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マイナス金利は意外と評価高い?

2016-08-31 13:36:34 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味がある?」では・・・

 1位:不動産に興味はない 40%
 2位:居住用不動産に興味がある 13%
  〃:投資用不動産に興味がある 13%
  〃:J-REITに興味がある 13%
  〃:その他の不動産投資に興味がある 13%

 となりました。複数回答可ですのでいつものように投票者ベースに計算しなおすとこうなります。

 1位:不動産に興味はない 56%
 2位:居住用不動産に興味がある 18%
  〃:投資用不動産に興味がある 18%
  〃:J-REITに興味がある 18%
  〃:その他の不動産投資に興味がある 18%

 半分以上の方が「不動産に興味はない」とのことですね。なるほど。

 確かに不動産は高額で一生に何度も購入するものでもありません。とすると既にマイホームを購入し、新たな投資にも興味がない、となると不動産に全く興味がない、という状況は理解できます。

 特に住宅ローンを絶賛返済中の場合は尚更ですね。

 ただ一方で、逆に言えば4割を超える方が何等かの不動産投資に興味を持っているわけで、これは「意外と高い」と言えるかもしれません。

 その内訳としては「居住用不動産」「投資用不動産」「J-REIT」「その他の不動産投資」が同率で並んでおりますが、回答として居住用と投資用の両方に関心があるということは・・・やはりその背景はマイナス金利政策に伴う金利低下でしょうね。

 金利が下がれば、借り入れ意欲が高まる一方で預金以外の運用ニーズも高まってきます。つまり需要と供給の両方で「不動産投資」への関心が高まりやすい状況と言えます。まさにそれこそ政府・日銀が求めていることの1つであるわけですが。

 しかしながら、では今が不動産投資の好機かと言われると・・・全くそうは思えません。

 前回のコラムでもご案内しましたが、マイホームで言うとマンション価格はどんどん上昇しており、「アベノミクス前」と比較すると3割くらい上昇しています。これは言い換えれば、今マンションを購入すると3割くらいの価格下落リスクを内包しているということですね。

 それはもちろん投資用不動産の場合も同様で、さらに投資用不動産の場合、足元の「貸家建設ブーム」で供給が高水準で続き、空室率上昇・賃料下落リスクも相応に高まっているものと思います。

 実際、空室率は徐々に上昇しておりますし、長い目で見ても日本の人口は減少し始めていますからね。このタイミングでの投資が「好機」とはとても思えません。

 それでも投資したいという方はまずは流動性の高いJ-REITなどに少額で投資をして、少なくとも好景気→不景気→好景気のワンサイクルくらいはリスクを最小にして様子を見ながら不動産投資の「土地勘」を養っていただければと思います。

 不景気になった時に真っ先に倒産するのは不動産会社であり、その中でも投資用不動産会社ですからね。如何にリスクが高いものなのか実感できるのではないでしょうか。一定の経験を積んでから投資を始めてもまったく遅くはないと思います。

 なお、不動産価格で言うと実はそのアベノミクス後も価格が変わっていないものがあり、何かと言えば「戸建て」ですね。「マンション」の高値掴みが心配な方は「戸建て」の購入をご検討ください。

 ただし、価格が変わっていないということは需要が高まっていないということでしょうから、「転売」や「投資」目的での購入はかなりリスクが高いと言えます。おすすめできるのはあくまで居住用=マイホームとしての戸建てです。

 などと書いていると筆者も戸建てがほしくなってきますが、まずは先立つものが必要ですね・・・。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは9月24日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1292

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1059



            --- Ginkou ---

対中「強い姿勢で」55%

http://www.nikkei.com
 
 日本経済新聞社の世論調査で、中国やロシアとの首脳会談を控える安倍晋三首相の外交姿勢について聞いた。中国公船の相次ぐ領海侵入を踏まえ、中国に「もっと強い姿勢で臨むべきだ」が55%に上った。韓国ソウルの日本大使館前の少女像移転が進まない中、元慰安婦支援を決めたことには異論がくすぶる。秋の安倍外交は国内世論をにらみながらのかじ取りになる。

 ※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 上記記事の通り、日経新聞が世論調査を行ったようです。記事の主題はあくまで安倍首相の外交姿勢ですが、筆者が気になったのはむしろ経済関係の設問です。調査結果を引用するとこのようになっております。

 

 アベノミクスについては

 ・評価する  : 40%
 ・評価しない : 43%


 物価についてはこれから

 ・上がると思う    : 60%
 ・上がるとは思わない : 33%


 ということで、アベノミクスへの評価も物価上昇期待もそれなりに高く、安倍政権としては概ね満足できる結果と言えるのではないでしょうか。

 しかし何といっても印象的だったのは2つ目の「マイナス金利政策」についてのものですね。このようになっております。マイナス金利政策については

 ・評価する  : 33%
 ・評価しない : 47%


 ということで「評価しない」が5割近くあるものの、「評価する」も3割を超えており、その他の意見も含めた「評価しないわけではない」(ややこしい日本語でスミマセン)も5割を超えてくるわけで、「結構、高い評価だな」と思ったのは筆者だけでしょうか?

 マイナス金利政策によって預金金利が下がり将来不安が増す一方で、特に景気が底支えされているようにも思えませんし、円高・株安の流れを止めることもできておりません。

 しかし何よりマイナス金利政策の最大の目標であるインフレ率が全く上昇していないばかりか、むしろマイナス金利政策導入後、インフレ率は低下し、今やマイナス、つまりデフレの状態ですね!

 とすると「評価する」と回答された方はどういった部分が評価ポイントとなっているのでしょうか。

 多くの方が住宅ローンを利用されていますので、そうしたローン利用者の方が評価されているのかもしれませんが、しかし金利が低いからと言ってマイホームを2軒も3軒も購入するわけにはいきませんし、既に借りてしまった住宅ローンの金利は、固定金利にしても変動金利にしてもまず下がりません

 金利低下の恩恵を得ようと思えば「借り換え」が必要になってきますが、では住宅ローン利用者の多くが借り換えをしているかと言えばそれもなさそうです。大した根拠はないですが、多くても1~2割と言った感じではないでしょうか?意外と住宅ローンは「借りてしまってからは無頓着」というパターンが多いような気がします。

 とするとやはり、3割を超える方がマイナス金利を評価しているというのは意外ですねぇ。

 ちなみに上記調査の6問目、北方領土については過半数の方が「一部でも返ってくるよう交渉すべきだ」ということで、全体的にかなり現実的かつ、「安倍政権寄り」の回答になっています。

 世論調査ではなく、「経営者100人調査」のようなものである気がするのですが、実際はどうなのでしょうね?

 そうしたわけで上記回答結果をそのまま世論と捉えるのは抵抗がありますが、しかしそれでも一定割合の方がマイナス金利政策を評価しているのだとすれば新鮮です。

 奇しくも9月の日銀会合において異次元緩和の「総括」が行われるようですが、このマイナス金利政策が維持されるのは当然として、注目は拡大されるのかどうかという点ですね。

 筆者は今度こそマイナス金利が拡大される可能性はあるのではないかと思いますが、注目しておきたいと思います。

 もしそうなると預金金利には更なる金利低下リスクが生まれてくるわけですが・・・。

 ということで今回の読者アンケートは「日経新聞の世論調査によれば、マイナス金利政策を評価している方が33%と意外と高かったですが、あなたはマイナス金利政策を評価する?評価しない?」でいきましょう。投票は10月1日まで。

■日経新聞の世論調査によれば、マイナス金利政策を評価している方が33%と意外と高かったですが、あなたはマイナス金利政策を評価する?評価しない?(10月1日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1294







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ソニー銀行:夏の特別企画1年0.2%

2016-08-26 15:38:39 | Weblog
毎週取り上げてきたオリンピックが終わりました。振り返ってみればたった2週間とちょっとの、しかし史上最大のメダル数と多くの感動をもたらした夢のような時間でしたね。

 開会式が始まってもなお全く盛り上がらなかった筆者ですが、今や完全に「リオロス」と言った状態です。お盆休みの終了と共に同じように「ロス」を感じている人は少なくないのではないでしょうか。パラリンピックでそうした心の隙間を埋めることにしましょう。

 しかし今回の数多くの「伝説の一戦」によって、4年後の東京オリンピックへのハードルは相当上がったでしょうねぇ。400mリレーの銀メダルといい、連日連夜の逆転劇と言い、間違いなく「出来すぎ」でした。選手への期待も否応なく高まると思いますが、プレッシャーを糧にがんばっていただければと思います。

 そうしたわけで(?)当サイトの更新も遅れがちとなっておりますが・・・そろそろ目を覚まして現実に向き合っていきたいと思います。

 その「現実」という点では早速、日銀関係者が頭を抱えるような指標が発表されておりますね。今日発表された7月の消費者物価指数はマイナスで、5ヶ月連続&3年4ヶ月ぶりの大きな下落ということです。

 いよいよデフレに逆戻りですね・・・安倍政権&黒田日銀にとっては完全に「赤点」状態です。夏休みはもう残りわずかですが、この「宿題」にどう答えるのでしょうか。

 ・・・消費者としてはデフレというのは決して悪いことではありませんが。
 
 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」を取り上げました。「店頭限定」であることに加えて「300万円以上」という2つのハードルによって相対的な高金利が期待されるわけですが、具体的な金利水準としてはこうなっています。

■東京スター銀行「店頭限定:スターワン円定期預金プラス」

 ・1年 : 0.03%~0.40%


 1年もの金利が最大0.4%とかなりの高水準ですね!

