さて、先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧と証券会社比較を更新しました。
なお、先週更新した口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較についてはこちらからご確認ください。
■今月の金利更新(その1):http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=654
5.外貨預金・外貨定期預金比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20
今月は
住信SBIネット銀行の「米ドル定期預金特別金利キャンペーン」が新しいキャンペーンですね。
為替相場の変動が大きくなっている中で、外貨預金への関心も高まっているのではないかと思います。外貨預金キャンペーンも盛り上がることを期待したいと思います。
さて評価ですが、いつものように
楽天銀行、
ソニー銀行、
三井住友信託銀行、
住信SBIネット銀行に加え、高金利が魅力的な
東京スター銀行、そしてキャンペーンが魅力的な
じぶん銀行を★★★としています。
米ドルは、リーマンショック後のアメリカの金融緩和の影響を受けてずっと下落が続いてきました。つまり円高が進んできたということですね。
しかしながら。
自民党への政権交替が徐々に現実味を帯びてきた昨年12月から円安を試す動きとなり、あっという間に100円を超える円安となりました。完全にスピード違反と言える状態です。
これは、貿易収支の赤字による実需の円安圧力に加え、4月4日に発表された「異次元」と形容される、日銀の新たな金融緩和策の影響が大きいですね。
さらに海外に目を向けると、アメリカ経済は一足早くリーマンショックから立ち直り、金融緩和の出口戦略すら議論されている状況ですね。これも円安要因となってきます。
ただし、5月から6月にかけて急激に進んだ円安の反動から95円前後まで円高が進みましたが、足元では99円前後と方向感が分かりづらい動きになっています。
典型的なフラッグ状態ですが、最終的に均衡した後で、円安となるのか、円高となるのか気になるところですね。
もちろん日本の個人投資家からすればやはり円安トレンドの方が投資しやすいですね。久しぶりの円安局面がもう少し長く続くことを期待したいと思います。
<ドル円為替チャート(1年)>
一方、対ユーロでは130円を超え、じわじわと円安が続いているように見えます。
<ユーロ円為替チャート(1年)>
それとは対照的に豪ドルは引き続き円高傾向ですね。こうした動きの違いは興味深いところです。
<豪ドル円為替チャート(1年)>
なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、
住信SBIネット銀行が1位となっています。
■外貨預金ランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#4
6.投資信託比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17
今月の新しいキャンペーンは、
住信SBIネット銀行の「SBI証券口座開設キャンペーン」と、
楽天銀行の「楽天証券口座開設プログラム」ですね。
投資を検討されている方はぜひこういったお得なキャンペーンを利用してみてください。
さて、評価ですが★★★は、上記の通り積極的なキャンペーンを実施している
住信SBIネット銀行と
楽天銀行としています。
また、投資信託のラインナップについては、多くの銀行でラインナップが充実してきて、さらにメガバンクもノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から
住信SBIネット銀行(SBI証券)、
楽天銀行(楽天証券)と
ジャパンネット銀行を★★★としています。
なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、
住信SBIネット銀行と
新生銀行が同率1位となっています。
■投資信託ランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#5
※投資信託リターン率(1年)ランキング
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4
投資信託のリターン率ランキングを見ると・・・やはり先月に引き続き
日本小型株ファンドが1位を占めていることに加え、指数の倍以上値上がりするブルベアファンドも含め、上位10ファンドすべてが日本株ファンドという大盛況ですね。
リターン率も軒並み100%を超えており、これは1年で倍以上に増えた、ということを意味します。ものすごい上昇率ですね!そして1位の「
JASDAQ-TOP20指数ファンド」については何と1年で339%。つまり4倍を超えるリターンだったことになります。凄まじいですね・・・。
ただ一方で、先月のこのファンドのリターン率が400%を超えていたことを勘案すれば落ち着いてきているのも事実です。このファンドが躍進した主因はおそらく「パズル&ドラゴン」のヒットで株価を大きく伸ばした
ガンホー株ではないかと思いますが、その株価の推移はこのようになっています。
