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あおぞら銀行:普通預金0.20%

2014-02-28 12:49:31 | Weblog
ソチ・オリンピックで注目点の1つだったのが、浅田選手vsキム・ヨナ選手の最終対決でした。結果はともかくとして筆者が事前報道で興味深かったのが、荒川静香さんが著書で「技術の浅田選手に対して表現力のキム・ヨナ選手と思われているが、実際には表現力の浅田選手に対して技術のキム・ヨナ選手と考えている」という指摘でした。

 その根拠としてうろ覚えですが、スコア的には浅田選手が表現点が高いのに対して、キム・ヨナ選手は技術点が高いといった点や、スケーティングのスピードはキム・ヨナ選手の方が速く緩急を上手につけている、といった点が挙げられており、なるほどなーと思ったものでした。

 恐らく国内の「雰囲気」で言えば、浅田選手は果敢に技術に挑戦しているのに、キム・ヨナ選手は上手く立ち回って高得点を稼いでいる=ズルい、といったものではないかと思いますし、筆者も正直、複雑な気持ちがないと言えばウソになりますが、プロの目から見れば、そして中立・公平に見れば全く異なっているということですね。自分の目がいかに曇りやすいかということを指摘されているようです。

 今朝の日経新聞の報道では韓国発のカフェチェーンであるカフェベネが取り上げられておりました。全世界で1万店を目指すということですが、日本にそのような海外志向のカフェチェーンはあるのでしょうか?

 気がつけば筆者のスマホも韓国製ですしね・・・今更ですが、やはり韓国をきちんとライバルとして正しく認識し、公正に評価し、学ぶべきところは学び、真似すべきところは真似する姿勢が重要なのかもしれませんね。悠久の歴史の流れの中ではその大部分において、大陸・半島の人々は我々の先生であり、先輩だったわけですからね。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の特別金利キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

 ・6ヶ月:0.20%
 ・1年 :0.30%


 となっています。まずまずの水準ですね。冬のキャンペーンは概ね1年0.3%が好金利の目安でしたが、その水準をクリアしていることになります。

 定期預金は徐々に閑散期に入りつつあるわけですが、楽天銀行ユーザーを中心に一定の支持を集めそうですね。

 もしかすると、住信SBIネット銀行オリックス銀行が新たな定期預金キャンペーンを開始したので、それに対応するために慌ててキャンペーンを開始した、ということかもしれませんね。

 だとすれば「相乗効果」なわけで、預金者からすればやはり、ありがたい動きと言えそうです。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.9」!金利水準の割りには高い評価ですね!

 その原動力となったのは5割近い方が最高の5つ★に投票していることです。正直、評価が高すぎる気はしなくもないですが・・・それだけ、楽天銀行の人気が回復してきた、ということになるのでしょうか。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月21日まで。

>>>楽天銀行の円定期預金 特別金利キャンペーンについて詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1014

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=688


 今回は、あおぞら銀行インターネット支店の普通預金特別プログラムを取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 この1年間の金利の動きを振り返ってみると、昨年4月初旬の「異次元緩和」とも称される日銀の新たな金融緩和策発表により、長期金利はむしろ上昇するという、驚きの動きが起きましたが、その後は徐々に低下してきました。

 異次元緩和がその実力を発揮し始めている、ということなのでしょうね。

 昨年末にかけて0.7%台半ばまで急上昇する局面もありましたが、残念ながらこれは一時的なもので、年明け以降また下落基調となり、足元では0.590%まで低下しております。

 当面は金利が低水準を維持する前提で預金運用を考えておいた方が無難そうですね・・・。

 さて毎回ご案内しているように、この冬のボーナスシーズンでは、かなり魅力的な定期預金金利や、定期預金キャンペーンが出てきたわけですが、2月も最終日となり、そうしたキャンペーンが徐々に終了する時期に入ってきました。

 そうした中、預金者の「様子見」ムードが強まっているのではないかと思います。

 つまりはしばらく普通預金か何かに預けておいて、金利が上昇するか、少なくとも夏の定期預金キャンペーンまで待とうとする方が増えているのではないか、ということですね。

 そうした方々にお勧めできるのが今回取り上げる、あおぞら銀行インターネット支店普通預金特別プログラムです。

 あおぞら銀行といえば比較的高水準の定期預金金利が人気ですが、そのインターネット支店では普通預金の金利も良いということですね。気になる金利はこのようになっております。

■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム

 ・普通預金 : 年0.20% ※2014年2月10日現在、税引き前


 メガバンクの普通預金の金利は概ね0.02%ですから、それと比較すれば「10倍」の金利、ということになりますね。なかなか魅力的です。

 また、このプログラムのユニークな点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.02%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.18%がプラスされるという仕組みですね。

 なんとなくもう少しスマートな方法があるような気がしないでもないですが(笑)、まぁ、実質的なメリットは変わりませんので気にしなくてもいいかと思います。

 ただしその条件ですが、最終残高判定日に100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますので、ご利用前に詳細をご確認ください。

>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ

 加えて、「特別プログラム」という名前がついている以上「特別」なわけで、いつまで続くかということですが、現行のプログラムは8月10日まで、ということになっております。

 となるとそこでプログラムが終了となった場合には、引き続き好金利で運用しようと思うと預け替え等を検討しないといけないわけです。

 とはいえ、現行のプログラムも前回のものが実質的に延長されておりますので、8月以降も同じようなプログラムが継続されることは、それなりに強く期待してもよさそうです。

 筆者の拙い記憶に基づけば、最低でも2、3年は同様のプログラムが提供され続けていると思いますしね。普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してもいいかもしれません。

 ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、今期の昨年4月~12月の決算では、当期利益が341億円と、前年同期と比較すれば11%近く増加しているようです。業績・信用面でも特に問題はなさそうですね。

 http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2013/pdf/2014_3q_01.pdf

 ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。

■普通預金~2週間預金金利比較(2014年2月10日現在、年利、税引き前)

 ・東京スター銀行         0.20% ※1週間満期
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.20% ※特別プログラム 
 ・新生銀行            0.15% ※2週間満期
 ・楽天銀行            0.10% ※楽天証券との共同口座
 ・住信SBIネット銀行      0.10% ※SBI証券との共同口座
 ・ジャパンネット銀行       0.04%
 ・オリックス銀行         0.02%
 ・ソニー銀行           0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.02%


 やはりメガバンクの普通預金などと比較すればはるかに好金利ですね。

 ではこの、条件を満たせば年0.20%となる、あおぞら銀行の普通預金特別プログラム。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月28日まで。

>>>あおぞら銀行の普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


条件を満たせば年0.20%となる、あおぞら銀行の普通預金特別プログラム。あなたの評価は?(投票は3月28日まで) >>>投票はこちら






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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」2月号。

2014-02-27 11:48:48 | Weblog
2月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2014年2月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (楽天証券、住信SBIネット銀行、オリックス銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・毎年恒例の日経金融機関ランキングでは、なぜか同率でセブン銀行と
    並び、ソニー銀行が7年連続首位と圧倒的な強さを見せましたが、こ
    の結果に納得できる?

   ・<複数回答可>新興国経済への懸念を背景に、ここ数日、世界の株価
    が大きく下落していますが、あなたの対応は?

   ・<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は2013
    年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの
    対応は?

   ・キプロス問題などを契機に、ユニークな電子マネーであるビットコイ
    ンが注目されていますが、ビットコインは魅力的?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(7年11ヵ月目)

 6.9年2ヵ月目のひとりごと:「そちも、ゆとりよのう」
   +9800本+105万円

 7.お問い合わせ

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ゴルフ会員権は魅力的?

2014-02-26 14:24:12 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「キプロス問題などを契機に、ユニークな電子マネーであるビットコインが注目されていますが、ビットコインは魅力的?」では・・・

 1位:利用したことはないが魅力的ではない 34%
 2位:興味はあるがよく分からない 30%
 3位:興味がない 13%
 4位:利用したことはないが魅力的/決済手段として 8%
  〃:利用したことはないが魅力的/投機手段として 8%
 6位:利用したことがあるが魅力的ではない 4%

 ということになりました。1位は「利用したことはないが魅力的ではない」ということで完全否定の回答ですね。こちらが約3割の回答となっています。

 ただし2位の「興味はあるがよく分からない」との回答との差はわずかですね。

 そんなわけで、全体を「魅力的、興味がある」派と「魅力的ではない、興味がない」派とに分けるとこういう分布になっています。

 ・魅力的、興味がある : 47%
 ・魅力的ではない、興味がない : 53%


 つまりはビットコインに対してポジティブな捉え方をしている人とそうでない人との割合はほぼ拮抗している、ということですね。もちろん上記の通り「ポジティブ派」の大部分は「興味はあるがよく分からない」と答えた方々ですので、積極的にビットコインを支持している、というわけではなさそうですが・・・。

