペーンですね。

 このキャンペーンの「価値」をマネックス証券の通常の手数料から計算してみれば、コースによって違いますが、1日あたり2,625円もしくは1,050円相当ということになります。仮に3ヶ月間毎日活用するとすれば、ざっくり60日程度、市場が開いていますので1,050円×60日=約6万円相当の価値がありますね。

 もちろん毎日取引する人は少ないとは思いますが、とはいえ株式投資を始めた直後って、何かと取引したくなりますよね?取引をして経験を積みたい初心者にはマッチしたキャンペーンではないでしょうか。まさに名前どおり「株デビュー応援キャンペーン」ということですよね。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.8」・・・。真ん中が「3つ★」となりますから、真ん中をちょっと下回るちょっと残念な結果と言えそうです。最大で3ヶ月間ほぼ無料というのは、なかなかのキャンペーンだと思いますがね。

 やはり、SBI証券あたりと比べると、マネックス証券は手数料が少し高いイメージがあるのかもしれません。なのでキャンペーンそのものよりも、キャンペーン期間が終わった後の通常手数料が気になったのかもしれませんね・・・。まだの方は投票をお願いします。6月9日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=478

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=327


 今回はあおぞら銀行のあおぞらダイレクト定期を取り上げたいと思います。



 最近、よく目にするのがあおぞら銀行です。Yahooなどで、あおぞら銀行のバナーもよく見ますが、何といっても目に付くのが、新生銀行との統合報道ですね。このサイトでも何度か書いていますが、交渉がうまくまとまれば来年、経営統合するようです。

 ただ、当初は13日の新生銀行の決算発表時に発表される、という報道もありましたが、今のところ正式発表はありません。交渉が難航しているんですかね。経営統合というと響きは悪くありませんが、基本的には合理化=リストラ=首切りがセットですからね。

 どこかの経営者が言っていましたが、合併はどっちが吸収し、どっちが吸収されるか、力関係がハッキリしていないとなかなかうまくいかない、という話もあります。あおぞら銀行と新生銀行の場合は、どっちがどっちかを助ける、というような関係ではないですからね。どっちも成長戦略が描ききれない中で、脆弱な経営基盤を補強したい、みたいな話ですよね。そうなると、なかなか簡単にはまとまらないのも分かる気がします。

 案外、破談になる可能性も結構あるかもしれませんね。破談はかまいませんが、破綻はやめてくださいね(笑)。

 さて。

 そんな、あおぞら銀行ですが、気がづけばインターネットバンキングを開始していますね。インターネットバンキングを提供していない数少ないアナログ銀行(?)として、そこはかとなく存在感を発揮していたのですが、これも時代ですね(笑)。

 インターネットバンキングのサービス内容としては特段、特筆すべきものはなさそうですが、他の銀行あての振込は150円とまずまずお安いですね。ただ、そうは言っても、一定回数無料の住信SBIネット銀行や新生銀行と比較すると、ちょっと決め手に欠けますね。

 というわけで、やはりメインのサービスは引き続き高金利の定期預金ということになるのでしょう。「あおぞらダイレクト定期」ですね。インターネットと電話専用の定期預金です。気になる金利はと言えば・・・

■100万円以上の場合

 ・1年:0.95%
 ・5年:1.30%

■300万円以上の場合

 ・1年:1.20%
 ・5年:1.50%


ということになっています。全ての金利がほぼ1%以上となっていて、今の金利水準の中ではかなり魅力的な高金利ですね!特に300万円以上の場合は、1年が1.2%、5年が1.5%ですから、トップクラスの金利と言えますね。

 ネックだったインターネットバンキングも始まりましたし、選択肢の1つにしてもいいかもしれませんね。

 気になるのは・・・やはり新生銀行との統合の行方ですかね。経営状態としては前期は2,400億円の赤字で、今期は50億円の黒字の予想となっていますが、50億円というのは収益や費用から見れば誤差の範囲内ですからね。ちょっと収益が減ったり、ちょっと費用がかさんだりすればすぐに赤字となりそうです。そもそも、今期の日本経済の行方がじぇんじぇん見えませんからね。まだまだ環境としては厳しい状態がつづく、ということでしょうね。
 