1年前と比較すると見事な上がりっぷりですね!ただし、とりあえずのピークが過ぎつつあるのも間違いなさそうです。一時16万円くらいまでいったものが足元では7万3,000円ということですね。ピークから半分以下ということになります。それでも「高すぎる」感はなくもないですが・・・。
ちなみに、先月もご紹介しましたが、4-6月期決算が赤字に転落した、先輩のITベンチャーである
mixiの株価はこのようになっています。
2007年から2008年にかけて2万円を超える株価をつけた後に下落を続け、足元ではちょうど1,200円ということです。IPO時が1万5,000円前後だったようなので、1割以下となった計算ですね。ガンホーが同じ道をたどるかどうかは全く分かりませんが、短期的に上昇したものは短期的に下落する可能性があることをお含みおきいただければと思います。
そう考えると、ここ数ヶ月続いていた日本小型株ファンドの好調もいよいよ曲がり角を迎えつつある、ということですね。実際、上記「
JASDAQ-TOP20指数ファンド」の指数もこのようになっています。
やはり右肩下がりですね・・・。ご注意ください。
こうした日本小型株ファンドの高いパフォーマンスがいよいよ一段落すると、次はどういったファンドが成績上位に名を連ねるのでしょうね?そちらは楽しみにしたいと思います。
7.カードローン比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30
まず銀行系のカードローンを比較してみます。★★★は、信用力があって最低金利が3.0%と低い
オリックス銀行の「オリックス銀行カードローン」と、3.3%の
三井住友カードの「三井住友カードゴールドローン」となりました。
また、
ジャパンネット銀行が「ネットキャッシング」の最低金利を2.5%まで引き下げたようですね!こちらも★★★としておきます。
次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。
この中では、一旦返済すれば何度も1週間無利息になる、新生銀行グループの
シンキと、最低金利が4.7%となっている
アコム、そして4.8%となっている
モビットを★★★としました。
なお、2013年の当サイトのカードローン人気ランキングでは
オリックス銀行と
三井住友カードが1位となっています。
■カードローンランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#7
8.セキュリティ比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18
今月の動きといえば、まず
みずほ銀行が10月からメール方式のワンタイムパスワードの取り扱いを開始するようです。ただしあくまで、みずほ銀行が本人以外からのアクセスと判断した場合のみメールで送られてくるもののようで、ちょっと「受け身」の認証方式と言えそうです。
また、三井住友銀行も10月から、新たな認証方式である「
パスワードカード」の導入を発表しています。既存のワンタイムパスワードとどう違うかは分かりませんが、最新のシステムだと思いますので防犯効果はかなり期待できそうですね。
このように各銀行がセキュリティ強化を急ぐ理由はと言えばもちろん、インターネットバンキング経由での不正送金被害が増加しているためですね。報道によれば8月までに被害額が4億円を超えた、ということです。オレオレ詐欺などと比較すれば被害額は二桁少ないですが、それでももちろん注意が必要です。
そうした不正送金の主な手口は不正なポップアップ画面によるものです。
具体的にはウイルスに感染したコンピューターで、メガバンクなどのインターネットバンキングにログインすると、不正なポップアップ画面が表示されて、そこに騙されて乱数表の番号などを入力してしまうと、情報が盗まれ、犯人に不正にログインされてしまう、という手口です。
確かに巧妙ですし、こうしたウイルス感染を完全に防ぐことはできないのかもしれませんが、自衛手段は簡単ですね。フィッシングメールと同様に、「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということに尽きます。
インターネット上でいくら不正な細工をしても、手元にある乱数表の数字の情報を直接奪うのは不可能です。被害に遭うのはこうした数字を全て入力してしまった場合だけですね。結局のところ、最後はパソコンではなく人が騙されるかどうかにかかっています。今一度、上記原則を胸に刻みこんでいただければと思います。
通常、乱数表の入力は3マス程度だと思いますが、4マス以上だと「おかしいぞ?」と思う姿勢が重要ですね。
ここで評価のポイントですが、以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。
<評価のポイント>
1.生体認証カード
2.ICカード
3.乱数表
4.ワンタイム・パスワード
5.出金メール通知
6.不正利用保険
★★★は
みずほ銀行、
三井住友銀行、
楽天銀行、
シティバンク銀行の4行としました。
なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは
住信SBIネット銀行が1位となっています。
■セキュリティランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#9
9.証券会社比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=31