 興味の持ち方についても「怖いもの見たさ」という場合がありますしね。

 加えて、タイミングがいいのか悪いのか分かりませんが、ビットコインに関して今朝、驚きの報道がなされました。前回のコラムでもご紹介したように国内のビットコイン取引所大手であるマウントゴックス社は2月7日から、引き出しのシステムエラー発生により、ビットコインの引き出し機能を停止していたわけですが、昨日、「全ての取引を一時的に中断することを決めた」と発表したようですね。

 同社が管理するビットコインの総額は時価で400億円相当だそうです。ビットコイン自体の価値は維持されているようですので、顧客に適切に返還されれば相応の価値が復元されることになりますが、噂されているようにハッキング等により顧客のビットコインが盗まれていたりするとその分が消滅することになります。

 また、この騒動によりビットコインの価格自体が低下しているようですので、その分の目減りの影響も受けるわけですね。

 いずれにしても顧客保護が図られることを期待したいと思います・・・。

 ちなみに日本ではこうした事態が起こると監督官庁が乗り出して新たな規制と顧客保護の仕組みを作るわけですが、このビットコインは世界的に流通しているわけで、各国それぞれに規制の是非が問われることになります。

 特に世界経済の中心であり、ビットコインもそれなりに流通していると思う、「自由と正義の国」アメリカの政府はどのような対応をするのか気になるところですね。

 今回のマウントゴックス事件の顛末に加え、こうした各国当局の対応の行方についても注目したいと思います。

 では投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。投票は3月19日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1013

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=797



            --- Ginkou ---

ゴルフ会員権、今が買い時?

http://www.nikkei.com/

 ゴルフ会員権が再び注目を集めている。2013年は通年でゴルフ会員権相場が16%上昇したが、税制改正を受けて節税対策の売りが広がっており、足元で値ごろ感が広がっているとの見方もある。

 日本のゴルフ場は2400ほどでほとんどが会員制。1ゴルフ場あたりの会員数は1200~1500人が多い。

 会員権を持つ利点は優先的にコースを予約できること。会員以外がプレーする場合、ビジターとして予約するが、土日は混雑で予約しにくいこともある。

 住地ゴルフによると、1990年の年初値で4000万円弱まで達したゴルフ会員権の全国平均価格は今年1月には128万円とピークの3%ほどまで落ち込んだ。昨年は通年で上昇したがバブル期の高値からみれば大幅に下がったままだ。

 ゴルフ会員権の相場は数万円から数千万円までと幅広い。数万円だと大都市から離れていたり、会員数が多かったりして予約が入りにくい場合もある。最も取引の多いのは100万~200万円。

 会員権の購入費用のほかに付帯費用もある。250万円以上の物件では会員権価格の2%を仲介手数料として仲介業者に支払う。多額になりやすいのは名義変更料。名称が異なる場合もあるが、名義を売り主から買い手に切り替えるのにゴルフ場に払う費用だ。入会預託金制度を設けるゴルフ場もある。

 複数の仲介会社によると、一連の付帯費用(仲介手数料を除く)は、おおむね会員権価格の6割が目安だ。例えば、100万円の会員権なら60万円ほど余分にかかる。数万円の会員権なのに付帯費用が数十万円という場合もある。

 ゴルフ会員権は今後の景気動向によってはさらに値下がりする可能性も否定できない。現在の国内のゴルフ人口は900万人といわれ、10年前より1割減ったとされる。会員権の需要が大きく伸びる楽観論は聞かれない。買うなら投資目的ではなく、プレーを楽しむためと割り切るのが無難だ。

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 さて前回は上記の通り、重い腰を上げて「ビットコイン」を取り上げたわけですが、今回は再度重い腰を上げて「ゴルフ会員権」を取り上げたいと思います。

 なぜ腰が重いかといえばもちろん、ゴルフ会員権についてよく知らないからですね。そもそもゴルフもかれこれ10年近くやっておりません・・・自分のゴルフクラブが今どこにあるのか、捨ててしまったのかどうかも全く思い出せません。クラブには申し訳ないことです。

 ちなみにゴルフと同じく斜陽スポーツと見られていたスキーについては、青春時代にスキー場につめかけた団塊ジュニア世代の子供が徐々に育つにつれ、家族連れで楽しむ客が増え、来場者数も持ちなしつつあると聞きます(数字は確認していませんが)。

 だとすれば、その子供たちがさらに大きくなれば、家族連れでゴルフ場に行くといった形での需要が復活するかもしれませんね。もちろん、その後の世代は少子化がどんどん進んでいきますので、あくまで一過性のものになるとは思いますが・・・。

 それはともかくとして、往時のゴルフ人気を知る者のイメージとして、「ゴルフ道」の行き着く先はゴルフ会員権ということになります。

 カードならアメックス、バッグならヴィトン、車ならベンツ、ゴルフをするならゴルフ会員権がステータスシンボルだった時代があったということですね、今ならどれもそれほど自慢にはなりませんが・・・落ち着いた良い時代になったものです(笑)。

 筆者の周りにもゴルフ会員権を保有していた人がいましたが、その意義は、半分は資産価値、半分は費用対効果、ということだったと思います。

 上記記事では「会員権を持つ利点は優先的にコースを予約できること」とありますが、それだけなら何百万円もする会員権をわざわざ購入する人はいませんよね(笑)。

 特にバブル崩壊以降はゴルフ会員権は右肩下がりに下がりましたので、完全に「費用対効果」で正当化する人が多かったのではないでしょうか?つまり、プレイ料金はビジターより会員の方が安いのが通例ですので、その差額から、「週○回行けば元が取れる」といった計算をしていた、ということです。

 なお筆者の知り合いの方は、月○回ではなく、週○回で計算していた、ということであります(笑)。詳しい計算の根拠は一切忘れましたが、みなさんすでにリタイアもしくはセミリタイア状態にあり、平日もゴルフ場に行く前提だったと記憶しています。

 ということで具体的な数字を探ってみると、約5年前の記事ですが習志野カントリークラブの例ではこのようになっているそうです。

 ・会員プレイ料金 : 11,700円
 ・ビジタープレイ料金 : 39,170円(週末) / 19,390円(平日)
 ・会員権購入コスト : 165万円(会員権55万円+名義書き換え料等110万円)


 週末のプレイ料金の差は半端ないですね!約2万7千円の差となっています。この金額で会員権購入コストを割ってやると約60回。つまり約60回行けば元が取れる、ということになります。

 週1回でも約1年で、2週間に1回でも約2年で元が取れるということですね。理論上は。

 気になるのがこれらの値段が今、どうなっているかと言うことですが、この習志野カントリークラブの足元の会員価格を調べてみると・・・何と2014年2月現在で10万円ということになっています!5分の1以下に下がったのですね。

 逆にこれくらいなら買おうと思う人は少なくないかもしれませんが。

 もちろん上記の通り名義書き換え料という法外な費用が取られますので会員権購入コストはそれほど下がらない点は付け加えておきます。

 一方、時代の波なのかビジター料金も直近では28,000円に下がっているようです。そこで最新の数字に洗い換えするとこうなります。

 ・会員プレイ料金 : 11,370円
 ・ビジタープレイ料金 : 28,000円(週末) / 16,500円(平日)
 ・会員権購入コスト : 120万円(会員権10万円+名義書き換え料等110万円)


 つまり、会員とビジターのプレイ料金の差額である約1万7千円で120万円を割ると約70回ということですね。会員権も下がったけれど、ビジター料金も下がったので結局、コストパフォーマンスは多少低下したことになります。

 70回・・・2週間に1回なら約3年。微妙ですが・・・まぁ、アリですかね。ずっと同じコースを回り続けたいのか、というのはありますが。

 ただいずれにしても、習志野カントリークラブを例に挙げればこの5年で会員権価格は大きく値下がりしたわけで、やはりゴルフ会員権は「資産価値」ではなく「費用対効果=利用価値」で計るべきもの、というのが結論となるのでしょうね。

 実際、上記記事にはこれまでのゴルフ会員権の相場の推移が掲載されていますが、こうなっています。

 

 「下落が続いたゴルフ会員権相場は昨年上昇した」と言っても。虫眼鏡で拡大してあげないとわからないレベルですね(苦笑)。ゴルフ会員権にご興味がある方は、そうした点も踏まえご検討いただければと思います。

 では今回の読者アンケートは「中長期的には大きく下落してきたゴルフ会員権ですが、2013年は少し上昇したことに加え、60~70回通えば元が取れる場合もあります。ゴルフ会員権は魅力的?」でいきましょう。3月26日まで。

■中長期的には大きく下落してきたゴルフ会員権ですが、2013年は少し上昇したことに加え、60~70回通えば元が取れる場合もあります。ゴルフ会員権は魅力的?(3月26日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1015







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実況中継!自腹で資産運用~7年11ヶ月目(前月比-18万円)

2014-02-24 11:19:54 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、7年11ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=790

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/4くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状1/5くらいのシェアで保有しています。ようやく上昇してきましたね。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は1/4くらいです。