 その金利上乗せ条件ですが、すでにご案内した「店頭限定」と「300万円以上」の2つに加えて以下のようなマトリックスが用意されております。

 

 これをすべて把握するのは東京スター行員でも難しいのではないかと思いますが、恒常的に0.4%を目指すとなると以下のような組み合わせでしょうか。

 ・投信、外貨、ローン商品の残高が200万円以上 : 6ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 これで8ポイントですね。仮に投信も外貨もローンも嫌だという場合はこんな感じでしょうか。

 ・東京スターの定期預金が満期 : 4ポイント
 ・預金残高が1,000万円以上 : 2ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 さらに新規客なので満期はない、という場合はこんな感じでしょうか。

 ・新規口座開設 : 2ポイント
 ・前日残高が1,000万円以上 : 2ポイント
 ・この定期への預け入れが1,000万円以上 : 2ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 つまり新規に口座開設の上、一旦口座に1,000万円以上入金し、翌日以降に東京スター銀行店頭に行って預金設定すれば8ポイントになる、ということですね。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。真ん中が3つ★ですから、まさに「ちょうど真ん中」ということになります。

 ただ投票数が少ない上に分散するという何とも評価に困る結果です。それだけ仕組みがややこしいということなのかもしれませんが。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月19日まで。

>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1291

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=876

 今回は、ソニー銀行の夏の特別企画を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.075%とやはりマイナスです・・・。

 ただ先週もご案内しましたが、以前の-0.3%前後と言った極端なマイナス水準からは上昇し、合理的に説明できる水準に戻ってきました。日銀の「マイナス金利深堀期待(懸念?)」が後退している、ということなのでしょう。

 しかし上記の通り今日発表された、退潮著しい消費者物価指数を見れば、どこかで新たな追加金融緩和が実施される機運が高まっているのは間違いありません。

 そうなると残念ながら金利は再び低下することになりますので、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということです・・・トンネルの出口は全く見えません。残念なことです。

 さてそのように金利全体が低下する中で、頼みの綱は「いつも高金利を維持している定期預金」と「期間限定で提供される円定期キャンペーン」の2つですが、今回取り上げるのは後者の、ソニー銀行の「夏の特別企画 円定期特別金利」ですね。

 その気になる金利はと言うと・・・

■ソニー銀行「夏の特別企画 円定期特別金利」

 ・6ヶ月:0.20%
 ・1年 :0.20%
 ・2年 :0.20%


 今時、定期預金の高金利の目安は0.1%台に低下しており、その点では十分検討に値する金利水準と言えそうですね!

 足元の1年もの市場金利をチェックすると「-0.038%」まで低下していますので、そこから見ると「抜群の高金利」と言っても良さそうです。

 つまりは積極的に預金を集めているように感じるわけですが、久しぶりにソニー銀行の決算書をチェックしてみると2016年6月末現在の預金量は1兆9,081億円となっており、その1年前の2015年6月末現在の預金量は1兆8,722億円ということですから微妙に増加していますね。

 ただ一方で3ヶ月前にあたる2016年3月末と比較するとこの時は1兆9,235億円とのことで154億円ほど減少しています。

 とりあえず預金が増えなければ銀行としてマイナス金利を払う必要はないわけですから、「預金残高を減らさない程度に」0.2%という金利を付与しているのかもしれませんね。

 ちなみに気になる利益の方は、同じ2016年4~6月期決算で5億円となっており、前年同期の12億円から大きく減少しているようです。とりあえず黒字であれば問題ないとは思いますが、ちょっと気になりますね。

 では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・新生銀行            0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
 ・ソニー銀行           0.20% ※キャンペーン金利
 ・オリックス銀行         0.15%
 ・住信SBIネット銀行      0.15% ※キャンペーン金利
 ・関西アーバン銀行        0.15% ※いちょう並木支店
 ・じぶん銀行           0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・東京スター銀行         0.10% ※6ヶ月
 ・新生銀行            0.05% ※2週間満期
 ・楽天銀行            0.04%
 ・ジャパンネット銀行       0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.01%


 やはりソニー銀行の金利はトップクラスということですね。

 ではこの、6ヶ月・1年・2年もの円定期預金の金利が0.20%となるソニー銀行の「夏の特別企画 円定期特別金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。

 つまり満点ですね。投票は9月26日まで。

>>>ソニー銀行の「夏の特別企画 円定期特別金利」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


6ヶ月・1年・2年もの円定期預金の金利が0.20%となるソニー銀行の「夏の特別企画 円定期特別金利」。あなたの評価は?(投票は9月26日まで) >>>投票はこちら







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不動産投資は魅力的?

2016-08-24 13:11:31 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「ネット生保のトップランナーであるライフネット生命ですが、成長はすでに頭打ちとなりつつあるようです。あなたのネット生保に対する興味や経験は?」では・・・

 1位:興味あり/すでに契約している 42%
 2位:興味あり/検討まではしていない 28%
  〃:興味なし 28%

となりました。投票数は少ないですが・・・それでも1位は「興味あり/すでに契約している」ですね!すばらしい。

 全体的にも興味あり/なしを比較するとこうなります。

 ・興味あり : 71%
 ・興味なし : 29%


 「興味あり」が過半であり、この結果だけを見ればネット生保の将来は安泰と言えます。

 ただ実際には先週ご案内したように、そのトップランナーのライフネット生命の成長は頭打ちとなっており、もちろんこれはライフネット生命だけの問題の可能性もゼロではありませんが、素直に考えれば・・・やはりネット生保全体の成長が頭打ちになっている、ということでしょうね。

 誠に残念な状況と言えます。ただかく言う筆者もなかなか重い腰が上がりません。自動車の損保も結局、トップ企業のものを利用しておりますしねぇ。

 筆者のそうした怠惰さを棚に上げつつ、もしネット生保業界・ネット損保業界に求めるものがあるとすれば、キッカケ作りということでしょうね。筆者も数年に1度、節約の機運が訪れる時があります。たとえばスカパーやWOWOW、ネットフリックスの契約など、「必ずしも加入する必要はないけれど加入してみたい固定費」が発生する時などです。

 もしそうしたタイミングで「あ、生保や損保の契約を見直そう!」と思い至ればついに重い腰が上がる可能性があります。

 しかしその時に絶対的に必要なのは、その生保・損保の見直しで一体いくら得するのかという見通しですね。

 その点では先週のコラムの内容とかぶりますが、積極的な比較広告を期待したいところです。今のところそうした具体的なメリット=保険料削減効果をダイレクトに訴える広告はないように感じます。

 仮にそれが厳格な業界ルールに基づくものであるなら、まずはそこから規制緩和してほしいものです。

 巨大な販売網や生保レディを抱えるオールド生保・損保と、身軽なネット生保・損保とを比べて、「後者の方が割高」なんてことは絶対あり得ませんからね。

 筆者ももう少し自分の中で機運が高まれば、生保比較・損保比較コンテンツの作成を検討したいと思います。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは9月17日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1290

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1057



            --- Ginkou ---

マイナス金利、不動産に投資熱

http://www.nikkei.com

 日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲を持つ個人が増えている。野村不動産アーバンネットが7月上中旬に不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に実施した調査によると「今、不動産は買い時」と回答した会員は約48%。マイナス金利導入決定前の1月の前回調査に比べ約7ポイント上昇した。理由として「住宅ローン金利が低水準」を挙げた会員が約84%と前回調査から約15ポイント上昇した。