株式の現物手数料については、
SBI証券と
楽天証券、
マネックス証券、そして
GMOクリック証券がずば抜けて低いですね。特に利用する回数が多そうな、売買金額が10万円までが150円以下、50万円までが400円以下、100万円でも650円以下と、1,000円を大幅に切る水準ですね。魅力的です。
この
SBI証券と
楽天証券、
マネックス証券、そして
GMOクリック証券を★★★としました。
また、証券会社の口座開設キャンペーンについては、取引条件がいろいろありますが最大で3万円程度もらえるわけで、どうせ口座を開設するなら、ぜひこういったキャンペーンを併用していただければと思います。
さて株式相場ですが、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災が転機となり大きく下落し、その後はどんぶらこ、どんぶらこと、日経平均で言えば8,000円から9,000円の間を行ったり来たりする日々が続いておりました。
そんな低位安定中だった日本の株価ですが、昨年末から上昇を始め、日経平均はあれよあれよと言う間に1万円を突破し、一時は16,000円に迫るところまで上昇しました!完全にスピード違反だったわけですが、得てして相場が過熱する時というのはこんなものなのかもしれませんね。
このように株価が上昇した最大の要因はアベノミクスによる大規模な金融緩和期待ですね。金融緩和が実施されれば原則的には円があふれることから、円安要因となるわけですが、実際に金融緩和への期待が高まるにつれ大きく円安が進み、それと歩調を合わせるように株価も上昇してきました。
ただ急激な株式の上昇は、急激な株価の下落リスクも同時に育むわけで、5月から6月にかけて一転して株価は大きく下落しました。日経平均は12,000円台まで低下したのですね。
いよいよアベノミクスバブル=金融緩和バブルも終焉かと思ったわけですが・・・今回は結構しぶといですね。足元では14,400円まで戻ってきました。
こうした最近の粗い株価変動の主因はアメリカの金融緩和縮小懸念だと言われています。つまり、アメリカの金融緩和が早期に縮小するという見方が広がれば株価が低下し、その逆であれば株価が上昇する、ということですね。
そう考えると金融緩和がずっと続いてほしいと思わないでもないですが、しかしなぜアメリカで金融緩和の縮小が議論されているかといえば、それはアメリカの景気が順調に回復しているからですね。
景気が回復すると、金融緩和の縮小が意識され、株価が下がるというのは何だか化かされている気もしなくはないですが、いずれにしても世界経済はアメリカを中心に回復傾向にあり、短期的に株価が下がることはあっても、心配しすぎる必要はないと思うのですが、いかがでしょうか?
加えて、2020年の東京オリンピックが決まり、株価は再度上昇傾向となってきました。オリンピックの経済効果が本当はどれくらいあるのか誰にも分からないわけですが、中長期的な株価の上昇に期待したいと思います。
<日本の株価/日経225(1年)>
世界の株価も、為替相場の影響もあり、日本の株価とほぼ同じ動きをしています。高値を試す展開ですね。
<世界の株価/MSCIコクサイ(1年)>
なお、2013年の当サイトのユーザー人気ランキングでは
GMOクリック証券が1位となっています。
■証券会社ランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#10
各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2013年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。
■投票募集中!みんなで選ぶ「2013年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16
人気blogランキングへ(別ウィンドウ)
>>>間違いだらけの銀行えらび ~ 銀行.info<<<
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
右肩上がりで金利がドンドン上がる。最新の金利は?
右肩上がり円定期
わずか1週間で驚きの高金利
スターワン1週間円預金
2週間満期預金と高金利の定期預金キャンペーン
新生銀行
高水準の円預金
オリックス銀行
特別な高金利プログラム継続中
じぶん銀行
好金利のネット定期預金
あおぞら銀行インターネット支店
口座サービスランキング1位
住信SBIネット銀行
FXランキング1位。圧倒的なローコストで外貨取引を楽しむなら
SBI FXTRADE
証券会社ランキング1位
GMOクリック証券
気になる円預金・円定期預金の金利はここでチェック!
円預金・円定期預金 金利比較一覧
気になる住宅ローン金利はここでチェック!
住宅ローン金利比較一覧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★最新の銀行キャンペーン一覧はこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★みんなで選ぶ!★2013年、読者が選ぶ銀行ランキング募集中です。投票はこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★人気Blogランキング★http://blog.with2.net/link.php?41491