 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。

 それ以外には、REIT(不動産投信)にも1割投資しています。インフレに強い資産のはず、です。長らく苦戦してきましたが、ここにきてこちらも、ようやく回復してきました。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月は前月比マイナス18万円と大幅にマイナスとなりましたね・・・12月、1月の2ヶ月分の上昇が吹っ飛んだような形となっています。残念なことです。

 昨年9月から続いていた5ヶ月連続のプラスもここで一旦ストップとなりました。

 ただまぁ、本来は株式相場も為替相場も上がったり下がったりを繰り返しながら程よい水準を見つけていくわけで、これまで上昇が続いてきたことの方が正常ではない状態だったと言えるのかもしれません。当面はボラティリティが増し、落ち着かない状況が続くのかもしれませんね。

 さて個別の資産の増減を見てみると、なぜか海外REITはプラスを維持したものの、それ以外の資産は全て低下したことが分かります。つまりこの1ヶ月で世界的に軽めの「信用収縮」が起こった、ということですね。

 なぜこのように投資家の不安心理が増したかと言うと、キッカケとしては、寒波によるアメリカの経済指標の伸び悩みやアルゼンチン通貨の下落、はたまた中国の理財商品のデフォルト懸念などがあるわけですが、そもそもの背景にあるのは昨年12月に決定されたアメリカの金融緩和縮小の動きです。

 これについては何度も書いておりますが、再掲するとこういう影響が出てくると言われています。

 ・為替相場 : 円安ドル高へ/金利の高い通貨は上昇しやすくなります
 ・日本株 : 上昇へ/円安に伴い企業収益が増加します
 ・アメリカ株 : 調整へ/金利が高くなると企業収益が減ります
 ・新興国株 : 下落へ/資金がアメリカに戻りやすくなります


 つまりは恩恵を受けるのは円安効果が期待できる日本株くらいなもので、アメリカ株も新興国株も下落圧力を受けるのですね。金融緩和を縮小するというのは、景気への下支えを縮小することですので、株価が下がりやすくなるのは当然ですが。

 では足元の相場の動きはと言うとこうなっています。

■米ドル相場(1年)

 

■日経平均(1年)

 

■アメリカの株価(1年)

 

■新興国の株価(1年)

 

 なかなか判断が難しい動きですが、短期的には概ねこのような動きとなっています。

 ・為替相場 : 円高ドル安
 ・日本株 : 下落
 ・アメリカ株 : 回復
 ・新興国株 : 下落


 つまりは金融緩和縮小決定の影響からは新興国株を除けば真逆の動きになっている、ということですね。

 ただ相場というのは「噂で買い、事実で売れ」と言われるように、短期的には相場のメカニズムやトレンドからは逆の動きをすることがよくあります。こうした動きが一時的なものなのかどうか、もう少し様子を見ないといけないのでしょうね。

 しかし、アメリカ株などが予想外の強さを見せ付ける一方で、気になるのはやはり新興国株と言えます。上記の通り懸念材料が出てきたことに加え、チャートの上でも想定どおり苦戦しているからですね。

 過去1年で見れば、アメリカ株も日経平均も大きく上昇していますが、新興国株の方はほぼトントンの状態ですしね。新興国経済に対する市場の懸念が示唆されています。

 先月もご案内したように、アメリカ経済は金融緩和縮小を大きな混乱なく通過しておりますし、ここ数年、市場を混乱させてきた南欧の債務問題はすっかり忘れ去られ、むしろ「南欧買い」すら起きている状況です。リーマンショック以降、先進国については久しぶりに視界が開けた相場環境となっているわけですね。

 そして先進国が好調であれば、それより規模の小さい新興国も好調になるわけで、前回、「株価の面ではアメリカの金融緩和縮小の影響を受けるとしても、新興国の実体経済は良好に推移するのではないか」と述べました。

 今でもその見通しを大きく変更してはいないものの、前段の「新興国の株価はアメリカの金融緩和縮小の影響を受ける」点については、もしかすると筆者が思う以上に株価下落が起こる可能性があると思い始めています。

 そもそも先進国経済・先進国株が好調で隙がないとすれば、「崩れる可能性があるのは新興国株」と言うのは当然かもしれませんけれど。

 毎回申し上げているように、株価が上昇し始めた2009年3月からすでに5年近くが経過している点も非常に気になるところです。ちょっと長すぎですね。

 今年1年は結構、楽観的に、強気に過ごせるかと思っておりましたが・・・新興国株の動向については要注意と言えそうです。「フラジャイル5」なんていう象徴的なフレーズも出回り始めておりますしね。警戒することといたしましょう。



 通算成績としては、先月同様、海外債券/先進国海外債券/新興国国内株式/高配当株海外株式/高配当株中国株海外株式/アジアの6つが黒字を維持しています。

 このまま黒字が維持されることを期待したいと思います。



 全体の通算成績の推移ですが、昨年8月にあっさり赤字に逆戻りしたものの、翌月に何とか黒字復活し、その後順調に黒字を維持してきています・・・ありがたいことです。今月は残念ながら下落してしまいましたが、このまま黒字基調が定着することを期待したいと思います。

 目標としては毎年25万円の利益ということなので、9年目となる今年の4月には、今までのツケを返済し200万円の黒字を達成したいものですが・・・道のりは、はるか遠いです・・・。


<5.今月の追加投資/売却>

 今のところ追加の投資や売却は考えていません。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 今月は残念ながらいずれのファンドも成績を落としておりますが、「3分法ファンド」についてはわずかに赤字となってしまいました。

 当方のポートフォリオもグロソブに抜かれ2位に低下しています。1位の時代はわずか1ヶ月でした・・・はかない・・・。

 気を落とさず投資を続けていきたいと思います。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。再上昇にご期待ください。

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2月の世界の株価収益率を更新しました。

2014-02-22 23:01:54 | Weblog
2月の、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。

<1.株価収益率(PER)とは?>

 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。

 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。

 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。

 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


<2.今月の株価収益率>

 2月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。



 2月の株価収益率の平均は予想通り下落していますね。先月の単純平均は12.47倍で、今月は12.33倍となっています。

 下落したということは、株価が「割安」になった、ということですね。

 株価が「割安」になる理由としては2つで、

 ・株価が下がる
 ・企業の利益が増える


のどちらかです。そこでいつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。

■日経平均株価(3ヶ月)



■日本を除く、世界の先進国の平均株価(3ヶ月)



■世界の新興国の平均株価(3ヶ月)



 全般的にダダ下がり・・・かと思いきや、結構マチマチですね。日経平均や新興国の株価は大きく下がる一方で先進国の株価はググっと持ち直しております。具体的な数値を先月のこの時期と比較するとこういうことです。

・日本 :下がる(15,735円→14,865円)
・先進国:下がる(2,055ポイント→2,040ポイント)
・新興国:下がる(1,630ポイント→1,587ポイント)


 3指数とも残念ながら下落しているわけですが、それでも先進国の株価が相対的に踏ん張ったことが分かります。それぞれの下落率を計算するとこうなります。

・日本 :-5.5%
・先進国:-0.7%
・新興国:-2.6%


 今回、世界的に株価が低迷した理由はアルゼンチン通貨急落などを背景とした新興国経済への先行きに対する懸念ですが、その新興国の株価下落率より、日本株の下落率の方が大きいというのは何とも皮肉ですね。

 もちろん日本株はここまで十分すぎるほど上昇してきていますので、下落する時にはその反動で大きく下落しやすいとは言えるのかもしれませんが。

 しかし、今年の株式相場を俯瞰してみると驚くほど懸念材料がなかったのは事実です。

 まず世界の経済エンジンであるアメリカ経済は順調に成長していますし、ここ数年、世界経済の重しとなっていた南欧問題も落ち着き、逆に「南欧買い」すら起きている状況ですね。

 そしてここ20~30年、低迷し続けた日本経済もようやく明るい兆しが出てきました。つまりは先進国については全く問題が見当たらない状況となりつつあるわけですね。もちろんリーマンショック以降では初めての出来事です。

 新興国は基本的には先進国と貿易をする中で利益を得ていますので、先進国経済が好調であれば新興国もそれに引っ張られる形で好調を維持することが期待されます。

 そう考えると今年の世界の株式市場は上昇間違いなし!と思えたわけですが、そうした楽観姿勢に冷や水を浴びせたのが今回の新興国経済に対する懸念と言えるのかもしれません。

 実際、筆者は現状の株式投資のリスクについて、結構、考え直しました。つまりは反省したということです。

 先進国経済が好調なのは揺らぎませんが、もしこの次に株価が大きく暴落することがあるとすれば、今度は新興国発なのではないか、ということですね。

 この10年くらい世界の投資を引っ張ってきた新興国株式ですが、確かにそろそろ大規模な調整があってもおかしくはありません。

 そもそも何度もご案内しているように、リーマンショック後の2009年3月から世界の株価は基本的には上昇を続けており、上昇相場はかれこれ5年近く続いていることになります。いくらリーマンショックが「100年に一度の金融危機」を引き起こしたとしてもさすがに長すぎます

 株式相場のバイオリズムとしてもそろそろ調整局面に入るとすれば、先進国経済が堅調なだけに、新興国がキッカケとなることは十分ありそうです。ご留意いただければと思います。