 預け入れ金額が1,000万円未満なら何の心配もいりませんが、1,000万円を超えて預ける場合には、少し慎重になったほうがいいかもしれません。

 あと、1,000万円未満の場合でも、ありえそうなのが、あおぞら銀行と新生銀行に分散して1,000万円ずつ預けているような場合ですね。1,000万円未満だし安心と思っていたら合併して2,000万円になってしまって「ありゃ!」という金持ちの方は結構いそうな気がしますね。

 もちろん、それほどお金のない筆者には関係のない話ですが(笑)。

 いつものように主要銀行の金利と比較してみます。300万円以上・5年ものの金利でいきましょう。

■5年もの円定期預金・金利比較(300万円~)
 ・新生銀行         1.7% ※6/30まで
 ・あおぞら銀行       1.5%
 ・オリックス信託銀行    1.5%
 ・住信SBIネット銀行   0.67%
 ・ソニー銀行        0.66%
 ・ジャパンネット銀行    0.57%
 ・イーバンク銀行      0.45%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.40%


 やはりトップクラスの金利、ということになりますね。しかしネット専業銀行の金利は魅力が薄れてきましたね・・・。ボーナス時期のキャンペーンに期待しましょう。


 では、あおぞら銀行の、インターネットで利用できるようになった、1年1.2%、5年1.5%の「あおぞらダイレクト定期」について、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・トップクラスの高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月16日まで。




あおぞら銀行の、インターネットで利用できるようになった、1年1.2%、5年1.5%の「あおぞらダイレクト定期」。あなたの評価は?(投票は6月16日まで) >>>投票はこちら


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鳩山VS岡田!

2009-05-15 02:41:30 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「それなりに補完関係がありそうな、新生銀行とあおぞら銀行の経営統合。あなたは賛成?それとも反対?」では・・・


 1位:サービス次第 34% 2位:賛成 23%  〃:反対 23% 4位:賛成でも反対でもない 11% 5位:よく分からない 5%


となりました。1位は「サービス次第」という、誠に真っ当なご意見ですね。銀行が好きなわけではなく、銀行が提供するサービスが好きなわけで、そのサービスのクオリティ次第で賛成にも反対にもなる、ということですね。確かにその通りです。


 面白いのはその次の2位で、「賛成」と「反対」が同数で並びました!ほー、すごいですね。筆者はそこまで賛成とか反対とか強い気持ちを持つことはできません。どちらかと言うと、やはり「サービス次第」ということとなりますが、多くのユーザーの方は新生銀行にしろ、あおぞら銀行にしろ、それだけ思い入れがある、ということですかね。


 では当サイトで新生銀行とあおぞら銀行の、どちらのユーザーが多いかと言えば、もちろん新生銀行の方が多いと思いますので、経営統合によって新生銀行のサービスが向上すると思う人は賛成、低下すると思う人が反対、という構図でしょうか。


 サービスが向上する可能性があるとすると、前回も書きましたが、資金調達が困難になっているあおぞら銀行の預金をカバーするために、新生銀行の「預金集め」が当面続く、ということでしょうね。


 また、統合により大銀行ができるわけで、そこに公的な資金が入るかどうかは別にして、経営の安定性は増しますね。それはつまり、振込手数料やATM手数料がオトクな新生銀行のサービスが、今後も続いていく可能性が高まることになります。


 一方で、サービスが低下する場合はどういうことかと言うと、あおぞら銀行は定期預金の金利以外はサービスとしてはイマイチだったと思いますので、新生銀行とあおぞら銀行を「足して2で割る」みたいなサービスになることですね。


 また、個人向けサービスはあおぞら銀行をベースとする、みたいなことになれば、やはり現状のあおぞら銀行のサービスに引っ張られるでしょうから、結果的にサービスの質は低下してしまうかもしれません。