 ファーストロジックが不動産投資サイト「楽待」の利用者を対象に7月下旬に実施した調査では、不動産投資歴が1年未満の投資家の約5人に1人が「日銀のマイナス金利政策」をきっかけに不動産投資を始めたと回答。ただ不動産価格の上昇で割高感を感じる個人も増えており、実際の購入や投資に結びつくかどうかは不透明だ。

 ※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 マイナス金利政策による劇的な「金利破壊」で預金者の運用ニーズが高まっているのは間違いありませんが、しかしながら運用先がそう簡単に見つかるわけではありません。

 日本の株価は今一つパっとしませんし、かといって海外に投資しようにも大きく円高が進んでいますからね。タイミングとしてはなかなかその気になりません。

 そうした中で不動産投資に対する関心が高まっていると感じているのは筆者だけでしょうか?テレビでも「土地なしでもやれました」というCMが積極的に流れておりますし、そもそも市場金利の低下と連動して住宅ローン金利も史上最低水準となっており、そこから不動産投資が連想されるのも当然のような気がします。

 「そんなに金利が低いなら、ローンを借りて賃貸物件でも購入してみるか」というわけですね。

 そのように感じていたら今朝の日経新聞の上記記事ではズバリ「日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲を持つ個人が増えている」とのことです。

 日経新聞の記事ですので、さぞかし明確なエビデンスがあるのかと思いきやその根拠は、小規模なアンケート調査の結果を切り貼りしたものですね・・・物足りません!

 それはともかくとして、ではこうした不動産投資は儲かるのでしょうか?今は良いタイミングなのでしょうか?

 まず「住宅ローンを借りてマイホームを購入する」というケースでは「物件による」ということになるのでしょうね。不動産価格推移をチェックしてみると、戸建てなどはアベノミクス前と比較するとそれほど変化はない一方で、マンション価格は2割も3割も上昇しているようです。

 仮にマンションを購入する場合は、住宅ローンの低金利メリットが物件価格の上昇によって見事に相殺されてしまうこともありそうです。その点では2012年以前の値段を調べておいて、マンション価格がそこまで下がっても得かどうかじっくり試算いただければと思います。

 もちろんマイホームは損得だけで購入を決定すべきものではありませんが。

 次に「不動産ローンを借りて投資用不動産を購入する」という場合はどうでしょうか?

 こちらは正直、全くお勧めしません。物件価格が上昇する一方、賃料は上昇していませんので投資利回りはどんどん低下しています。

 さらに今は節税目的の「空前の貸家ブーム」が起きており、供給はどんどん増えていっております。他方、需要はそこまで増えておりませんので、今後「空室率」が上昇したり、賃下げが起こる可能性が高まっているというわけですね。

 つまりは採算悪化リスクが上昇しているわけで、こうしたタイミングで投資するのは控えた方がいいと思うのですがいかがでしょうか?

 ・・・と抽象的に語ってもあまり説得力はありませんので、最近の投資利回りの推移をチェックしてみるとノムコムが今月発表したデータはこのようになっています。

 

 やはりアベノミクス以降の物件価格上昇に伴い、表面利回りはどんどん低下しているわけですね。仮に区分マンションの表面利回りが6%とするといくらくらい儲かるのでしょうか?

 まず利回り面から考えると表面が6%でも一定割合で空室があるでしょうからそれを差し引かないといけません。仮に1割くらい空室期間があるとすれば利回りは5.4%に低下します。

 次にコスト面を考えると不動産ローンの利率は2~3%という感じでしょうか?ということで仮に2.5%とします。

 また築50年くらいでその物件の価値がほぼゼロになるとすれば年間2%ほど価値が下がっていくことになります。

 さらに税金や管理費、修繕積立金などの維持費が年間では物件価格の1~2%と言ったイメージでしょうか?仮に1.5%とすると、ここまでですでに合計6%のコストですね!赤字です。

 加えて10年に一度、エアコンだの給湯器だのと言った内外の修繕費用がかかるとすれば、赤字はもっと膨らんでいくことになります。

 要するに不動産ローンを組んだ時点で損は確定、ということですね。全額自己資金で賄って儲けが出るかどうか、という感じでしょうか。

 とは言いつつ世の中には「ローンを組んでも儲かる」という話が多く出回っております。そのカラクリはおそらく2つあります。

 1つ目は上記の年2%と言った「物件価格の値下がり」を考慮に入れていないケースですね。確かにこの「値下がり」は財布からお金が出ていく話ではありませんので無視されがちですが、しかし毎年確実に発生しているコストであり、そのしっぺ返しは物件を売却しようとした時の「売却損」や、将来の「大規模修繕費用」「建て替え費用」と言った形で現実化することになります。

 2つ目は新築時には賃料も高く、空室率も低いけれど、築年数が経つにつれ、賃料は下がり、空室率は高まっていくということですね。上記ではあえて賃料には触れませんでしたが、仮に建物の価値が年2%減っていくのであれば、賃料もまた同じような割合で減っていく、ということです。とすると赤字はさらに拡大していきます・・・。

 つまり不動産投資とは、「最初の数年は儲かっているように錯覚するけれど、まず帳簿上の損益が赤字となり、次にキャッシュフローが赤字となって、損失が実感されていく」パターンが多いのではないかと思います。

 そうした「初期の錯覚」が「儲かる」という話の下地になっていると思うのですがいかがでしょうか。

 実際、ワンルームマンション投資などで「最終的に損をした」という話は聞きますけれど、「最終的に儲かった」という話は聞きません。今、不動産投資をされている方が逃げ切ることをお祈りしたいと思います・・・。

 それでもどうしても不動産に投資をしたい!という人はJ-REITに投資すれば十分ですね。ファンドを通じれば1万円から投資できますので、まずはそこから勉強を始めても全く遅くないと思います。

 かく言う筆者も別コラムでご案内しているようにほぼ全ての資産を売却しましたが、J-REITだけは残しております。

 ということで今回の読者アンケートは「日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味がある?」でいきましょう。投票は9月24日まで。

■<複数回答可>日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味がある?(9月24日まで)
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銀行.info「まちがいだらけの銀行えらび」‘16年8月号

2016-08-22 11:56:06 | Weblog
8月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 2016年8月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (東京スター銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・じぶん銀行がauユーザー向け優遇サービスである「プレミアムバン
    ク for au」の11月での終了と、その受け皿としての「じぶんプラス」
    の開始を発表していますが、残念ながらその中身は改悪のようです。
    あなたの評価と対応は?

   ・<複数選択可>金融広報中央委員会の金融リテラシー調査では、50
    代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%にとどまった、と
    のことですがあなたは老後の資金計画を立てている?

   ・新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービ
    スを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や経験は?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(10年5ヵ月目)

 7.11年9ヵ月目のひとりごと:
   「鳴かぬなら鳴くまで待とう、金融○○」
    +12,800本+195万円

 8.お問い合わせ

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東京スター銀行:円定期預金プラス最大0.4%

2016-08-19 12:52:01 | Weblog
先週の当欄では今回のオリンピックについて「男子が引っ張っている」とご案内しましたが、女子レスリングの怒涛のメダルラッシュやバトミントンの金メダルなど後半はいつものように女子の活躍が目立っておりますね。

 しかもどのメダルも感動的な逆転勝ちで、前半の男子の活躍の印象をすっかり薄くしております(笑)。

 それはともかくドラマチックな試合の数々に本当に感謝したいと思います。大会前、あんなに冷めていた筆者も素直に心動かされております。単純なものです。

 しかし何より心揺さぶられたのは女子レスリングの吉田選手の敗北かもしれません。得てして勝利より敗北の方が印象深いことも多いわけですが、今大会の最大のハイライトの1つとなるのは間違いありません。それでも銀なのですが・・・。

 ここで奮起して東京で金、ともなれば最高のメークドラマなわけですが、逆にオリンピックの決勝での敗戦で引退するというのも贅沢な花道と思います。

 超一流アスリートの引き際というのは他人事ながら本当に難しいですね!超三流の筆者には全く想像がつきませんが、まずはゆっくり休んでいただければと思います。

 そんな悲喜こもごものオリンピックも後3日ですね。筆者も悔いのないよう応援したいと思います。そして続くパラリンピックでの日本人選手の活躍に期待しております!
 