 もちろん、PER=株価収益率的には株価が下がった方が「割安」になるわけで、悪いことばかりではないわけですが。

 ちなみに、個別のPERはこのようになっています。



 PER=株価収益率が20倍以上の市場を当サイトでは「割高市場」と定義していますが、今月はアメリカ/ナスダック市場のみですね。

 一方、先月まで割高だった日経平均は今月は18.69倍と適正水準まで下がってきました。しかしそれでも他の先進国などと比較すれば割高感が否めません。

 足元の1万4,000円台という株価は、これまでの上昇相場に目が慣れてしまったわれわれ日本人からすれば「下がったなぁ」という感覚かと思いますが、PER的にはそれでもまだ相対的には高いと言えるわけですね。こちらもまた十分ご留意いただければと思います。

 3位のJASDAQ市場も同様です。

 各株価指数のPERの具体的な推移はこちらをご参照ください。

>>>世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)推移はこちら
  http://www.ginkou.info/modules/per/









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楽天銀行:1年0.30%

2014-02-21 11:23:27 | Weblog
先週の当欄でもつぶやきましたが、今回のソチ・オリンピックでは失礼ながら、それほど知名度のなかった選手が華々しい成績を残す一方で、知名度の高い選手がメダルを逃すという流れが続いています。

 前者で鮮烈だったのが、スノーボードで銀メダル・銅メダルに輝いた平野選手と平岡選手、フィギュアで金メダルに輝いた羽生選手、そして女子でメダリストとなった竹内選手と小野塚選手ですね。

 竹内選手についてはリアルタイムで見れたのですが、小野塚選手については今朝、結果を知りました。うーん、チェックしていませんでした。残念です。

 一方、後者はと言えばモーグルの上村選手やジャンプの高梨選手、フィギュアの高橋選手、そして何といっても浅田真央選手ですね。高梨選手以外は最後のオリンピックであり、メダルを取らせてあげたかったというのが正直なところですが、思い通りにならないのがオリンピックであります。

 いずれにせよ先週も述べましたが、勝っても負けてもドラマが多いということです。負けた選手が国賊だなんてとんでもない!勝った選手にも負けた選手にも心から感動をありがとうと言いたいです。

 

※今大会の最高の金メダルは安全対策と言えるかもしれませんが。

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行の特別金利キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言うと、こうなっています。

■オリックス銀行「特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.35%
 ・3年:0.35%
 ・5年:0.50%


 どの期間も高水準ですね!少なくともこの冬の主要銀行のキャンペーン金利の中ではトップの金利となっています。遅れてきた「本命」というところでしょうか。

 定期預金は徐々に閑散期に入りつつあるわけですが、それでもかなりの人気となりそうですね。

 オリックス銀行はといえば、キャンペーンをしていても、していなくても高金利である点が魅力なわけですが、このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.1」。金利水準の割りには伸び悩みましたね・・・。

 その理由はと言えば最低の1つ★3割もの投票があったためです。この金利で1つ★はないとは思いますが、それを除けばやはり投票は5つ★に集中しており、高く評価している人が多いことが伺えます。

 しかしなぜ1つ★評価の人がいるのでしょうね?不思議です。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月14日まで。

>>>オリックス銀行の特別金利キャンペーンについて詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1012

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=686


 今回は、楽天銀行の特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 この1年間の金利の動きを振り返ってみると、4月初旬の「異次元緩和」とも称される日銀の新たな金融緩和策発表により、長期金利はむしろ上昇するという、驚きの動きが起きましたが、その後は徐々に低下してきました。

 異次元緩和が実力を発揮している、ということなのでしょう。

 昨年末にかけて0.7%台半ばまで急上昇する局面もありましたが、残念ながらこれは一時的なもので、年明け以降また下落基調となり、足元では0.595%まで低下しております。

 先日の日銀会合で新たな金融緩和策が発表されましたが、消費税増税後にさらなる金融緩和が予想されている状態であることを踏まえれば、どんどん金利が上昇していく可能性は低いのは間違いありません。

 当面は金利が低下する前提で預金運用を考えておいた方が無難そうですね・・・。

 さて毎回ご案内しているように、この冬のボーナスシーズンでは、かなり魅力的な定期預金金利や、定期預金キャンペーンが出てきたわけですが、2月となり、そうしたキャンペーンが徐々に終了する時期に入ってきました。

 そうした中、最近取り上げた住信SBIネット銀行オリックス銀行のように、あえて新しいキャンペーンを開始する、預金者からすればありがたい動きをしてくる銀行がないわけではないですが、今回取り上げる楽天銀行もその1つですね。

 「円定期預金 特別金利キャンペーン」として2月14日(金)のバレンタインデーから3月31日(月)までの期間限定で新たなキャンペーンを始めています。気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

 ・6ヶ月:0.20%
 ・1年 :0.30%


 となっています。まずまずの水準ですね。冬のキャンペーンは概ね1年0.3%が高金利の目安でしたが、その水準をクリアしていることになります。

 ちなみに2月21日現在の1年ものの市場金利が0.184%という金利環境においては、それを大きく上回る「赤字覚悟の出血大サービス」に近い金利と言えそうです。

 定期預金は徐々に閑散期に入りつつあるわけですが、楽天銀行ユーザーを中心に一定の支持を集めそうですね。

 もしかすると、上記の通り、住信SBIネット銀行オリックス銀行が新たな定期預金キャンペーンを開始したので、それに対応するために慌ててキャンペーンを開始した、ということかもしれませんね。

 だとすれば「相乗効果」なわけで、預金者からすればやはり、ありがたい動きと言えそうです。

 ここで楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2013年12月の第3四半期決算では経常利益が55億円と、残念ながら前年同期の69億円からすれば減益となってしまったようですね。

 ただそうは言っても、黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした数十億円の利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

 引き続き安定経営を続けながら、高金利を提供していってほしいものですね。

 では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・オリックス銀行         0.35% ※キャンペーン金利
 ・新生銀行            0.30% ※キャンペーン金利
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.30%
 ・関西アーバン銀行        0.30% ※いちょう並木支店
 ・楽天銀行            0.30% ※キャンペーン金利
 ・住信SBIネット銀行      0.25% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行           0.25% ※キャンペーン金利
 ・東京スター銀行         0.20% ※1週間満期
 ・新生銀行            0.15% ※2週間満期
 ・ジャパンネット銀行       0.10%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.03%


 やはりこのキャンペーン金利はトップグループの一角に位置づけられそうです。参考になさってください。

 ではこの、6ヶ月ものが0.20%、1年ものが0.30%となる、楽天銀行の円定期預金 特別金利キャンペーン。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・トップグループに位置づけられる高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月21日まで。

>>>楽天銀行の円定期預金 特別金利キャンペーンについて詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


6ヶ月ものが0.20%、1年ものが0.30%となる、楽天銀行の円定期預金 特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(投票は3月21日まで) >>>投票はこちら







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ビットコインは魅力的?

2014-02-19 11:21:06 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は、2013年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの対応は?」では・・・

 1位:最新のウイルス対策ソフトをインストールする 15%
  〃:乱数表の組み合わせを全て入力しないよう気をつける 15%
 3位:OSを最新の状態にアップデートする 13%
 4位:偽のポップアップ画面に気をつける 11%
 5位:フィッシングメールに気をつける 9%
 6位:怪しいサイトに近づかない 6%
  〃:送金可能金額を引き下げる 6%
 8位:普通預金になるべく資金を残さない 5%
 9位:出金可能金額を引き下げる 4%
 10位:ワンタイムパスワードを利用する 3%
 11位:銀行からのメールはクリックしない 2%
  〃 :定期的にパスワードを変更する 2%
  〃 :その他 2%

 ということになりました。結構、分散していますね。これは複数回答可ですので、いつものように投票者のシェアに換算するとこうなります。

 1位:最新のウイルス対策ソフトをインストールする 68%
  〃:乱数表の組み合わせを全て入力しないよう気をつける 68%
 3位:OSを最新の状態にアップデートする 59%
 4位:偽のポップアップ画面に気をつける 50%
 5位:フィッシングメールに気をつける 41%
 6位:怪しいサイトに近づかない 27%
  〃:送金可能金額を引き下げる 27%
 8位:普通預金になるべく資金を残さない 23%
 9位:出金可能金額を引き下げる 18%
 10位:ワンタイムパスワードを利用する 14%
 11位:銀行からのメールはクリックしない 9%
  〃 :定期的にパスワードを変更する 9%
  〃 :その他 9%

 投票者数の割りには投票が多かったので数字がぐっと上がりますね。

 1位は「最新のウイルス対策ソフトをインストールする」と「乱数表の組み合わせを全て入力しないよう気をつける」の2つが同率で並んでいます。7割近いシェアですね!