 そのあたりの期待と不安が入り混じった状態が「賛成と反対が同数」という結果につながっているのですかね。


 さて。


 肝心の統合交渉の行方ですが、前回ご紹介したようにこういう観測がありました。


 「5月13日に予定されている新生銀行の2009年3月期決算発表までに基本合意し、同日、統合の概要を発表できるように交渉を進めている。」


 で。


 今日は14日。


 まだ、統合の概要は発表されていないですねー。やはり交渉は難航しているのですかね?あるいは、そもそも、あまり確度の高くない話だったんですかね?果たしてどうなんでしょう・・・。野次馬的には、いろいろ変化があった方が面白いので「やれやれー」と思ってしまう部分もありますが、銀行の当事者たちは主導権争いで必死なんでしょうね。


 来週あたりには方向性が出ているのでしょう、多分。投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。5月30日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=475


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=335


 さて今回は、民主党の党首争いについて。


            --- Ginkou ---


融通効かない“ロボコップ岡田” 民主後継争い激化http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/252936/


 民主党の小沢一郎代表の辞任表明で、今後の焦点は、次期総選挙の「顔」となる新しい党代表選びに移った。12日の党役員会などで16日に代表選を行うことを決めたが、現時点では小沢氏を支えてきた鳩山由紀夫幹事長の待望論が浮上する一方、岡田克也副代表も出馬に前向きだ。すでに党内各グループは会合を重ねるなど、鳩山、岡田両氏を軸に駆け引きを激化させている。


 16日の代表選は両院議員総会として党所属国会議員だけの投票で選出する。正式には党員・サポーターも含めた投票で選ぶが、党勢の早期回復のため、今回は簡略化した形の代表選とした。


 注目される代表選。昨夜は「先のことは全く考えていない」としていた鳩山氏は12日朝、「とにかく党内を結束させることだ」と述べ、微妙な変化を見せた。


 鳩山氏は西松建設事件で窮地に陥った小沢氏との関係を「一蓮托生」と言って支え続けてきたが、最後は小沢氏辞任への道筋をつけ「調整型として名を上げた」(民主中堅)との評価もある。鳩山、小沢両氏のグループに加え、旧民社党系、旧社会党系グループが「鳩山支持」に回るとみられ、「衆参合わせ221人のうち、すでに100人程度は固めた」(中堅)との見方も。


 ただ、逆に小沢氏との距離の近さが「弱点」だ。小沢氏に距離を置く若手議員は「(鳩山氏では)政治とカネの問題で暗い影がつきまとう小沢氏の影響力が残る」と小沢氏による“院政”を警戒する。


 一方の岡田氏。12日午前、「現段階では熟慮中。堂々たる代表選を行い、国民に判断してもらう」と述べ、前向きに出馬を検討する考えをにじませた。


 岡田氏を推すのは、小沢氏に距離を置く中堅・若手議員が中心。岡田氏は企業団体献金規制など政治改革に力を入れ、クリーンなイメージが定着しており、党のイメージ刷新に適任との考えだ。


 だが、党内からは「融通がきかない」「原理原則を曲げない」との声が漏れる。実際、民主党政策責任者時代には、最後まで主張を曲げないことから「ロボコップ」と言われたこともあるほどだ。他の野党との円滑な関係を維持できるかとの不安感も強い。「岡田支持」は前原誠司副代表や野田佳彦広報委員長のグループ計約50人が中心とみられ、菅直人代表代行グループの対応はまだ決まっていない。


 こうした状況を踏まえ、小沢氏周辺はこう分析する。「菅氏のグループが野田、前原両氏に引っ付くことはないだけに、小沢氏の望みどおり鳩山氏で勝てるだろう」


〔 出典:iza 〕


            --- Ginkou ---


 新生銀行とあおぞら銀行の水面下の攻防も気になるところですが、こちらも気になりますね。突如、ふってわいたような小沢一郎氏の辞任劇に伴う、民主党の代表戦です。結局は鳩山由紀夫氏岡田克也氏との一騎打ちになりそうですね。


 正直、2人の政治主張も、方向性も全然知らないのですが、これを機会に調べてみたら、鳩山由紀夫氏は「友愛」とか「リベラル」とかがキーワードのようですね。「友愛」・・・。もちろん大事なことだと思いますが、何か政治家が言うと「美辞麗句」の類か、はたまた「世間知らずのぼんぼん」か、という感じがしてしまいますね。どうも心がひねくれていてイケマセン(笑)。