 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

 <フラット型>

 ・最短1年、最長10年タイプ : 0.23%

 <ステップアップ型>

 ・最長10年タイプ : 当初1年/0.10% → 延長された場合10年目/0.55%


 それなりの水準ですね。市場金利も定期預金金利も低下し、限りなくゼロに近づいている現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。

 さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.23%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。

 一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.233%」ということで・・・つまり見た目と異なり両者の金利設定にあまり差はないということですね。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.5」。真ん中が3つ★ですから、それを下回る残念な結果ですね。

 金利水準を考えれば妥当な評価・・・ということなのかもしれませんが。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月12日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1289

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=875

 今回は、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.095%とやはりマイナスです・・・。

 ただ先週もご案内しましたが、以前の-0.3%前後と言った極端なマイナス水準からは上昇し、合理的に説明できる水準に戻ってきました。日銀の「マイナス金利深堀期待(懸念?)」が後退している、ということなのでしょう。

 それでも依然、マイナス水準ではあるのですが・・・。

 預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。

 さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きているわけですが、ただ全くお得な定期預金がないかと言うとそうではありません。特に「新規客限定」であったり、「新規資金限定」といった、一定のハードルをついている場合にはより有利な金利が期待できますね。

 そうした「限定金利」の1つが、東京スター銀行の「店頭限定:スターワン円定期預金プラス」ですね。その名の通り「店頭限定」であることに加えて「300万円以上」という2つのハードルによって相対的な高金利が期待されるわけですが、具体的な金利水準としてはこうなっています。

■東京スター銀行「店頭限定:スターワン円定期預金プラス」

 ・1年 : 0.03%~0.40%


 1年もの金利が最大0.4%とかなりの高水準ですね!

 ただし最低金利は0.03%と驚くべき(?)金利差となっています。つまり条件をしっかり満たしていくことが大切だということですね。

 その金利上乗せ条件ですが、すでにご案内した「店頭限定」と「300万円以上」の2つに加えて以下のようなマトリックスが用意されております。

 

 これをすべて把握するのは東京スター行員でも難しいのではないかと思いますが、恒常的に0.4%を目指すとなると以下のような組み合わせでしょうか。

 ・投信、外貨、ローン商品の残高が200万円以上 : 6ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 これで8ポイントですね。仮に投信も外貨もローンも嫌だという場合はこんな感じでしょうか。

 ・東京スターの定期預金が満期 : 4ポイント
 ・預金残高が1,000万円以上 : 2ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 さらに新規客なので満期はない、という場合はこんな感じでしょうか。

 ・新規口座開設 : 2ポイント
 ・前日残高が1,000万円以上 : 2ポイント
 ・この定期への預け入れが1,000万円以上 : 2ポイント
 ・50歳以上 : 2ポイント


 つまり新規に口座開設の上、一旦口座に1,000万円以上入金し、翌日以降に東京スター銀行店頭に行って預金設定すれば8ポイントになる、ということですね。

 加えてどのパターンも満50歳以上であることが必須となってきます。

 言い換えれば「店頭」「50歳以上」「1,000万円以上」というハードルを越えれば0.4%になってくる、ということですね。

 仮に50歳未満の場合はおおむね2ポイント失うことになりますので適用金利は0.3%ということになります。それでも十分高金利ではありますが。

 東京スター銀行の店頭に行くことが可能な方は検討してみてはいかがでしょうか。

 なお、まだ口座をお持ちでない方は先にネットで口座を開設しておくのがベターですね。同行のホームページでもそのように誘導されております。

 おそらく今時はセキュリティ強化のために店頭で口座を開設してもキャッシュカードは後日郵送、といったケースが多いのではないでしょうか?とすると先に口座開設しておいて「後は預金を設定するだけ」という状態にしておいた方が時間の節約となりそうです。

 特に上記の通り8ポイントにしようと思えば、前日までに残高を1,000万円以上にしておかないといけないので尚更ですね。

>>>東京スター銀行の口座開設はこちらから

 ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・新生銀行            0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・東京スター銀行       最大0.40% ※店頭限定、条件あり
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
 ・オリックス銀行         0.15%
 ・住信SBIネット銀行      0.15% ※キャンペーン金利
 ・関西アーバン銀行        0.15% ※いちょう並木支店
 ・ソニー銀行           0.15%
 ・じぶん銀行           0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・東京スター銀行         0.10% ※6ヶ月
 ・新生銀行            0.05% ※2週間満期
 ・楽天銀行            0.04%
 ・ジャパンネット銀行       0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.01%


 やはり東京スター銀行のこの定期預金はかなりの高水準ですね。条件はなかなか複雑ですが・・・。

 ではこの、店頭限定で1年最大0.4%となる、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・ハードルは高いものの好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は9月19日まで。

>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


店頭限定で1年最大0.4%となる、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」。あなたの評価は?(投票は9月19日まで) >>>投票はこちら







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ネット生保は魅力的?

2016-08-17 13:58:08 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービスを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や経験は?」では・・・

 1位:興味ない/今まで取引したことがない 50%
 2位:興味あり/過去取引していた 16%
  〃:興味あり/今まで取引したことがない 16%
  〃:興味ない/過去取引していた 16%

となりました。1位は「興味ない/今まで取引したことがない」ということですね。半数ということで圧倒的です。

 そうしたわけで興味あり/なしを比較するとこうなります。

 ・興味あり : 33%
 ・興味なし : 67%


 ただこうして数字にしてみると「興味あり」が意外と多いですね。また、取引経験の有無ではこうなっています。

 ・取引経験あり : 33%
 ・取引経験なし : 67%


 こちらも「取引経験あり」は思ったより多いですね。読者の方々の金融リテラシーの高さが垣間見えます。

 ではFX口座数というのは全体的にどれくらいあるのでしょうね?ということで調べてみると今年5月に金融先物取引業協会から発表されたFXの取引口座数は以下のようになっております。

 ・クリック365 :  約3万口座
 ・店頭取引    : 約75万口座


 トータルでは約80万口座、という感じですね。もちろん口座数自体はその何倍もあるのでしょうけれど、稼働数としてはこれくらいになるのでしょう。

 日本の世帯数は4,000万くらいでしょうか?だとするとちょうど2%50世帯に1世帯がやっている計算です。これまたそう聞くと意外に多く感じますが、ただ他の金融取引に比べれば圧倒的にマイナー商品ということでしょうね。

 なぜ広がりに欠けるかと言うと・・・やはり儲からないから、ということではないでしょうか。事実としてもなかなか儲からないのでしょうし、業界を引っ張っていくようなアイコンと言いますか、カリスマトレーダーも目にしません。

 そういえばこれまでは数年に1度、FXで何億円も儲けて脱税で摘発されるという事件が起きましたが、最近は聞きませんねぇ。

 もちろん本当に儲かっている人は誰にも言いませんし、そのノウハウを積極的に開示することもないでしょうから、そもそも「カリスマトレーダー」という存在自体が矛盾に満ちているわけですが。

 おそらく「本当の収益源」である生徒が獲得できない、あるいは著作が売れないことから、自然消滅していったのかもしれませんね。もしかすると本屋の経済コーナーに行けば今でも「FXで1億円!」といった本がうず高く積まれているのかもしれませんが。

 ちなみにネット上ではどちらかと言うと不動産投資への関心が高まっているような気がしますね。結局は円安になればFXが盛り上がり、株高になれば株が盛り上がり、そして今のように地価が上昇すれば不動産取引が盛り上がるということなのでしょうか。

 だとすれば「高値掴み」のリスクと裏腹ですね。それでは短期的には良くても長期的にはなかなか儲かりません

 筆者自身はFXの隆盛に何の感慨もありませんが、「自分のFX生涯リターンがマイナスのまま終わる」のは間違いないと思います(苦笑)。

 これから参入される方はご武運をお祈りしたいと思います。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは9月10日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1288

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1054



            --- Ginkou ---

ネット生保 草分けのライフネットに転機

http://www.nikkei.com
  
 保険業界に新風を吹き込んだライフネット生命保険が壁に突き当たっている。割安な保険料で急成長したネット生保の草分けだが、競合生保の増加で新規契約の伸び悩みに直面。保険ショップなど販路の拡大に乗り出した。設立10年の節目に反転攻勢の機会をうかがうが、手数料が求められる対面販売への傾斜は割安な保険料を阻害しかねず、道は険しい。

 例えば、30歳の男性が10年満期の定期死亡保険(保険金1000万円)に入る場合。ライフネットの保険料が月1230円なのに対し、アクサダイレクト生命保険も1240円とほとんど同じ。オリックス生命保険(1310円)や楽天生命保険(1280円)など、割安感を売り物にする後発組が増えるにつれ、ライフネットの存在感が薄れている。新契約から解約・失効を除いた純増数は2015年度が約1万件と、ピークの11年度から8割以上減った。