 筆者も不正送金対策の優先順位としては全く同感ですが、一方で約7割というシェアは高いとは言えますが、十分かと言われると微妙です。本来はどちらも限りなく100%近くあってほしいからですね。

 これらの対策をとっていない残り3割の方は、偽ポップアップ画面やフィッシングメールの潜在的な被害者候補、ということになってしまいます。

 もちろんそうした被害に遭うだけで悲惨ですが、銀行による救済対象とならない可能性が高く、だとすればWで残念な状況となります。

 おそらく今のところ、カード盗難被害と同様に預金者に過失がない場合はこうした不正送金被害についても相応に救済されているのではないかと思いますが、このように

 ・ウイルス対策ソフトが最新のものではなかった
 ・乱数表の組み合わせを全て入力してしまった


 といった落ち度がある場合、預金者の過失として認識される場合がある、ということですね。3つ目の「OSを最新の状態にアップデートする」というのも同様です。

 加えて、こうした不正送金の認知が広まるにつれ、預金者に標準的に求められる対策や意識も徐々に高くなってくるものと思われます。

 つまりはだんだん救済のハードルが上がってくるわけで、上記のような不正送金対策を、預金者自らが積極的に、主体的に行わなければならない時代になってきた、ということですね。

 ただもちろんそれは、こうした犯罪を撲滅するためにも当然必要なことであります。

 もしご自分のセキュリティ対策に気になる点があれば、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。

 では投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。投票は3月12日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1011

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=796



            --- Ginkou ---

ビットコイン世界に台頭 仮想通貨発行額9000億円

http://www.nikkei.com/

 ネット上で決済に使われるビットコインの発行総額は時価で90億ドル(約9200億円)程度とされる。金融機関を介さずに世界中のどこにでも送金でき、手数料はほとんどかからない。

 米ジョージア州のビットペイが運営する決済網に加入している小売業者は世界各国・地域の1万4000社超。パソコンやアウトドア用品、衣類のほか、航空券や宅配ピザもビットコインで買える。英ヴァージン・グループの宇宙旅行会社は代金支払いでビットコインを受け入れるという。

 ビットコインは専門の取引所でドルや円といった通貨に交換することもできる。ニューヨーク在住のダニエル・リーさんは韓国に住む妹への送金にビットコインを使っている。銀行振込とは違って手数料が格安なうえ「送金先で必要な金額を必要な通貨で引き出せるのが魅力」。

 世界的に普及するビットコインだが、通貨とは違って中央銀行が流通量を調整する仕組みになっていない。ネット決済の需要に加え、投機マネーも流入している。

 東京に本拠を置く専門取引所のMt・Gox(マウントゴックス)での取引価格(17日時点)は1ビットコイン=720ドル前後。11月初めには210ドル台だったが、11月下旬には約1240ドルの最高値を付けた。その後は値を下げたが、直近の取引価格でも今年初めの60倍近くにあたる。

 限られた人のグループで「お金」として利用されていたビットコインが世界的に注目を集めたのは3月に起きたキプロス問題がきっかけ。金融危機に直面した政府が銀行預金者にも負担を求める異例の「預金カット」を決め、銀行預金は保護されるという常識が揺らいだためだ。

 08年の金融危機をきっかけに日米欧が金融緩和に動いた影響もある。日米欧は大量の資金を市場に供給して景気を下支えしており、通貨の価値が薄れかねないリスクを抱えている。その点で希少価値があるビットコインは金や原油といった現物資産に近い。

 もっとも、政府や中央銀行が介在せず、決済手段としての法的な裏付けがないビットコインには危うさが付きまとう。

 通貨とビットコインを交換するのは民間の専門取引所。その経営が破綻すれば、ビットコインを通貨に戻せなくなるリスクがある。不正な取引や資金洗浄(マネーロンダリング)などに使われる可能性も少なくない。米ニューヨーク州は取引時の身元確認などの導入を検討している。

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 ついにこれに触れる日が来ました。「ビットコイン」です。

 今まで何度も報道に接するにつれ興味があったものの、正確に理解するには至りませんでした。

 と言いますか、ぶっちゃけ現時点でも100%理解しているわけではないのですが(笑)、これを機会に理解を深めたいと思います。

 まずビットコインの基礎知識ですが、より分かりやすい知恵蔵から引用すると、このようなものです。

 ・インターネット上で流通している電子マネー。
 ・流通を管理する事業主体や国家はない。
 ・米ドルや円など現実通貨との交換は、ウェブ上の「取引所」を通して行われる。
 ・手数料は総じて極めて安い。
 ・サトシ・ナカモトと名乗る人物が論文でその原理を発表。
 ・通貨の発行は、ユーザーが高度な演算問題を解く「mining(採掘)」という作業などを通して行われる。
 ・ただし、その演算処理は発行量が増えるに従って複雑になり、また2100万ビットコイン以上は創出できないように設計。
 ・キプロス金融危機の際には、「金」に近い安定した通貨として注目。


 要するに電子マネーなわけですが、特徴的なのは流通を管理する事業者がいないということ、それにも関わらずシステムとしての安全性・信用性が維持されていること、そして何より稼動してまだ4年でありながら急成長していることですね。

 モンデックスなど、一時期もてはやされた電子マネーはあるものの、世界的に成功した電子マネーは1つもありません。日本はさすがの現金文化で、Edy、Suica、nanaco、waonなど多くの電子マネーが一定の成功を収めていますが、しかしあくまで世界的に見ればローカルな動きに留まっています。

 その点でもこのビットコインの成功は画期的と言えます。

 またユニークなのはその仕組みで、通貨は「発掘」によって増えていくのですが、発掘は複雑な計算式を解くことで行われます。おそらくこの発掘が容易であれば貨幣の信用力を維持するのが難しく、逆に難しすぎれば誰も挑戦しないので流通量が増えないということになってしまいますが、そうならないところを見ると、この発掘の難易度も適切なのでしょう。

 加えて上記の通り、総量が2,100万ビットコインに抑えられている点も貨幣の信用力を高めています。

 結局のところ、制度設計のアイデア・コンセプトがかなり完成度の高いものだった、ということなのでしょうね。 

 で、具体的に利用者のメリットと言えば、まず分かりやすいのが手数料ですね。取引所大手であるマウントゴックス社のサイトでは取引手数料は金額によって0.25%~0.60%と設定されており、1万円であれば25円から60円ということになります。

 これだけで取引ができるのかどうかは不明ですが、大手金融機関の決済手数料より一桁少ないのは間違いなさそうです。

 次にあげられるのが安全性ですね。事業主体のないビットコインが安全であるというのは何とも皮肉ですが、今や財政赤字・経常赤字の国だらけで心から信頼できる通貨は見つけにくくなっています

 だとすればこうした特定の国家の信用力に影響されない通貨の魅力は相応にある、ということですね。

 一方、デメリットはと言えばやはり安全性への懸念です。この点は本当にメリットとデメリットが背中合わせですが、後ろ盾のない電子マネーである以上、ある日突然、仕組みが破綻する可能性は十分あります。

 それこそ素人には分かりませんが、仮にサイバー攻撃等により不正な「発掘」が行われ、発行量が急増すれば、通貨価値は一気に下落することになります。

 実際、上記マウントゴックス社は2月7日から、引き出しのシステムエラー発生により、ビットコインの引き出し機能を停止しています。「復旧のタイミングにつきましては、2月10日月曜日(日本時間)に再度アナウンスにてご連絡させていただきます。」とのことですが、2月19日現在、新たなアナウンスはなされておらず、深刻な事態が想像されます。

 2つ目は、違法な取引の資金洗浄=マネーロンダリングの温床になっている、という指摘です。真っ当な利用者には関係ないと言えるかもしれませんが、今後、注目は批判が強まれば規制がかなり強化され、利便性が大きく損なわれる可能性がある、ということですね。

 結局のところ・・・利用するとしても、既存通貨の代替といった壮大な目的ではなく、ちょこっとした海外送金の代わりに利用するというのが現実的なのでしょうね。

 現金との交換レートも乱高下していますし。

 ということで今回の読者アンケートは「キプロス問題などを契機に、ユニークな電子マネーであるビットコインが注目されていますが、ビットコインは魅力的?」でいきましょう。3月19日まで。

■キプロス問題などを契機に、ユニークな電子マネーであるビットコインが注目されていますが、ビットコインは魅力的?(3月19日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1013









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2月の金利比較、更新しました(その2)。

2014-02-17 11:40:49 | Weblog
さて、先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧と証券会社比較を更新しました。

なお、先週更新した口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較についてはこちらからご確認ください。
■今月の金利更新(その1):
 http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=685



5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月は外貨預金については新しいキャンペーンはなさそうですね。

 さて評価ですが、いつものように楽天銀行ソニー銀行三井住友信託銀行住信SBIネット銀行に加え、高金利が魅力的な東京スター銀行、そしてキャンペーンが魅力的なじぶん銀行を★★★としています。