 で、鳩山由紀夫氏の場合は、もちろん後者ということになるんでしょうね。エリート政治家一家に生まれて、奥さんはブリジストンの創業家の家系。そんでもって大金持ち。「世間知らず」かどうかは分かりませんが、「ぼんぼん」であることは間違いなさそうです。


 「ぼんぼん」で思い出すのはやはり安部元総理でしょうね。総理大臣のイスを途中で投げ出すという甘さっぷりはやはり「ぼんぼん」のイメージに合致しています。やはり、一国の総理大臣ともなれば、少々、ビジネスライクでもいいので、地に足をつけて、がっちりと目標に向かっていけるタフな人の方がいいですよね。


 で、一方の岡田克也氏がどんな感じと言うと、上の記事で引用させていただいたとおりですね。「ロボコップ」(笑)。頑固一徹なようです。方向性が間違っていなければ頑固一徹でもいいですね。ただ、あまりに頑固すぎて、周りとのコミュニケーションはうまく行っていないようです。それも困りものですよね。


 また「ぼんぼん」という意味では岡田氏も負けていません。ジャスコの創業者の子供ですから。ただwikipediaによれば、こんな記載もあります。


 「イオンは今でこそ大企業であるが、岡田克也が子どもの頃はまだ1店舗しかない商店であり、裕福な家庭で御曹司として育てられてきたということはない。また、庶民相手の商店であるため、庶民の生活からかけ離れた生活をしてはいけないと教えられてきた。」


 うーん、どうなんでしょうね。ちょっと美談にまとめられている気もしなくはないですね。


 さて、誰が民主党の党首になるにせよ、近い将来、日本の総理大臣になる可能性があるのであれば、やはり日本経済を立て直し、引っ張っていく手腕がある人がいいですね。


 それについて主張が分かりやすいのは岡田氏の方ですね。2005年のときもマニフェストを発表していますし、今回もやはり選挙公約を発表しています。一方の鳩山氏は・・・HPを見ても全然分かりません。そんなんでいいんですかね!?


 で、岡田氏の主張はこちらに記載されています。


 http://www.katsuya.net/upload/pdf/daihyou_koyaku.pdf


 経済がらみの公約と言えば4つ目の「経済危機を克服し、強い日本経済を作る」の項目に記載されている各公約ということになりますが・・・ウーン、抽象的で、実効性があるのかないのかサッパリ分からないですね・・・(苦笑)。


 ただWikiによれば、「経済政策では、小泉(元)総理以上の市場経済主義者を自認するなど、政府の役割を認めながらも自由主義的な傾向が強い」ということで、まぁ、それなりにマトモな感じですかね。「市場経済」と言うと、最近は少しイメージが悪い面もありますが、とはいえ今のところ、これ以上効率的な経済システムはないでしょう、やはり。


 ということで、経済面の力量とか思想がよく分からない鳩山氏よりは岡田氏の方がいいですかね?


 ただ、今日の出馬表明の記者会見での発言を、ニュースで読んでいましたが、相変わらず華がないですね(苦笑)。最後を印象的な一言でビシっとまとめると、かなり締まりますが、まとめない、まとまらない、という感じです。まぁ、鳩山氏のコメントが気が利いているわけでもないんですけれどね。


 現状は鳩山氏が優勢とのことのようですが、一般的な人気はやはり岡田氏のようです。果たしてどちらになるのでしょうね。


 しかし日本もアメリカみたいに大統領を直接、国民が選ぶみたいな構図になれば、政治家も総理大臣のタイプも全く変わってくるのでしょうね。いい方に。


 さて、今回の読者アンケートは、今の経済危機を乗り越えるために日本経済を引張って行ってくれるのは、鳩山氏なのか、岡田氏なのか、それとも小沢氏なのか、はたまた麻生氏なのか、お聞きしたいと思います。「民主党の党首選は、鳩山氏と岡田氏の一騎打ちのようですが、あなたが日本経済を引っ張って行ってくれそうと思うのは誰?」でいきましょう。6月14日まで。