 だが販路の拡大はもろ刃の剣でもある。代理店に販売を委ねるほど、実績に応じた手数料が生じる。販売効率を示す1契約あたりの営業費は15年度で5.1万円程度に上り、11年度よりも1.5万円程度多くなった。ある外資系の証券アナリストは「強みである販売効率が薄れかねない」と警鐘を鳴らす。

 ライフネットは第三者割当増資の引き受けで筆頭株主になったKDDI(au)とも4月からスマートフォンを使った保険のネット販売に乗り出した。18年度が最終年度の中期経営計画では、同年度の新契約を6万件まで伸ばす目標を立てる。手数料負担との両にらみで最適な販路割合の模索が続く。

 ※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 上記記事の通りではありますが、ライフネット生命が苦戦している、とのことですね。純増数がピーク時の2割以下に減っているようですがグラフを引用するとこうなります。

 

 確かに、間違いなく失速していますね。

 このまま行けば「純減」も視野に入ってきます。そうした危機感からKDDIの出資を受け入れた、ということなのでしょう。auにフォーカスすればするほど、ドコモやソフトバンクのユーザーとは疎遠になるかもしれませんが、20万そこそこの契約数からすればau利用者に独占的にリーチできるだけでも十分なオポチュニティがあります。

 現状を勘案すればwin-winだと思われます。

 筆者は基本的には判官びいきですので、ライフネット生命のような新規参入組を応援したくなるわけですが、しかしなぜ金融アイテムによってこうも新規参入組の勝敗が異なるのでしょうね?

 まず新規参入組が「圧勝」したのがネット証券です。こちらは少なくとも個人の株取引については完全に市場を制覇しました。大手証券会社もネット子会社を設立したものの惨敗し、系列子会社は1社も残っておりません。

 その点では前回取り上げた「FX」もそうですね。完全制覇です。

 他方、まだまだサブの位置に留まるのがネット銀行ですが、ただこちらも成長を続けておりますし、特に住宅ローンについては新規参入組がマジョリティとなる日も近いのではないでしょうか。

 そのように考えると多くの金融アイテムについてスピードはともかくとして着実に業界地図が入れ替わってきているわけですが、しかしそうした変化が全く起きていないように見えるのが生命保険というわけですね。

 上記の通り新規参入組のトップランナーであるライフネット生命保険の契約数が20万件そこそこというのは、需要から考えれば間違いなく1桁少ないです。

 割安な保険料の方がいいに決まっていますからね。

 ではなぜこうも生命保険に関しては新規参入組がシェアを取りにくいのでしょうか?

 まず「証券取引」や「FX取引」と異なり、取引頻度が圧倒的に少ないという点が挙げられます。・・・と言いますか生命保険の取引は一生に1回かもしれませんからね(苦笑)。ネットの利便性は訴求しにくいです。

 ただ取引頻度という点では住宅ローンも似たようなものですが、こちらと生命保険が圧倒的に異なるのは商品の分かりにくさ、という点でしょうね。住宅ローンは何といっても「金利」という圧倒的に客観的なモノサシがありますが、生命保険の場合、その保険料は契約内容によって大きく異なります

 また主契約より付帯契約の方がメインであることも多く、だとするとなかなか客観的に比較しにくいですね。

 さらに他の金融アイテムと異なり、生命保険は見直しのタイミングがなかなか得られない、というのも乗り換えが進まない理由かもしれません。基本的には一生に一度の契約なわけですから、よほど明確なメリットや必要性がないと重い腰が上がらないわけですが、長引く金利低下で保険内容は基本的には徐々に悪化しています。

 保険会社が運用利率を約束する「予定利率」が下がっているわけですから、そのしわ寄せは確実に保険料に現れます。その点もまた、金利が下がるとどんどん有利になる住宅ローンと異なる点ですね。

 かく言う筆者も生命保険は乗り換えておりませんで(一応、契約当時の「新規参入組」を利用しておりますが)、それはなぜかと言えば予定利率が確か5%台の時に契約したからですね・・・と思ってこれまでの予定利率の推移を調べてみるとどうやらそこまでは高くなかったようです。人間の記憶なんていい加減です(苦笑)。

 それはともかく、今より良い利率であったことは間違いなく、だとするとやはりなかなか乗り換えの機運は高まってきません。

 しかし。

 それより何より今ひとつ生命保険の乗り換えが進まない背景としては、業法的にも業界的にも、直接的な比較広告であったり、アフィリエイト広告などを通じた第3者による推奨活動が制限されている、という点ではないでしょうか!?

 やはり広告費がどんどん投下され、業者同士がノーガードで殴り合うような商材の方が販売が盛り上がるのは当然ですね。

 もちろん、「お下劣」な比較広告や、完全に詐欺のようなアフィリエイト広告の販売手法もあるわけで、生命保険業界にはそうしたものがないとすれば相対的に「クリーン」ということになるのでしょうけれど、結果的に旧態依然とした業界ムラが生き残っているのであれば、それは消費者のためではなく、「業界のため」ということになってきます。

 その通りなのでしょうけれど。

 安倍政権は携帯料金の引き下げに熱心ですが、携帯料金以上に家計の負担となっているのが生命保険です。ぜひこうしたところにもメスを入れてほしいものですね。

 そのためには繰り返しになりますが、まずは様々な広告手法の全面解禁はいかがでしょうか。これも「岩盤規制」とするなら、壊し甲斐があるような気がします。

 期待したいと思います。

 ということで今回の読者アンケートは「ネット生保のトップランナーであるライフネット生命ですが、成長はすでに頭打ちとなりつつあるようです。あなたのネット生保に対する興味や経験は?」でいきましょう。投票は9月17日まで。

■ネット生保のトップランナーであるライフネット生命ですが、成長はすでに頭打ちとなりつつあるようです。あなたのネット生保に対する興味や経験は?(9月17日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1290







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実況中継!自腹で資産運用~10年5ヶ月目(前月比+0万円)

2016-08-15 09:25:34 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、10年5ヶ月目となります。

 実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1047

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、昨今の株価下落を背景に「積極的な手仕舞い」モードに移り、現時点ではほぼ手仕舞い完了です。

<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。

<3.現在の運用割合>



 現在の運用割合ですが・・・ついに投資資産のかなりの部分を売却し、9割超普通預金となりました!

 国内外の債券日本株先進国株新興国株海外REITもたたき売り、残る投資資産は国内REITだけとなっております。さっぱりしてしまいましたね・・・。

 売却については昨今の株価下落に対して過剰反応してしまった気もしなくはないですが、吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る、です。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月は+0万円・・・と、言いますか+455円ですね。わずかにプラスです。

 つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが上昇したということですが、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラスであってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

 次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



 通算成績としては、ほとんどのリスク資産を売却してしまったこともあり、当面は海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジアの黒字が確定、ということになります。

 逆に言えば海外REIT国内株式/新興市場海外株式/ロシア・東欧海外株式/ブラジル海外株式/インドの赤字もまた当面確定ということになります。

 そうしたわけで「7勝5敗」という全体成績もまた当面はこのままですね。



 全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約74万円となっています。こちらも当面はこのままということです。

 目標としては毎年25万円の利益ということなので、丸10年となる今年4月の目標は「250万円の黒字」が必要だったわけですが・・・重い「宿題」となりそうです。

 先は長いですが、どこかのタイミングで投資を本格的に再開していく中でこの目標値をクリアしたいものです。

<5.今月の追加投資/売却>

 さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたいと思います。まず株式相場を眺めてみるとこうなっています。

■日経平均

 

■アメリカ株(S&P500)

 

■先進国株(円建て)

 

■新興国株(円建て)

 

 先月に引き続き対照的な動きになっておりますね。日経平均、先進国株が低迷する一方でアメリカ株は好調を維持しているように見えます。

 先進国株の中の多くがアメリカ株であることを踏まえれば一見矛盾するわけですが、上記の通り先進国株は「円建て」であることを踏まえれば、為替相場の影響であることは一目瞭然ですね。

 円安になればこうした株価が見かけ上、上昇するのに対して、円高になれば逆に低下することになります。そうしたわけでドル円相場をチェックしてみるとこうなっています。

■ドル円相場

 

 予想通り円高が大きく進んでいますね!一時は120円を超えていたドル円が今や102円ですからね。15%も円高が進んでいるということになります。

 そして円高が進めば輸出企業の業績が悪化し、日経平均も下落することになります。実際のところ、これまでの日本の株価は完全に為替相場に連動しています。つまりは日経平均、円建ての先進国株の下落は全て円高で説明できる、ということですね。