 米ドルは、リーマンショック後のアメリカの金融緩和の影響を受けてずっと下落が続いてきました。つまり円高が進んできたということですね。

 しかしながら。

 自民党への政権交替が徐々に現実味を帯びてきた2012年12月から円安を試す動きとなり、あっという間に100円を超える円安となりました。

 これは、貿易収支の赤字による実需の円安圧力に加え、昨年4月4日に発表された「異次元」と形容される、日銀の新たな金融緩和策の影響が大きいですね。

 さらに海外に目を向けると、アメリカ経済は一足早くリーマンショックから立ち直り、順調に回復してきました。これも円安要因となってきます。

 足元では新興国経済への懸念もあり、102円前後と年始に比べればやや円高となっていますが、ついにアメリカで金融緩和縮小が始まったこともあり、中期的には円安傾向が続くものと思われます。

 もちろん日本の個人投資家からすればやはり円安トレンドの方が投資しやすいですね。久しぶりの円安局面がもう少し長く続くことを期待したいと思います。

 <ドル円為替チャート(1年)>
  

 対ユーロでも足元ではやや円高傾向ですが、全体的には円安傾向が続いているように見えます。

 <ユーロ円為替チャート(1年)>
  

 一方、豪ドルは、ユーロ・米ドルとはかなり異なった動きですね。こちらは全体的に円高傾向です。

 <豪ドル円為替チャート(1年)>
  

 なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは、住信SBIネット銀行の「SBI証券口座開設キャンペーン」と楽天銀行の「楽天証券NISA口座開設キャンペーン」ですね。

 投資を検討されている方はぜひこういったお得なキャンペーンを利用してみてください。

 さて、評価ですが★★★は、積極的なキャンペーンを実施している楽天銀行ジャパンネット銀行にしています。

 また、投資信託のラインナップについては、多くの銀行でラインナップが充実してきて、さらにメガバンクもノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から住信SBIネット銀行(SBI証券)楽天銀行(楽天証券)ジャパンネット銀行を★★★としています。

 なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#5

 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 投資信託のリターン率ランキングを見ると・・・やはり先月に引き続き日本小型株ファンドが1位を占めていることに加え、指数の倍以上値上がりするブルベアファンドも含め、上位10ファンドの内、9ファンドが日本株ファンドという大盛況ですね。日本小型株ファンドが7つ、ブルベアファンドが2つという状況です。

 ブルベアファンドの場合、レバレッジがかかるということもありますが、上位10ファンドのリターン率は軒並み100%前後あり、これは1年で倍に増えた、ということを意味します。ものすごい上昇率ですね!そして1位の「JASDAQ-TOP20指数ファンド」については何と182%。つまり3倍近いリターンだったことになります。凄まじいですね・・・。

 ただ一方で、毎回ご案内しているように今までこのファンドのリターン率が400%や500%を超えていたことを勘案すればかなり落ち着いてきているのも事実です。このファンドが躍進した主因はおそらく「パズル&ドラゴン」のヒットで株価を大きく伸ばしたガンホー株ではないかと思いますが、その株価のここ1年間の推移はこのようになっています。

 

1年前と比較すると見事な上がりっぷりですが、とりあえずのピークが過ぎつつあるのも間違いありません。一時1,500円を超えていたものが、足元では626円ということですね。ピークから2分の1以下まで下落したということになります。それでも「高すぎる」感はなくもないですが・・・。

 こうした傾向を見ると、毎月ご案内しているように、日本小型株ファンドの快進撃もいつ曲がり角を迎えるのか分かりません。具体的に上記「JASDAQ-TOP20指数ファンド」の指数はこのようになっています。

 

 やはり・・・ガンホー株価の推移とほぼ連動していることが分かります。さらなる上昇の機運はこちらも遠ざかりつつある、ということですね。特にガンホー株が上昇し始めたのが昨年の1月からとなりますので、今後どんどん比較対象=1年前の指数が相対的に上昇してくる、という意味では今後どんどん成績が悪化していくことになります。ご注意ください。

 一方で、こうした日本小型株ファンドの高いパフォーマンスがいよいよ一段落すると、次はどういったファンドがランクインしてくるのか楽しみなわけですが、今月10位に入ってきたのが・・・何とドバイ・アブダビ株式ファンドです。何ともマニアックな投資信託がランクインしてきましたね(苦笑)。

 で、そのドバイ株式のチャートをチェックするとこうなっています。

 

筆者も初めて見ましたが・・・アメリカの金融緩和縮小もなんのその、この1年で見事に上昇していますね!完全にバブルです。

 この勢いが続くようであればさらなる順位アップも期待できそうですが、果たしてどうなるのでしょうか。

 いずれにしても、いよいよガンホーが引っ張ってきた日本小型株ファンドバブルが一段落し、代わりにバラエティ豊かなファンドが出てくることを期待したいと思います。


7.カードローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30

 
 まず銀行系のカードローンを比較してみます。★★★は、信用力があって最低金利が3.0%と低いオリックス銀行の「オリックス銀行カードローン」と、3.3%の三井住友カードの「三井住友カードゴールドローン」となりました。


 また、ジャパンネット銀行が「ネットキャッシング」の最低金利を2.5%まで引き下げたようですね!こちらも★★★としておきます。

 次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。

 この中では、一旦返済すれば何度も1週間無利息になる、新生銀行グループのシンキと、最低金利が4.5%となっているプロミス、4.7%となっているアコム、そして4.8%となっているモビットを★★★としました。

 なお、2013年の当サイトのカードローン人気ランキングではオリックス銀行三井住友カードが1位となっています。

 ■カードローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#7


8.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 最近のセキュリティに関する動きといえば、住信SBIネット銀行が2月から、スマートフォンを利用した認証サービス「スマート認証」の取り扱いを開始しています。振込みのたびにスマートフォンで認証するものでセキュリティレベルはかなり高そうですね。

 また、三井住友銀行が昨年10月から、新たな認証方式である「パスワードカード」の導入を開始しています。既存のワンタイムパスワードとの違いは大きくなさそうですが、持ち運びのしやすさなどの利便性は相対的に高まっているようです。

 加えてりそな銀行も、これまた新たな認証方式である「ワンタイムパスワード生成アプリ(ソフトウェアトークン)」の導入を開始しています。 こちらも利便性が高そうですね。

 さらに三菱東京UFJ銀行は、インターネットバンキング専用の無料ウィルス対策ソフトの提供を始めています。

 このように各銀行がセキュリティ強化を急ぐ理由はと言えばもちろん、インターネットバンキング経由での不正送金被害が増加しているためですね。報道によれば2013年の1年間の被害額が約14億円になった、ということです。オレオレ詐欺などと比較すれば被害額は一桁少ないですが、それでももちろん注意が必要です。

 そうした不正送金の主な手口ですが、偽のポップアップ画面によるもの、ということですね。

 具体的にはウイルスに感染したコンピューターで、メガバンクなどのインターネットバンキングにログインすると、偽のポップアップ画面が表示されて、そこに騙されて乱数表の番号などを入力してしまうと、情報が盗まれ、犯人に不正にログインされてしまう、という手口です。

 偽画面の例は、各銀行が発表していますので参考にしてみてください。

 確かに巧妙ですし、こうしたウイルス感染を完全に防ぐことはできないのかもしれませんが、自衛手段は簡単ですね。フィッシングメールと同様に、「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということに尽きます。

 インターネット上でいくら不正な細工をしても、手元にある乱数表の数字の情報を直接奪うのは不可能です。被害に遭うのはこうした数字を全て入力してしまった場合だけですね。結局のところ、最後はパソコンではなく人が騙されるかどうかにかかっています。今一度、上記原則を胸に刻みこんでいただければと思います。

 通常、乱数表の入力は3マス程度だと思いますが、4マス以上だと「おかしいぞ?」と思う姿勢が重要ですね。

 ここで評価のポイントですが、以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行楽天銀行シティバンク銀行の4行としました。

 なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#9


9.証券会社比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=31


 株式の現物手数料については、SBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券がずば抜けて低いですね。特に利用する回数が多そうな、売買金額が10万円までが150円以下、50万円までが400円以下、100万円でも650円以下と、1,000円を大幅に切る水準ですね。魅力的です。

 このSBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券を★★★としました。

 また、証券会社の口座開設キャンペーンについては、取引条件がいろいろありますが最大で3万円程度もらえるわけで、どうせ口座を開設するなら、ぜひこういったキャンペーンを併用していただければと思います。

 さて株式相場ですが、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災が転機となり大きく下落し、その後はどんぶらこ、どんぶらこと、日経平均で言えば8,000円から9,000円の間を行ったり来たりする日々が続いておりました。

 そんな低位安定中だった日本の株価ですが、2012年末から上昇を始め、日経平均はあれよあれよと言う間に1万円を突破し、一時は16,000円に迫るところまで上昇しました!完全にスピード違反だったわけですが、得てして相場が過熱する時というのはこんなものなのかもしれませんね。

 このように株価が上昇した最大の要因はアベノミクスへの期待と、大規模な金融緩和によるものですね。金融緩和が実施されれば原則的には円があふれることから円安要因となるわけですが、実際に大きく円安が進み、それと歩調を合わせるように株価も上昇してきました。