 ■民主党の党首選は、鳩山氏と岡田氏の一騎打ちのようですが、あなたが日本経済を引っ張って行ってくれそうと思うのは誰?(6月14日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=479


 





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5月の金利比較、更新しました(その1)。

2009-05-12 00:39:51 | Weblog
5月になりました。まずは、口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較を更新しております。

1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7


 イーバンク銀行が8月からの「ATM手数料の改定」について発表していますね。これまではキャッシュカードの種類に応じて、最低1回は無料となっていましたが、今後は残高に応じて決定され、10万円未満の場合は無料回数は0になるようです・・・残念ですね。

 さてポイントとなるのは、

 1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
 2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
 3.振込が安くできるか


の3つです。コンビニATMが平日無料になる銀行は増えてきましたので条件を「24時間」としました。

 その点では、新生銀行住信SBIネット銀行の2行がいいですね。この2行を★★★とします。口座管理手数料がなく、ゆうちょやコンビニのATMが24時間無料で利用できて、また、他行宛て振込が毎月一定回数無料となっています。

 ちなみに、他行宛て振込無料化の条件はこんな感じですね(給与振込口座に指定すると対象になるイーバンク銀行も加えております)。

■他行あて振込手数料無料化条件(月)

 ・住信SBIネット銀行
   3回 /無条件

 ・新生銀行
   1回 /無条件
   5回 /残高200万円or普通預金100万円or投信・外貨預金30万円
   10回/残高2,000万円or投信・外貨預金300万円or住宅ローン

 ・イーバンク銀行
   3回 /給与振込先に指定

 ・住友信託銀行
   5回 /残高100万円。

 続くところでは、三井住友銀行りそな銀行イーバンク銀行ソニー銀行東京スター銀行がコストパフォーマンス良く★★としています。

 ちなみに、ネットで海外に送金したり、海外のATMを利用したりと、海外での利用を考えている方にはシティバンク銀行が便利そうですね。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■口座サービスランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#2


2.円預金・円定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


 今月の新しいキャンペーンは三菱東京UFJ銀行の「セカンドライフ応援キャンペーン」、イーバンク銀行の「新型定期預金 ボーナス金利上乗せキャンペーン」、新生銀行の「夏の円定期預金キャンペーン」の3つですね。中でも新生銀行は引き続き高金利の円定期キャンペーンを続けるようです。積極的ですね。

 また、オリックス信託銀行が金利をアップしました。こちらも金利が1%以上と、かなり魅力的な水準になっています。


 さて評価ですが、いつものように新生銀行の「ゴールド会員」の場合の金利を基準にします。新生銀行の顧客別の金利を整理するとこんな感じのようです。たとえば1年ものの場合・・・

 ・プラチナ会員(残高2,000万円or投信・外貨預金300万円or住宅ローン) / 1.2%
 ・ゴールド会員(残高200万円or普通預金100万円or投信・外貨預金30万円) / 1.1%
 ・新規顧客 / 1.1%
 ・それ以外の顧客 / 1.1% ※夏の円定期預金キャンペーン


となっています。「夏の円定期預金キャンペーン」により、みんな1.1%以上の金利が利用できるようになっていますね。


・・・ですから目安として

 ・「1年もの」で1.1%
 ・「5年もの」で1.7%


と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★は新生銀行オリックス信託銀行としています。

 続く★★は、新規口座限定ながら1年もので最大1%の金利をつけているシティバンク銀行と、退職金限定ながら1年もので1%の金利をつけている住友信託銀行としています。


 市場金利は金利低下の流れを受けて、1.2%割れまでいきましたが、最近は1.4%を上回る水準まで戻ってきましたね。株価も全般的には戻り基調ですし、金利ももしかすると上がってくるかもしれません。

 とはいえ全般的には金利は超低金利時代に逆戻り・・・という状況です。長期金利が2%の大台を超えることは永遠にないんですかね!?