 さらにいつもご案内しているように今の為替相場が恐ろしいのは適正水準がよく分からないという点です。数年前まで80円前後だったことを考えればそのレベルまで円高が進んでもおかしくありません。

 今までの円が安すぎましたし、頼みのアベノミクスも黒田マジックも為替相場には無力となりつつありますからね。

 先週ご案内したように企業物価ベースの購買力平価でみた場合も1ドル=約97円となっておりまして、少なくとも100円超えの円高となってようやく「適正」と言えます。つまりはまだまだ今は「円安水準である」ということです。

 >>>今月の購買力平価

 そうしたわけで上記期間1年のグラフを見れば、円建ての株価的にも為替相場的にもまだまだ投資のチャンスとは言えないわけですが、ただそうした中でも気になるのが上記の通りアメリカ株がスルスルと上昇している点ですね。今年2月の株価を底にして完全に上昇トレンドに入っております。

 実際、アメリカの株価はすでに「過去最高値」を更新中でありまして、絶好調と言って良いかもしれません。羨ましい限りですね。

 となるとアメリカ経済もまた「絶好調」なのかと思いますが、実はそうではありません。他のコラムでもご案内したように「良くなったり悪くなったりほどほどの景気」とも言える状態です。

 ではなぜ「ほどほどの景気」なのに株価が「絶好調」なのかと言うと、このような「強すぎない景気回復」が続くかぎり、アメリカの中央銀行であるFRBの「追加利上げ」をそれほど心配しなくていいからですね。

 景気が良くなれば金利を引き上げ、景気が悪くなれば金利を引き下げるのは中央銀行として当然のことと言えます。景気の良いうちに金利を上げておかないと、不景気の時に金利を引き下げることができなくなってしまうからですね。永遠に金利を引き下げ続けることなどできません・・・マイナス金利政策をとるなら別ですが。

 そのように考えれば「金利引き上げ=好景気の証し」とも言えるわけで過度に恐れる必要はないのですが、現実的には世界の金融市場はこのアメリカの金利引き上げを「過度に恐れている」状態ですね。

 実際、昨年夏や今年の年明けの世界同時株安の要因の1つが「アメリカの利上げ懸念」であったのは間違いありません。それほどまでにアメリカの金融政策の影響は世界に影響を与える、ということですね。

 確かに金利が上昇すれば資金を借りているほとんどの企業からすればコストアップにつながるわけで収益的にマイナスとなるのは間違いありませんが、それ以上に世界の金融市場が恐れているのは投資マネーの動きでしょうね。

 つまりアメリカの金利が上昇すれば、これまで低金利だったアメリカから世界に流れ出ていた投資マネーがアメリカに還流し始めると懸念されているわけですが、その影響を最も強く受けると考えられているのが新興国株です。昨年夏以降の株価下落の中で新興国の株価が一番大きく下落したのもそうした背景があります。

 逆に言えば足元で「ほどほど景気」によってアメリカの利上げ懸念が後退しているのであれば、新興国の株価にはポジティブな影響が出ているはずですが再度上記グラフをチェックしてみると・・・確かに新興国株は他と比較して足元では明らかに好調ですね。

 とすると今後の世界の株価が好調を維持するかどうかというのはアメリカ経済がこの絶妙の「ほどほど経済」を続けられるかどうかにかかっているわけですが、客観的に考えるとそれは難しいように思います。

 景気というのは常に行きつ戻りつを繰り返しながら変動していくものですね。「巡行速度で進んでいく」と考えるのはあまりに楽観的です。仮に失速すればリセッションに入っていくわけですし、逆に過熱すれば利上げが待っています。要するに「どちらに転んでも株価下落」と捉えておく方が現実に即しているような気がするのですがいかがでしょうか?

 加えて悩ましいのが、そのようにアメリカの利上げが遠のけば遠のくほどドル安円高が進んでいく、ということですね。金利が上がれば短期的にはその通貨は上昇する、ということになっておりまして、「金利が上がらない」となればドルが安くなるのは当然と言えます。

 今の円高には、上記の通りこれまでのトレンドの反動国内の金融政策の影響に加えてアメリカの金融政策も強く影響しているわけで、日本の個人投資家からすれば、強い向かい風が吹いている状態です。投資をしてみよう!という気にはなかなかならないですね・・・。

 ではいつ投資を再開するかと言うと・・・毎回ご案内しているように、いつか来るであろう世界的なリセッション=景気後退の後に再参戦というのが良さそうですがいかがでしょう。

 概ね10年に一度繰り返されている世界的な金融危機を思い出せば、リーマンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目となりそうです。もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが・・・。

 年々もじっと待つというのはそれはそれでストレスを感じなくもないですが、もちろん大切なのはストレスの有無などではなく着実・堅実な運用リターンです。

 フォローの風が強く吹くことをのんびり待ち続けたいと思います。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 当サイトのポートフォリオは引き続き1位を維持しています。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。

 ※最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。本サイトはこちら






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8月の世界の株価収益率を更新しました。

2016-08-13 21:54:46 | Weblog
8月の、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。

<1.株価収益率(PER)とは?>

 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。

 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。

 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。

 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


<2.今月の株価収益率>

 8月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。



 8月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は14.25倍で、今月は14.51倍ということですね。

 上がったということは株価が「割高」になったということになります。株価が割高となる要因は以下の通りです。

 ・株価が上がる
 ・企業収益が減る


 ここでいつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。

■日経平均株価(6ヶ月)



■日本を除く、世界の先進国の平均株価(円建て:6ヶ月)



■世界の新興国の平均株価(円建て:6ヶ月)



 確かにどの指数も6月末ごろを底にしてジリジリ・ジワジワ上昇しているように見えます。中でも新興国株の上昇トレンドはしっかりしていそうですが、具体的な数値をチェックするとこのようになっています。

・日本 :上がる(16,498円→16,919円)
・先進国:下がる(503ポイント→489ポイント)
・新興国:上がる(751ポイント→756ポイント)


 日本株新興国株は確かに上昇している一方、意外と先進国の株価は下がっておりますが、まぁこれはたまたまということでしょう。トレンドとしては先進国株も回復傾向にあるのは間違いありません。

 また日本株も気が付けば17,000円手前ということでなかなか好調です。五輪の影で日本株も頑張っているということですね。

 従って今月、PER=株価収益率が上昇したのは「株価が上がったから」と結論づけて良さそうです。

 ちなみに毎月ご案内しているように、これらの指数に大きな影響を与えているのが為替相場です。日本株の動きは為替相場の動きに連動していることに加えて、残り2つの指数もいずれも「円建て」であり、円高になれば低下、円安になれば上昇するからです。

 特に最近は為替相場が大きく変動していますからね!その影響は大きそうです。

 と言うわけで為替相場のグラフをチェックしてみるとこうなっています。

■ドル円相場

 

 グラフを見る限り・・・さらなる円高を探るような展開ですね!そうした中で日本株が上昇していたり、円建ての外国株の株価が回復しているというのはどういうことなのでしょう!?今までになかった展開です。

 もちろん「円高株高」が進むケースというのは全く考えられないわけではありませんが、その場合というのは国内でよっぽどの「買い材料」が出てくる時ですね。もしかすると安倍政権による新たな財政出動への期待が高まっているのかもしれませんが、そうした期待だけで株価が高値を維持するのは難しいと思います。

 為替相場が間違っているのか、株式相場が間違っているのか、今後の動きに注目したいと思います。

 なお、そうした為替相場の動きを考慮しなければ、つまり外貨建てでは海外株は絶好調ですね。その総本山であるアメリカの株価はこのようになっています。

■アメリカ株価(S&P500)

 

 完全に上昇基調に戻ってきておりますね!数値としても過去最高を更新している状況です。その理由としては新聞で「適温経済」と表現されているように「まぁまぁ景気が良い状態」が維持されているから、ということなのでしょうね。

 普通に考えれば「景気がよければよいほど株価が上昇する」と考えられますが、そうならないのは今のアメリカ経済には常に「利上げ懸念」があるからですね。

 つまり、景気が十分強いと判断されればアメリカの中央銀行であるFRBが「利上げ」に踏み切ると心配されているわけです。

 景気が良ければ金利が上昇するのは当然ですし、今の段階で金利を上げておかないと今度不景気になった時に「利下げ」で対応できません。そうしたわけで「利上げ」を過度に恐れる必要はないわけですが、実際には世界の金融市場がこのアメリカの利上げを恐れていますね。もはや「利上げ恐怖症」と言ってもいいかもしれません。