 ただ急激な株式の上昇は、急激な株価の下落リスクも同時に育むわけで、昨年5月から6月にかけて一転して株価は大きく下落しました。日経平均は12,000円台まで低下したのですね。

 いよいよアベノミクスバブル=金融緩和バブルも終焉かと思ったわけですが・・・今回はかなり腰が据わっており、株価は上がったり下がったりジグザクしながらもジリジリ上昇し、さらにアメリカの金融緩和縮小決定を背景に円安が進んだこともあり、昨年末は再度16,000円近くまで上昇してきました。 2013年は1年を通して非常に良いパフォーマンスだったわけですね。

 一方、2014年はと言うと年明けは引き続き好調にスタートしたものの、その後失速し、足元では14,000円台まで低下しています。これは主に最近のアメリカの経済指標が伸び悩んでいるのと、新興国経済の先行きに対する懸念が高まっているためですね。

 ただし、そうした点を踏まえても2014年の株式市場の見通しは引き続き明るいと思います。今年が昨年同様、よい相場環境となることを願いたいと思います。

 <日本の株価/日経225(1年)>

  

 一方、世界の株価は日本株ほどは崩れていません。こちらも、このまま堅調に推移することを期待したいと思います。

 <世界の株価/MSCIコクサイ(1年)>

  

 なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングではGMOクリック証券が1位となっています。

 ■証券会社ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#10


 各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2014年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。

投票募集中!みんなで選ぶ「2014年版」ユーザー人気投票■
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16








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オリックス銀行:1年0.35%

2014-02-14 12:45:39 | Weblog
恥ずかしながら、メダルの有力候補として浅田選手と高梨選手くらいしか知らなかった今回の冬季オリンピックですが、次々と(筆者にとって)新星が現れております。

 まず何といっても鮮烈だったのが、スノーボードで銀メダル・銅メダルに輝いた平野選手と平岡選手ですね。平野選手の15歳もさることながら、平岡選手の18歳も充分若いです。この試合はリアルタイムで見ておりましたが震えました・・・。

 そして昨日(というか今日未明)、史上初めてフィギュアのSPで100点越えを達成した羽生選手は19歳です。草食などと言われる今の若者たちですが、これらの選手はもちろん死ぬほど練習しているとは思いますが、確かに「根性」「気合」というよりは、生き生き・伸び伸び・しなやかな印象を受けますね。それで結果が出せるならそれでいいのだと思います。

 一方、モーグルの上村選手やジャンプの高梨選手、そしてまだ最終結果ではありませんがフィギュアの高橋選手など、「4位」が印象深いのも今回の大会です。特に後がない上村選手にはメダルを取らせてあげたかった気がしますが、記憶に残るのは喜劇より悲劇であり、これで上村選手が長らく記憶に残る選手となったのは間違いないと思います。本当にお疲れ様でした。

 つまりは今回のソチオリンピックはいつも以上にドラマが多いということですね。寝不足を我慢して微力ながら応援を続けたいと思います。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の円定期預金特別金利を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・

■住信SBIネット銀行「円定期預金特別金利」キャンペーン

 ・3ヶ月:0.20%
 ・6ヶ月:0.20%
 ・1年 :0.25%


 まずまずの高金利ですね。0.2%台で高金利と言われてもピンとこないかもしれませんが、市場金利が0.2%前後という金利環境においては、それとほぼ変わらない「儲けゼロ」に近い金利と言えます。

 ただ一方で上記の通り、この冬の定期預金キャンペーンは結構、魅力的なものが出揃い、1年もので言うと0.30%が高金利の目処となりました。その点からはわずかながら劣後する、とは言えるのかもしれません。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.7」。金利水準の割りには結構、高い評価ですね。

 ただ投票としては4割の人が最高の5つ★に投票する一方で、3割の人が真ん中の3つ★に投票しており、やや評価が分かれたようにも見えます。

 実際、この前の12月からのキャンペーンの時の評価は「4.2」でしたので、そこからは相応に評価が下がったことになりますね。それなりに納得感のある変化と言えるのではないでしょうか。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月7日まで。

>>>住信SBIネット銀行の円定期預金特別金利について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1010

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=684


 今回は、オリックス銀行の特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 この1年間の金利の動きを振り返ってみると、4月初旬の「異次元緩和」とも称される日銀の新たな金融緩和策発表により、長期金利はむしろ上昇するという、驚きの動きが起きましたが、その後は徐々に低下してきました。

 異次元緩和発表後の混乱がようやく収まり、本来のあるべき姿=超低金利に戻ってきたということでしょうね。

 年末にかけて0.7%台半ばまで0.1%以上急上昇する局面もありましたが、年明け以降でまた下落基調となり、足元では0.600%まで低下しております。

 新興国経済を中心に少し不透明感が出てきたのと、日本ではアメリカとは逆にさらなる金融緩和が予想されている状態であることを踏まえれば、どんどん金利が上昇していく可能性は低いのは間違いありません。

 遥か先の本格的な金利上昇をのんびり待ちたいと思います・・・。

 さて毎回ご案内しているように、この冬のボーナスシーズンでは、かなり魅力的な定期預金金利や、定期預金キャンペーンが出てきたわけですが、2月となり、そうしたキャンペーンが徐々に終了する時期に入ってきました。

 そうした中、先週取り上げた住信SBIネット銀行のように、実質的にキャンペーンを大幅に延長してくるなど、預金者からすればありがたい動きをしてくる銀行がないわけではないですが、今回取り上げるオリックス銀行もその1つですね。

 オリックス銀行はオリックスグループ創立50周年を記念して2月3日から新たな定期預金キャンペーンを開始しました。

 「50周年」は今年1年にかかるのだとすれば、定期預金の需要を考えると1月からスタートしたり、あるいは6月からスタートする、という手もあるのではないかと思いますが、そうしなかったところを見ると、あえて他のキャンペーンが終了する時期に高水準の定期預金金利を提供することで、さらなるインパクトやPR効果を狙っているのかもしれません。

 だとすれば、なかなかスマートな戦略ですね。

 ただ単に「預金ばっかり集まりすぎても困る」ということかもしれませんが・・・。

 それはともかくとして気になる金利はと言うと、こうなっています。

■オリックス銀行「特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.35%
 ・3年:0.35%
 ・5年:0.50%


 どの期間も高水準ですね!少なくともこの冬の主要銀行のキャンペーン金利の中ではトップの金利となっています。遅れてきた「本命」というところでしょうか。

 ちなみに2月14日現在の1年ものの市場金利が0.195%、5年ものの市場金利が0.326%という金利環境においては、それらを大きく上回る「赤字覚悟の出血大サービス」に近い金利と言えそうです。

 定期預金は徐々に閑散期に入りつつあるわけですが、それでもかなりの人気となりそうですね。

 ここでオリックス銀行の最近の業績をチェックしてみると、2013年9月期の中間決算では経常利益が57億円となっています。堅調ですね。

 ちなみにその1年前の2012年9月期はと言うと・・・54億円です。びっくりするくらい安定していますね!預金者の立場から言えば、どんどん業績が拡大している金融機関よりもむしろ、毎年安定的に利益を計上している金融機関の方が安心感を感じられそうです。

 オリックス銀行はといえば、キャンペーンをしていても、していなくても高金利である点が魅力なわけですが、このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

 では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・オリックス銀行         0.35% ※キャンペーン金利
 ・新生銀行            0.30% ※キャンペーン金利
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.30%
 ・関西アーバン銀行        0.30% ※いちょう並木支店
 ・セブン銀行           0.28% ※キャンペーン金利
 ・住信SBIネット銀行      0.25% ※キャンペーン金利
 ・楽天銀行            0.25% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行           0.25% ※キャンペーン金利
 ・東京スター銀行         0.20% ※1週間満期
 ・新生銀行            0.15% ※2週間満期
 ・ジャパンネット銀行       0.10%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.03%


 やはりオリックス銀行のこのキャンペーンはトップ水準ですね!参考になさってください。

 ではこの、1年ものが0.35%、5年ものが0.50%となる、オリックス銀行の特別金利キャンペーン。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・トップクラスの高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月14日まで。

>>>オリックス銀行の特別金利キャンペーンについて詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


1年ものが0.35%、5年ものが0.50%となる、オリックス銀行の特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(投票は3月14日まで) >>>投票はこちら







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不正送金被害が集中した銀行は?