 <長期金利(10年国債)チャート>



 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■円預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#3


3.FX比較
  http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php


 FXサービスの手数料比較をまとめてみました。みなさん、ご活用ください。特においしい口座開設キャンペーンだけを利用する、という使い方もアリだと思います。

 今月の新しいキャンペーンはマネーパートナーズの「新緑の口座開設キャンペーン」とFXプライムの「FXスタートキャンペーン」です。

 さて評価ですが、★★★は引き続きマネーパートナーズのキャンペーンです。口座開設するだけで3,000円獲得できるのがうれしいですね。10万円入金するとさらに2,000円もらえて、合計5,000円もらえることになります。

 続く★★はMJオンラインFXプライムサイバーエージェントFXの各キャンペーンとしています。

 ・・・とは言いつつ、今後もずっとFXサービスを利用しようと思っている方は、手数料と、金利=スワップポイントの方が大切かもしれません。


 FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いMJオンラインサイバーエージェントFXにしました。

 続く★★はマネーパートナーズセントラル短資です。

 こうしてみると、イーバンク銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行住信SBIネット銀行のFXサービスの手数料は、FX専業会社と比較すると、かなり高いですね。頻繁に売り買いを検討されている方は要注意です。

 もちろん、仮に外貨預金で100万円の取引をしようとすると、一般的には1万円くらい為替手数料が取られますから、それに比べれば400円そこそこというのは、はるかに良心的ですけれどね。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、マネーパートナーズが1位となっています。

 ■FXユーザーランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=458


4.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/


 今月は特にメガバンクが長期の金利をあげていますね。結果として、かなりバラついています。

 では評価ですが、筆者の長年の勘から(?)以下3つとしたいと思います。

 ・「変動金利もの」で、1.1%程度か。
 ・「10年もの」で、2.1%程度か。
 ・「30年もの」で、2.6%程度か。


 上記の基準の「いずれか」を満たすものを★★★としました。★★★は三菱東京UFJ銀行ソニー銀行住友信託銀行、そして住信SBIネット銀行の4行です。ただ保証料や事務手数料があるのとないのとでは、実質負担にかなり差が出てきますので、そこは実際に試算してもらって、比較してみてください。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■住宅ローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#6


残る、外貨預金・投資信託・セキュリティの各一覧は順次更新予定です。





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マネックス証券:3ヶ月間手数料無料

2009-05-09 14:10:01 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行の夏の円定期預金を取り上げました。気になる金利はこんなことになっています。

■新生銀行の「夏の円定期預金」

 ・1年:1.1%
 ・5年:1.7%


 相変わらず、魅力的な高金利ですね!1年もの1.1%も高金利ですが、5年もの1,7%はかなりの高金利です。世の中の金利はしばらく上がらないだろう、とか、仮に上がってもまた下がるだろう、と予想される方は5年で固定してしまう、というのも手ですね。

 さて、最近の定期預金の金利をまとめるとこんなことになっています。今回は5年もの/100万円~でいきたいと思います。

■5年もの円定期預金・金利比較(100万円~)
 ・新生銀行         1.7% ※6/30まで
 ・オリックス信託銀行    1.3%
 ・東京スター銀行      1.0%
 ・住信SBIネット銀行   0.63%
 ・ソニー銀行        0.59%
 ・ジャパンネット銀行    0.57%
 ・イーバンク銀行      0.45%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.35%


 この中ではダントツですね。ただ、ちょうどボーナスシーズンの谷間でもありますので、もう少し待つと、いろいろ他のキャンペーンも出てくるかもしれません。ただ、この差を埋めるほどのキャンペーンが出てくるかと言われるとちょっと疑問ではありますが・・・。

 しかし5年ものになると、銀行間でかなりの金利差が出てきますね。銀行選びは面倒くさがらずにしっかりやった方が良さそうです。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「4.4」!またまた高い評価ですね!!何と7割近い人が「5つ★満点」をつけています。いやースゴイ。

 毎回、思いますが定期預金の力は偉大ですなぁ。0.1%や0.2%の差が結構大きいということでしょうね。まだの方は投票をお願いします。6月2日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=476

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=326


 今回はマネックス証券の株デビュー応援キャンペーンを取り上げたいと思います。



 最近、世界の株価は好調に推移していますね。去年の9月と比較すればまだまだですが、とはいえかなり値を戻してきました。日経平均で言えばこんな感じですね。

■日経平均(1年)
 