 昨年夏以降の株価下落の要因は「中国本土株の下落」に加え、この「アメリカの利上げ懸念」だったわけですからその負の影響力は確かに大きいものがあります。

 そうしたわけで、今のアメリカの「景気は悪くないが、とは言いつつFRBが利上げできるほどではない」という状態はまさに「適温=ちょうどいい温度」ということなのでしょうね。

 とは言いつつ、ずっとこうした状況が続くと考えるのはやはり楽観的すぎると思われます。先月も述べましたが、経済は常に行きつ戻りつをするわけで、その点では今後巡行速度をずっと続けるよりも過熱したり失速する可能性の方がはるかに高いですね。

 しかしアメリカ株がそのように現時点では絶好調な一方で、そうは言いつつ為替は円高傾向、というのは日本の投資家からすればなかなか悩ましい状況ですね。

 実際今月は円建てで見れば、たまたまかもしれませんが、アメリカ株を含む先進国の株価は下落しているわけですからね。

 投資をするにしてももう少し様子を見てからの方がよさそうです。

 具体的には円高がピークとなればいよいよ投資のチャンスが訪れることになります。じっくり待ってみるのはいかがでしょうか。

 個別の株価収益率=PERはこのようになっています。



 今月の割高市場は先月に引き続きアメリカ/ナスダック市場ですね。

 次の15倍以上20倍未満のゾーンですが、南アフリカ/全株イギリス/FT100アメリカ/NYダウインド/SENSEX市場日経平均ブラジル/ボベスパ市場となっています。

 もちろん株価は割高の時よりも割安の時に購入した方がいいわけで、これから株式投資をご検討の方はこうしたPERの状況にも注意しながら、なるべく割高な市場・タイミングは避けて投資先を選別していただければと思います。

 だからと言って「低ければいい」というものではないのは申し上げた通りですが。

 各株価指数のPERの具体的な推移はこちらをご参照ください。

>>>世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)推移はこちら
  http://www.ginkou.info/modules/per/






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住信SBIネット銀行:プレーオフ最大0.55%

2016-08-12 13:29:41 | Weblog
先週の当欄では、オリンピックに対して全く盛り上がっていない自分が心配と述べましたが・・・おかげ様でしっかりドハマリしております。ホッとしております(笑)。

 在宅中は常にNHKと民放の2画面状態です。今までで一番ドハマリしているかもしれません。いやはや。

 その理由は・・・やはり全体的に毎日選手が活躍しているから、ということでしょうね。体操、競泳、柔道を筆頭に、卓球も興奮しましたし、ラグビーもすごかったです。女子バスケも頑張っておりますし、ホッケーやアーチェリーは日本ではマイナースポーツながら見てみるととても面白かったです。

 テニスもどこまでいけるのか楽しみですね。

 またこれまでのオリンピックは女子の強さが目立ちましたが、今回は男子が引っ張っているのも興味深いです。もちろん、どちらも協力しあって結果を出してほしいものです。

 そうしたわけで今週は遅寝&早起きと完全に睡眠不足になっておりますが、4年に一度の祭典ですからね。仕方ありません。

 しかし残念なのは日本が強い種目が前半に集中していることですね。もう少し分散してくれるともっとLIVEで楽しめるのですが。その点では後半に出てくる選手がぜひ見せ場を作ってくれることを期待したいと思います・・・と思ったらレスリングがありましたね。楽しみです。
 
 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・

■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」

 ・10年間 : 0.15%


 ついに0.1%台まで下がったのですね・・・「好金利継続」というキャッチコピーが虚しく響くわけですが、現状ではこれでも確かに「好金利」であるのは間違いないのでしょう。

 ちなみに同じシリーズで金利が徐々に上昇していく「ステップアップタイプ」の金利はこのようになっています。

■楽天銀行「楽天エクステ預金(ステップアップ)」

 ・1年目 : 0.01%
 ・2年目 : 0.02%
 ・3年目 : 0.03%
 ・4年目 : 0.04%
 ・5年目 : 0.05%
 ・6年目 : 0.06%
 ・7年目 : 0.07%
 ・8年目 : 0.08%
 ・9年目 : 0.09%
 ・10年目 : 0.16%


 平均すると10年で「0.061」%ですね。「フラットタイプ」と比べると明らかに見劣りする上に、こうした仕組み預金は「金利が下がるかそのまま」であれば継続されずに満期を迎えることになりますので、「フラットタイプ」の方が有利なのはほぼ間違いありません。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.4」。真ん中が3つ★ですから、それを下回る残念な結果ですね。

 金利水準を考えれば当然のような気もしますが。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月5日まで。

>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1287

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=873

 今回は、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.110%とやはりマイナスです・・・。

 ただ先週もご案内しましたが、以前の-0.3%前後と言った極端なマイナス水準からは上昇し、合理的に説明できる水準に戻ってきました。日銀の「マイナス金利深堀期待(懸念?)」が後退している、ということなのでしょう。

 それでも依然、マイナス水準ではあるのですが・・・。

 預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。

 さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆にこれ以上金利が下がる前に長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。

 後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが、前回も取り上げた仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

 ・途中で解約できない
 ・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


 そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

 <フラット型>

 ・最短1年、最長10年タイプ : 0.23%

 <ステップアップ型>

 ・最長10年タイプ : 当初1年/0.10% → 延長された場合10年目/0.55%


 それなりの水準ですね。市場金利も定期預金金利も低下し、限りなくゼロに近づいている現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。

 さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.23%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。

 一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.233%」ということで・・・つまり見た目と異なり両者の金利設定にあまり差はないということですね。

 同じ銀行の同じ期間の商品ですので当然かもしれませんが。

 ちなみにこうした仕組み預金は、今のように金利がなかなか上昇しない中では延長されずにそのまま満期を迎えることが多いですね。仮にそうなった場合の金利は以下のようになります。

 <フラット型>

 ・1年 : 0.23%

 <ステップアップ型>

 ・1年 : 0.10%


 こうした期間の長い仕組み預金で、「延長されないことを期待する」というのはあまり健全ではありませんし、実際延長されている回号もあるようなので、基本的には最後まで延長されることを想定して「10年間使わない資金」で利用すべきですが、仮に延長されないと、預け入れ期間から見れば「まずまずの金利」ということになります。

 延長されても、されなくてもそれなりに魅力的、ということですね。

 では実際に延長の有無はどのようになっているかと言うと、ここまで金利が順調に低下していきていることもあり、基本的には1年~2年で終了ということになっているようです。

 https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/playoff_close_2013

 特に2013年以前に募集されたものはすべて既に償還されております。上記の通り、これは金利が低下してきたからであり、今後もこのような取り扱いが続くかどうかは分かりませんが、結果的に長く継続されたことはない、という点は頭の片隅に入れておいていただければと思います。

 ちなみに前回の回号は2016年8月11日まで、ということで一旦販売休止期間に入っておりますが、次回の募集は8月17日に始まりますので、興味がある方はチェックしてみてください。

 ここで主要な銀行の5年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■5年もの定期預金金利比較(100万円以上)

 ・住信SBIネット銀行 0.23% ※仕組み預金、最長10年
 ・オリックス銀行    0.17%
 ・あおぞら銀行     0.15% ※インターネット支店
 ・関西アーバン銀行   0.15% ※インターネット支店
 ・楽天銀行       0.15% ※仕組み預金、最長10年
 ・楽天銀行       0.06%
 ・住信SBIネット銀行 0.05%
 ・じぶん銀行      0.03%
 ・ジャパンネット銀行  0.02%
 ・ソニー銀行      0.01%
 ・三菱東京UFJ銀行  0.01%


 商品性や期間が異なるため単純比較はできませんが、この期間の金利水準だけを見れば、オリックス銀行と上記住信SBIネット銀行のプレーオフが好水準と言えそうです。

 ではこの住信SBIネット銀行が取り扱う、金利が最大0.55%となる、仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・制約はあるもののそれなりの金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は9月12日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


住信SBIネット銀行が取り扱う、金利が最大0.55%となる、仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価は?(投票は9月12日まで) >>>投票はこちら







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新生銀FX参入 FXは魅力的?