2014-02-12 11:54:03 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>新興国経済への懸念を背景に、ここ数日、世界の株価が大きく下落していますが、あなたの対応は?」では・・・

 1位:日本株に投資 24%
 2位:先進国株に投資 20%
  〃:投資しているが様子見、塩漬け 20%
 4位:新興国株に投資 8%
  〃:投資はしない 8%
  〃:日本株を売却 8%
 7位:外貨預金、FX等に投資 4%
  〃:その他の資産に投資 4%
  〃:投資していないが様子見 4%

 と言うことになりました。こちらは複数回答可なので、いつものように投票者のシェアで計算するとこうなります。

 1位:日本株に投資 43%
 2位:先進国株に投資 36%
  〃:投資しているが様子見、塩漬け 36%
 4位:新興国株に投資 14%
  〃:投資はしない 14%
  〃:日本株を売却 14%
 7位:外貨預金、FX等に投資 7%
  〃:その他の資産に投資 7%
  〃:投資していないが様子見 7%

 全般的には・・・強気ですね!そもそも1位の「日本株に投資」すると答えた方が4割を超えています。同率2位の「先進国株に投資」も4割近いですしね。

 全体的な票の分布をまとめるとこうなっています。

 ・投資する : 60%
 ・売却する :  8%
 ・様子見  : 32%


 やはり「投資する」派が「売却する」派や「様子見」派を大きく上回っており、今般の株価下落を絶好の投資チャンスと捉えた方が多いことが分かります。

 一方で、普段こうしたアンケートをとると相場の先行きに対して慎重な意見が目立ちます。この食い違いは何なのでしょうか?

 あえて説明しようとすれば、「どんどん上昇していくことは期待していないものの、大きく下落していくことも考えにくく、突発的に暴落した時は投資のチャンスと捉えている」ということなのですかね?

 それが正しいかどうかは分かりませんが、日本の株価もアメリカの株価も概ね底入れされ、徐々に回復基調に戻りつつあるように感じます。

 筆者自身は今年の株式市場にはかなり強気ではありますが、そうした思惑通りに行かないのが株価というものですね。そうした不安を覆すように、ここから力強く回復していくことをそこはかとなく期待しておきたいと思います。

 では投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。投票は3月5日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1009

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=795



            --- Ginkou ---

ネットバンキング被害14億円

http://www3.nhk.or.jp

 インターネットバンキングの不正送金事件は、去年、被害が急速に拡大して被害総額は14億円を超え、過去最悪となりました。

 インターネットバンキングを巡っては、預金者のパソコンをウイルスに感染させるなどしてIDやパスワードを盗み取り、犯人側の口座に不正に金を移す事件が相次ぎ、警察庁によりますと、去年1年間の被害は合わせて1315件、被害総額はおよそ14億600万円で、過去最悪だった平成23年の4.6倍に上りました。

 被害は32の銀行に広がり、被害が多かったゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、楽天銀行、三井住友銀行の5行だけで合わせておよそ12億900万円と全体の86%を占めています。

 不正に送金された金の流れを調べたところ、犯人グループが違法に売買されている口座に金を移したあと、出し子と呼ばれる末端のメンバーにATM=現金自動預け払い機から引き出させたケースが52%と半数を超えました。

 次いで、インターネットの掲示板などを通じて、一時的に雇った人物の口座に移し、送金業者を使ってウクライナやロシアなど海外に送る手口が20%でした。

 警察庁は、金の流れを追跡できないよう犯人グループが巧妙に工作しながら犯行を繰り返しているとみて、口座の名義人の情報を金融機関に提供して口座を凍結するなどして、被害の拡大を防ぎたいとしています。

 また、預金者に対してはパソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にするなど対策を徹底するよう、呼びかけています。

〔 出典:NHKニュース 〕

            --- Ginkou ---


 これまで何度かご案内してきたように、昨年=2013年はインターネットバンキングの不正送金事件が大きく増加した1年でした。上記記事にもある通り過去最悪だった2011年から何と4.6倍にも達した、ということですね。具体的な被害金額は14億600万円とのことです。

 毎日のように新聞をにぎわせている「オレオレ詐欺」の被害額も昨年は増加しており、前年比52.5%増の約170億円ということです。金額的にはこちらの方が圧倒しておりますが、どちらにせよ嫌な犯罪であるのは間違いありません。

 もちろん好感が持てる犯罪などありはしませんが・・・。

 ちなみにそうした「特殊詐欺」の2013年の被害金額はこのようになっているようです。

 ・ウソの儲け話   : 176億円
 ・オレオレ詐欺   : 170億円
 ・架空請求詐欺   :  64億円
 ・ギャンブル必勝法 :  30億円


 いずれも莫大な金額ですが、「ウソの儲け話」がオレオレ詐欺を上回っているのはやはりそれだけ運用に困っている人が多い、ということなのでしょうね。

 また、あまりそこまで話題に上らない「架空請求詐欺」もトータルでは結構な金額になっているということですね!本当に払ってしまう人が・・・結構いるのですね。

 加えて笑えないのが4つ目の「ギャンブル必勝法」です。そもそも「詐欺」としてカテゴライズされているとは知りませんでしたが、これまたかなりの被害が出ています。

 さらにこの「架空請求詐欺」にせよ、「ギャンブル必勝法」にせよ、おそらくあまり表ざたになっていないものも多いのではないでしょうか?金額が小さければ、恥ずかしいし、面倒くさいしでなかなか通報しづらいというのがあると思います。

 特に「架空請求」の内容がアダルト系であれば・・・なおさらですね。だからこそこれだけの被害額になっていると言えるのかもしれませんが。

 と、話が多くそれておりますが本題に戻ると、インターネットバンキングの不正送金事件はこれらの「特殊詐欺」と比較すればまだまだ規模は小さいものの、急増しており注意が必要です。

 気になるのがその手口、ということになりますが、よく報道されているのが2つのパターンですね。

 1つ目はパソコンをウイルスに感染させた上で、不正なポップアップ画面を表示させ、そこに乱数表の全ての組み合わせを入力させる、というパターン。

 2つ目は銀行を装ったメール=フィッシングメールを送り、そこから不正な画面に誘導し、乱数表の全ての組み合わせを入力させる、というパターンです。

 いずれも巧妙な部分があるわけですが、どちらにも共通しているのが、最終的には機械(PC)ではなくヒトを騙そうとしている、という点ですね。

 と言うのも乱数表は物理的にパソコンの中にはありませんので、利用者を騙して打ち込んでもらうしか、犯人側が知りうる方法がないからです。

 つまりは上記の「特殊詐欺」もそうですが、こうした犯罪への最大で最終的な防衛手段というのは預金者の防犯意識に帰結します。少なくともインターネットバンキングの不正送金事件に関しては「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということが防犯の大原則となりますのでご留意いただければと思います。

 ただし。

 上記記事では手口として「預金者のパソコンをウイルスに感染させるなどしてIDやパスワードを盗み取り、犯人側の口座に不正に金を移す」と説明されています。上の例で言えば1つ目の「不正なポップアップ画面」の手口と考えられなくもないですが、ちょっと良く分かりませんね。

 また警察庁は「預金者に対してはパソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にするなど対策を徹底するよう、呼びかけています」とのことですが、これだと2つ目の「フィッシングメール」の手口は防げないと思うのですがいかがでしょう?

 こうした報道に接するにつけ、いつも苦々しく思うのは、手口の詳細な方法やその対策がほとんど触れられない、という点です。ただ不安を煽るだけでは全く意味がありません。

 オレオレ詐欺や投資詐欺があれだけ詳細に手口が報道されるわけですから、ネットバンキングの不正送金についても、もっと積極的な情報開示を期待したいものです。

 ちなみに上記記事で最も目を引いたのが、金額の増加とならび、最も被害が大きかった銀行名が記載されている点ですね。全体的には32の銀行が狙われたようですが、中でも以下5つの銀行は特に狙い撃ちにあったようです。

 ・ゆうちょ銀行
 ・みずほ銀行
 ・三菱東京UFJ銀行
 ・楽天銀行
 ・三井住友銀行


 この5つだけで全体の86%を占めた、ということです。ただし、もちろんこの5つが特にセキュリティが甘かったということはありませんね(やや甘いように見える銀行はないではないですが)。主な要因はやはりそれだけ顧客数が多く、結果的に被害者の数も増えてしまった、ということではないかと思います。

 ただ、犯人側も一度に何種類ものウイルスやフィッシングメールを仕込めないのだとすれば、必然的にそうしたネットバンキングユーザー数=被害数が多い銀行を集中的に狙うことになります。

 先日、三菱東京UFJ銀行を騙るフィッシングメールが大量に出回ったのもその典型ですね。

 これらの銀行のユーザーの方は、特に銀行からのメールやログイン画面を開く場合はご注意いただければと思います。

 ちなみにこの事件の救いは、おそらく被害者が最新のウイルス対策ソフトを導入するなどの対策をしていれば、相当の部分が銀行によって救済されているのではないかと考えられる点です。

 偽造カードと同じで被害者に非がなければ救ってあげる枠組みが出来上がりつつあります。

 14億円という被害金額は、特に数千億円の利益をたたき出しているメガバンクからすれば屁でもないわけですからね。

 そう考えると警察庁の指摘する「パソコンのウイルス対策ソフトを最新の状態にする」という対策は当たらずとも遠からず・・・なのかもしれませんね。

 ご注意ください。

 ということで今回の読者アンケートは「<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は、2013年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの対応は?」でいきましょう。3月12日まで。

■<複数回答可>インターネットバンキングの不正送金被害は、2013年は全体で14億円と大きく増加してしまったようですが、あなたの対応は?(3月12日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1011









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