 今回の金融危機の震源地、アメリカはこんな感じ。

■アメリカS&P500(1年)
 

 日経平均もNYダウもS&P500もなぜか数字がほぼ似通っているのがオカシな感じですが(日経平均が「9,000円」の時、NYダウが「9,000ドル」など)、動きもほぼ連動していて、去年の7月ごろ「14,000」くらいだったものが、今年の3月に底値である「7,000」くらいをつけ、現状、「9,000」くらいまで戻してきたことになります。

 「14,000」から見れば、いまだ35%くらい損していることになりますが、「7,000」から見ればすでに30%くらい得していることになります!とは言いつつ、多くの人は当然、損をかかえていますのでご安心(?)ください。

 さてここから上がるかどうか、ということについては長くなりそうなので、またの機会にさせていただいて、相場が好調であり、ボーナスの支給も近づき、さらに今朝の新聞によれば株式取引も4月はかなり活況だったようですので、「そろそろ株式取引を開始(or再開)しようかな?」と思っている人も増えてきているかもしれませんので、証券会社の新規口座開設キャンペーンを探してみました。

 ということで今回はマネックス証券の「株デビュー応援キャンペーン」です。アマゾンのギフト券が抽選でもらえるプレゼントもついていますが、メインは手数料のディスカウントですね。気になる内容はと言えば・・・

・キャンペーン期間中、新規に口座開設した人が「一日定額手数料」で取引すると・・・

 →1日の約定金額合計が50万円以下の株式売買手数料をキャッシュバック(口座開設完了の月から起算して最大3ヶ月間


ということになっています。つまり口座開設後3ヶ月間は、1日の約定金額が50万円以下の場合は実質的に完全に無料になってしまう、というキャンペーンですね!なかなか思い切ったというかすごいキャンペーンですね。

 このキャンペーンの「価値」をマネックス証券の通常の手数料から計算してみれば、コースによって違いますが、1日あたり2,625円もしくは1,050円相当ということになります。仮に3ヶ月間毎日活用するとすれば、ざっくり60日程度、市場が開いていますので1,050円×60日=約6万円相当の価値がありますね。

 もちろん毎日取引する人は少ないとは思いますが、とはいえ株式投資を始めた直後って、何かと取引したくなりますよね?投資していないと落ち着かないし、投資していればもっと落ち着かない。(笑)

 急に株式投資をしていたころのことを思い出してきました。あの頃はソワソワ、ソワソワしていましたねー。同僚と上がった、下がったみたいな話をして、株式に詳しい人には「先生」なんて言ってアドバイスをお願いしてみたり。楽しかったですね。相場が下がり、損をし始めてからは精神衛生上よろしくないということでやめてしまいましたけれど。今は投信一筋です。

 話がそれましたが、特に取引をして経験を積みたい初心者にはマッチしたキャンペーンではないでしょうか。まさに名前どおり「株デビュー応援キャンペーン」ということですよね。

 気になる点と言えば、マネックス証券の場合、通常の手数料が他のオンライン証券より少し高いという点ですかね。約定金額100万円の例で行くと・・・

■株式約定手数料比較(100万円の場合)

 ・マネックス証券 1,050円
 ・SBI証券     800円
 ・楽天証券      840円


 100万円だとあんまり差がない感じかもしれませんが、これが50万円などに下がっていった場合、他の2社は半額くらいになるのに比べて、マネックス証券は1,050円のままですので結構、差がでてきます。

 とはいっても数百円の話ですし、投信を100万円買えば下手すれば手数料を3万円とか取られてしまうことを考えれば、まぁ、ほとんど誤差の範囲かもしれませんね。


 では、マネックス証券の、新規に口座を開設した場合、3ヶ月間毎日50万円分の取引まで実質的に無料になる「株デビュー応援キャンペーン」について、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・何たって無料ですからね。「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月9日まで。




マネックス証券の、新規に口座を開設した場合、3ヶ月間毎日50万円分の取引まで実質的に無料になる「株デビュー応援キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は6月9日まで) >>>投票はこちら


マネックス証券について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想




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