2016-08-10 13:31:27 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数選択可>金融広報中央委員会の金融リテラシー調査では、50代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%にとどまった、とのことですがあなたは老後の資金計画を立てている?」では・・・

 1位:老後資金の必要額を認識している(していた) 27%
  〃:老後資金はまだ確保していないが準備は順調 27%

 3位:年金の受給金額を認識している(していた) 13%
 4位:老後資金計画を策定している(していた) 9%
  〃:老後資金を確保している(していた) 9%
  〃:老後資金を全く確保できていない 9%
 7位:老後資金はまだ確保していないが準備は低調 4%

 となりました。これをいつものように投票者ベースで換算するとこうなります。

 1位:老後資金の必要額を認識している(していた) 50%
  〃:老後資金はまだ確保していないが準備は順調 50%

 3位:年金の受給金額を認識している(していた) 25%
 4位:老後資金計画を策定している(していた) 17%
  〃:老後資金を確保している(していた) 17%
  〃:老後資金を全く確保できていない 17%
 7位:老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%

1位は「老後資金の必要額を認識している(していた)」と「老後資金はまだ確保していないが準備は順調」が同率で並んでいます。5割、ということですね。

 3位以下も「年金の受給金額を認識している(していた)」、「老後資金計画を策定している(していた)」、「老後資金を確保している(していた)」が続き、全般的に老後資金の準備はとても順調ということのようです。すばらしいです!

 逆に言えばちょっと心配な方々の割合ですが

 ・老後資金を全く確保できていない 17%
 ・老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%


で、両方合わせて25%。ちょうど全体の4分の1になる計算です。何だか・・・とてもリアルな割合ですね・・・。正直に回答いただきありがとうございます。

 老後資金の確保は残り20年あれば十分間に合いますが、10年を切ると徐々に難しくなってきます。仮に50代でまだ準備が低調の場合は焦ってくると思いますが心配には及びません

 前回のコラムでご案内したように60才以降、65才以降も働くことにすれば老後マネーの収支は劇的に改善するのですね!特に鬼門は60才~65才の間の「無年金期間」ですので、ここを乗り切れば後はかなり楽になります。

 働いている間は無駄遣いもできませんしね。

 ちなみに仮にアルバイトなどで月10万円稼ぐとすると、年間120万円。これを0.05%の個人向け国債に換算すると「残高24億円相当」ということになります(笑)。つまり低金利の今の時代、働くことはこんなにも価値あるものとなっているわけですね。

 筆者も含め勤労者の皆さんはぜひ胸を張っていただければと思います(笑)。3,000万円にせよ、5,000万円にせよ、1億円にせよ、必要な老後資金をはるかに上回る「資産」となることは間違いありません。

 その点ではもし老後資金の準備が不首尾かつリカバリー不可能な場合は、今すぐ60才以降も働けるスキルを身に付ける方向へ舵を切った方がいいかもしれません。単なる資格というより、もう少し実践的なもの・実務的なものですね。

 それこそ土日の副業から始めてみると、自分のバリューや足りないところが見えてくるかもしれません。

 また、今の40代以上は最も人口が多い世代に属しておりますので「自分が欲しいもの=需要」であるという強みがあります。とすると今欲しいものや、これから欲しくなるであろうものは今後需要が拡大するのは確実ですのでそうした業界に片足を突っ込んでおく、というのも保険となりそうですね。

 かく言う筆者も全く他人事ではありませんので心しておきたいと思います。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは9月3日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1286

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1052



            --- Ginkou ---

新生銀がFXに参入 大手銀初、楽天証券と連携

http://www.nikkei.com
 
 新生銀行は楽天証券と連携して外国為替証拠金取引(FX)サービスに参入する。大手銀のFX参入は初で、22日からサービスを始める。楽天証券のFXの運用システムを利用し、収益を両社で分け合う。日銀のマイナス金利政策を背景に預金などの利回りは低迷している。高リスクでも多額の利回りが期待できるFXの需要が高まるとみて、顧客開拓に乗り出す。

 FXは、業者に預けた証拠金の数倍から数十倍の外貨を売買できる取引。外貨預金よりリスクが高い反面、相場によっては多額の利益を得られる。新生銀はスマホなどの利用頻度が高い若い顧客らに対し、運用手段の一つとして売り込む。

 新生銀は今夏から米ドルやユーロ、英ポンドと円などの主要通貨を含む23のペアを対象にサービスを開始。取引数量は1000通貨単位からで、実質的な手数料にあたる売値と買値の差(スプレッド)は米ドル・円取引で0.5銭前後とする。

 顧客がリスク管理できるよう、取引上限は証拠金の1~25倍まで5段階のコースから選べるようにした。

 取引を始める際には、新生銀の普通預金などの総合口座を開設した上で、FX向けの専用口座をつくる。総合口座と専門口座は同じIDとパスワードで取引でき、ネットを通じて24時間、専用口座に資金を移せるようにする。

 近年、FXにはネット専業銀行が相次ぎ参入している。大手銀行では傘下の証券会社が手掛ける例はあるが、銀行本体では初という。新生銀は外貨預金や外貨送金など外貨関連のサービスでノウハウを蓄積しており、参入に踏み切った。


〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 上記記事の通り、新生銀行がFXに参入するようですね。特に感慨はないですし、だからどう?という気もしないではないですが、ニュースバリューとしては「大手銀初」ということのようです。なるほど、そこがポイントですか。

 筆者自身は良い意味で新生銀行に「大手銀」というイメージは持っておりませんが、資産規模としてはそうなるのかもしれません。

 そのFXの提供形式ですが、楽天証券が運用システムを提供する、とのことです。楽天証券はFX業界の中ではマイナーな会社なのではないかと思いますが、FXでメジャーどころと言えばSBIFXトレードやDMM.com証券、GMOクリック証券などであり、提携するには少し心配が先に立つかもしれません。システムの安定性もよく分かりませんしね。

 そうした会社の「」を考えると楽天証券というのは妥当ということなのでしょう。実際には新生銀行も楽天証券もそれなりの頻度でシステムがダウンしていると思いますので他人のことは言えないわけですが。

 また、GMOクリック証券はあおぞら銀行と提携してネット銀行の設立を目指しており、金融業界の有力プレーヤーに育ちつつある点は申し添えておきたいと思います。

 それはともかくとして、その「新生×楽天」FXのサービスの中身を見てみると、取引は1,000通貨単位からということで使いやすい設定です。レバレッジが25倍なら元金4,000円程度から取引できるということですね。

 気になるスプレッドも0.5銭ということで、業界最安値が0.3銭程度ですからそれに準ずるかなり魅力的な水準となっています。

 レバレッジが1~25倍まで5段階のコースから選べるのもよいですね。今のように為替相場の変動が激しいと、25倍ならすぐにロスカットされてしまいそうです。為替レートが3円動けばロスカット、という感じでしょうか。

 ということで基本スペックは悪くなさそうですが引っかかるのが「FX向けの専用口座をつくる。総合口座と同じIDとパスワードで取引でき、ネットを通じて24時間、専用口座に資金を移せるようにする。」という点ですね。

 要するに口座内でシームレスに取引できるのではなく、全く別の口座にいちいちログインしないといけないことが示唆されています。

 もしそうであれば・・・わざわざこの「新生×楽天」FXを利用する必要性や魅力は大きく後退します。それこそSBIFXトレードの口座であっても利便性は大きくは変わらなそうですからね。スプレッドはSBIFXトレードの方が低いわけですし。

 結局は利便性次第、ということでしょうか。

 ちなみに筆者自身は最後にFX取引をしてからもう10年近く経過しています。確かリーマンショック直後の円高局面で円ショート=「外貨売り円買い」取引をしたわけですが、儲かった思い出が全くありません。

 と言うか間違いなく損をしてクローズしたのではないかと思います。

 それ以前もリーマンショック前に取引をしてロスカットを食らってやめた思い出がありますので、要するに筆者のFX取引履歴は散々な結果だということです。したがって今もFX取引に対する情熱はゼロです。

 そもそもこれから為替相場が円高に向かうのか円安に向かうのかさっぱりわかりません。トレンドとしては完全に円高傾向ですが、アメリカ経済が復調してくれば円安に向かうことになります。

 一方、アメリカの大統領選挙の結果次第では大きく円高に振れることも、逆に円安に振れることも考えられます。つまりは全く読めない、ということですね。

 実際のFX取引はそうしたファンダメンタルズよりはもっとテクニカル寄りの短期的な取引なのかもしれませんが、だとするとなおさら興味が湧きません・・・。

 ただそのように相場に不透明感があり、動きが荒い時にこそ投資意欲を駆り立てられる方もいるかと思います。果たして世の中のFXに対する関心は高まっているのでしょうか?

 ということで今回の読者アンケートは「新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービスを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や景観は?」でいきましょう。投票は9月10日まで。

■新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービスを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や景観は?(9月10日まで)
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